SNH48運営会社が自主退団メンバーに賠償請求文書を郵送

SNH48一期生正式メンバーのうち、初期に正式に退団した雨婷儿、胡美婷の後、最近、王費澌、何軼琛の2名も正式に退団している。

それ以外に、俞慧文、張馨方、蔣羽熙の3人はまだ正式発表がないが、事実上退団している。

このうち、俞慧文、張馨方の2名に対して、SNH48運営会社の上海久尚が入団時の契約にのっとって、違約金500万人民元(=約8,000万円)を支払うよう、律師函(弁護士の書いた手紙)を送ったらしい。

まず、同じ時期に退団した王費澌、何軼琛に違約金請求されていないことから、王費澌、何軼琛は運営会社側の都合で解雇されたのだろうと推測できる。

逆に、俞慧文、張馨方の2人は、運営会社としては契約を継続したかったのに、本人の意思で退団したため、今回の違約金請求になったと考えるのが自然だ。

俞慧文は、ファンから「君が律師函を受け取ったと言っている人がいるけど、本当?」と質問されて、下図のように「うん。受け取ったよ。でも関係ない、法律に従った手続きでしょ」と、俞慧文らしくあっさり返信している。

じゃあ俞慧文、張馨方は8,000万円もの違約金を支払う必要があるのかというと、実はそうではない。

上海久尚が違約金を請求するには、請求訴訟を起こす必要があるらしく、その訴訟費用として上海久尚は5万人民元近くを支払う必要がある。

資金が潤沢とは言えない上海久尚が、5万人民元を2人分、つまり10万人民元近くの訴訟費用を払えるはずがない。

つまり、上記の2人にわざわざ弁護士の書いたレターを送ったのは、他のメンバーや、二期生選抜に応募してこれからオーディションを受ける少女たちへの「見せしめ」だろうとのこと。

以上、どこまでが真実かは中国のことなので誰にも分からないが、ちょっとしたネタとしてご紹介した。