中国富豪のエリート帰国子女がSNH48をAV女優軍団とセクハラツイート

SNH48の一部メンバーが北京に出張して、オンラインゲーム『TERA』の宣伝の仕事をしていた件で、一つ面白いネタがあった。

中国で大型商業施設を運営するワンダ(万達)という企業グループの会長・王建林の一人息子、王思聰(1988年生まれ)が自身の中国ツイッター(新浪微博)で下図のようなツイートをした。

北京でSNH48メンバーと『TERA』のキャンペーンガールが、王思聰に面会したらしいのだが、その集合写真に「加藤鷹がプロの訓練をした一期生の卒業写真」というひとことを付けてツイートしたのだ。(加藤鷹をご存じない方はネットで検索して下さい)

非常に下品なセクハラ・ツイートで直視できないが、コメントが1万4,205件、リツイートが1万2,699件、「いいね」が1万1,568件と人気のツイートになった。


この王思聰という26歳の若者は子供の頃から海外で教育を受け、ロンドンの大学を卒業して中国に帰国後、父親の経営するワンダ・グループの経営陣に参加しているが実質的な業務なし。その後、父親から5億人民元をもらって、「普思投資」というベンチャー・キャピタルを立ち上げ、4社に投資しているらしい。

王思聰(百度百科)

大金持ちの一人息子で経済的に全く不自由なく、自由奔放な生活を送る中国で言う典型的な「富二代」で、中国のネット上で良くも悪くも人気者とのこと。

そういう人物がSNH48のメンバーを、ジョークで「AV女優軍団」だと紹介したので、炎上マーケティングとして、少しでもSNH48の知名度が上がれば万々歳なのだが、残念ながら炎上させる側のSNH48ファンの母数が圧倒的に少なすぎる。

結果的には、「よくわからないが制服姿の女の子たちをたくさんはべらせている」というイメージしか残らないだろう。

中国出身のエリート富裕層の、人間として水準がよく分かるネタだ。