元二期生の王佳路がSNH48三期生をめざす子たちに学業のアドバイス

2014/02/07のツイートで退団を宣言したSNH48元二期生の王佳路が、三期生オーディションを受けようとしている現地中国の女の子たちに学業との両立についてアドバイスのツイートをしている。

SNH48メンバーの仕事と学業の両立の背景が少しわかるので、試訳しておく。

王佳路「ここでね、学業の問題をちょっと説明しておく。三期生オーディションの受験準備をしている子たちに転送してくれるかな。(訳注:SNH48に入団して)一年目はきっと休学することになる。一年目は学校にもどって授業に出ることは出来ない。一年後、もしあなたの学校が上海ではなかったり上海の近くじゃなかったら、基本的に学校には戻れない。私はもう半年休学したし、芸術科試験の時期も逃したから、今年はもう大学受験ができない。学校が始まったら、私はまた高校二年生の半年間をもう一度やりなおしになる。でもSNH48の運営が協力して上海で学校を探してくれる。ただしきっと大学には入れない。上海の進学率は厳しいから。三期生に挑戦する子たちはこの点を必ずよく考えて、ご両親としっかり相談してよ~三期生がんばれ!」
2014/02/09 09:17

つまりSNH48の運営会社は、上海から遠く離れた土地からやってきたメンバーに上海の学校を紹介することはできるが、総合大学、専科大学を含む大学(中国語で言う「普通高校」)は紹介できない。大学入学には試験に合格する必要があるので、SNH48運営が大学の世話まで出来ないのは当然だ。

ただ、このツイートのコメントで王佳路が書いているが、日本の専門学校にあたる学校なら、運営が世話してくれる可能性はあるとのこと。しかし専門学校では、SNH48を退団した後の就職で、当然、大学卒よりも不利になる。

ちなみにチームSII一期生のSAVOKI(趙嘉敏)は高校1年生だが、現地ファンの情報によれば、実家のある深センの私立深セン外国語学院の高校から、上海にある私立上海外国語大学西外外国語学校に転校したらしい。

これは、同じチームSII一期生のワンワン(邱欣怡)が通っている学校で、ワンワンの両親の協力で入学できたとのこと。どちらにせよ私立なので実家に経済力がないと入学できない。