SNH48二期生・楊雅如の退団長文ツイート

中国の旧正月(春節)明けに中国ツイッター(新浪微博)の個人アカウントで退団ツイートをした、元二期生の楊雅如(ヤン・ヤールー)だが、長文ツイートで改めて退団のメッセージをツイートしていたので、試訳する。


親愛なるそして可愛いみなさんへ

みなさんこんにちは、私は如如(ルール―)です。実はとても長い話をみんなに書きたかったけど、私は寝るのが好きなので(私は眠りの神様)ずっと書かずにいたことを、おわびします。

アイドルになれるなんて思いもしなくて、はるか遠い手のとどかないことだと思っていました。でも意外にも運に恵まれて、普通の人が思いもよらないような生活を体験しました。実はグループで生活した日々は仲間たちがいて楽しかった。

いっしょに食事して、いっしょに眠って、いっしょにカラオケに行って、いっしょに街に遊びに行って、いっしょに映画を見に行ったりゲームをしたりして遊んで、ほんとに楽しかった!

今もそのときの場面が目の前に見えるようで、つい昨日のことのようです。今も大勢の子たちが明るいダンスレッスン室に入って来たところをはっきり覚えています。一人ひとりが希望を持って、好奇心いっぱいで待っていた、あの時の私たちはまだお互いよく知らなくて、それぞれの名前も呼べなくて、ただ同じ夢のためにいっしょにそこにいました。


私は外見と内心が違う人だと自分で思ってるよ。表面と内心は180度違ってる、みんなもそうだよね、はは。

いつも人の邪魔をするのがイヤだし、自分から人との付き合いをやめることもしない。性格も内向的で恥ずかしがりやで、怒りっぽくもない。でも死ぬほどバカで、いつもつまづいて転んだりする。いつも何かにぶつかって転んだりするけど、すぐ楽しい気持ちになって、食べるのが好きで、泣き虫で、バカで、学習するのが遅くて、頭もあんまり良くない。だからそんなに自信がない。こんな私を好きになってくれたみんな、ありがとう。

路路(ルール―)(訳注:このルール―は同じタイミングで退団したSNH48元二期生の王佳路)も同じことを話してたけど、私たちはこの舞台をとても愛してて、舞台の上の一秒一秒を楽しんでました。

私たち二人とも最初に学業を捨ててここへ来たことを後悔していません。それにここでたくさんのことを学んで、人には感じ取れないようなことを感じ取ることができた。もちろん彼女とお互いにいちばん親しい友達になれたのも幸運だった!

私たちも努力して頑張った、信念を固めていたから手放すのはつらい。悲しいのはただみんなといっしょに夢に向かって行けなくなった、ということだけ。

でもこれが決して終点じゃない、私たちはまだ若いし、人生でもっと追い求めたいことがある。自分たちに合わないところがあっても、もっとすごいところへむかって前進しないといけない。

(この段落は読み飛ばしてもいいよ)如如(ルール―)は本当は1月に進級試験を受ける予定でした。でも実習を休学したので全く受験できなくなりました。今でもまだ学校を終えてません。以前専門学科に転学して一年留年したから、もう留年するつもりはありません。

だから如如(ルール―)は就職試験を受けることにしたよ。お金を稼ぐ努力を始めることにした。如如の今の夢はたくさんたくさんお金を稼いで、お父さんお母さんを養うこと、それから父方のおばあちゃんを連れて旅行に行って美味しいものを食べさせてあげることです。

上海に4か月滞在して、初めて両親がもう若くはないんだって分かった。父方のおばあちゃんもいろんなものがもう食べられなくなったし、弟もだんだん言うことを聞かなくなるし、悲しいね。

まだシワがなかったあの頃のママがとてもなつかしい。まだ体が健康だったパパがなつかしい。まだ言うことを聞いてくれた弟がなつかしい。ペロペロキャンディーやアイスクリームが食べられて『ねずみは米がすき』を歌えたおばあちゃんがなつかしい。

だから今は家族のそばにいられて幸せ。上海に行く前の1か月に、幸運を全部使いつくしちゃったのかな?母方のおばあちゃんはまだ60歳なのに死んでしまったし、パパは転んで脚を折って初めて入院したし、弟はわんぱくが過ぎて頭蓋骨に穴があいちゃった。2013年はもう過ぎたから2014年は幸運な年になるよね?

こんなにもたくさんの人が私のことを覚えてくれててとてもうれしい、ほんとに超絶無敵にうれしいよ!みんなの祝福はちゃんと受け取りました、一つひとつ返信したよ、ほんとに感動しました。

間に合わなくて私に会えなかった人も、大丈夫。もし時間があって厦門に旅行に来れたときにはついでに私に会いに来てよ。最後にみんなも頑張ってね、自分の夢の向こう岸に向かって前進してね。

by IQより身長が高くてみんなを愛してるおバカな如如(ルール―)


同時期に対談した陳嘉瑤、王佳路、楊雅如の3人に言えることだが、無念さは残しているものの、一期生でフェードアウトした退団者のような運営会社に対する恨み事は書かれていない。

3人とも運営から何らかの方法で、パフォーマンスのレベルからみて活動を続けるのは難しいと告げられたに違いないのだが、メンバーのマネジメントという観点では以前より改善されているようだ。

二期生の呂思琴(リュー・スーチン)は依然として旧正月(春節)明け以降も「行方不明」だが、メンバーの退団の対外的な発表についても改善を期待したい。