SNH48チームSIIキャプテンmomo(莫寒)チーム分け一周年長文ツイート試訳

SNH48がチームSII、チームNIIにチーム分けされて一周年の日に、一期生チームSIIキャプテンとして、AKB48で言えば高橋みなみのようなポジションでSNH48メンバー全体を引っ張ってきたmomo(莫寒)が、長文ツイートをしていた。2014/11/11 18:06の原文はこちら

以下、日本語試訳する。


今日は特別な記念日。光棍節(訳註:中国では恋人がいない人や独身の男女の若者の記念日でオンラインショップで憂さ晴らしに買い物をしまくるのが最近のはやり)、実は最初は私も意識してなかったんだけど、去年の今日は、チームSIIが成立した日でもあるし、私がチームSIIキャプテンになった日でもある。

どおりで去年は買い物をしまくらなかった印象があるわけだ。あの当時はきっと緊張していて、注意力が全部夜のチーム成立式にとられてたんだね。

一年が経った。チームSII誕生日おめでとう~!momo(莫寒)お疲れさま~

うん~実は私疲れてない~

疲れてないっていうのは、本当に笑顔でリラックスした感じがあるからで、気持ち的に愉快だということもあるし、過去に体験したことすべてが雲のように軽く吹き飛んで世俗を離れた感覚もあるから。


あのときは緊張してどうしていいか分からずに落ち着かなかった自分が、今はキャプテンの位置にとてもよく適応してる。本当に適応することが大事……

今でもしっかりできないことがたくさんある!例えばさっきレッスンに行ったとき、SNH48の生活センター全員でいっしょに行ったけど、行ったときはまだ先生が来ていなくて、私たちチームSIIのメンバーは通学しなきゃいけない人がとても多いから、いつも生活センターにめったにいない人が多くて、それでざっと見渡すと入団したばかりの子がたくさん。みんな私の緊張感が分かるでしょ!

私はぎこちなく気まずくなるのを恐れて秒速で自分の部屋にもどって、それからSNSグループで私たちチームSIIの三期生の子に「先生が来たらショートメッセージで私に知らせて」って送信した……緊張した!

最後にレッスン室に入っていったとき、私一人堅苦しく気詰まりな感じだったよ!こういう感じは当事者じゃないみんなには分からないよ!(当然、私は頭のなかで想像したよ、実際には他の子たちはそんなふうには思わなくて……私のことをすごくすましてると思ってるだろうなって……)

(╯‵□′)╯いいよいいよ、この話をしたのは、グループのメンバーが多くなればなるほど、いつもいろんなチャレンジがやって来るっていうこと。だから、私がとっても残念に思うのは、今までずっと佐江さんとまりやさんとしっかり交流できていないこと。彼女たち二人に対しては先輩っていう印象が深すぎるのに、二人の心の中で自分がいったいどういう印象なのかはっきり知ることができない。だから今までずっと自分で逃げてたんだよ……莫寒、あんたは壁にすがりついてもいいよ……

以前と比べると、ずっといっしょにいる他のメンバーは、すごく仲が良くなった…みんなお互いを徹底的に分かり合ってるからね。お互いの考え方もよく理解できるし、後ろに隠れている苦労も簡単に見抜けるし、私はずっとこういうことこそいちばん良いことだと思ってきた。

どんな問題にも対処して解決する薬にできるし、違う人に対してもどういう方法でコミュニケーションをとるべきか分かったし。一期生だけをとってみても、以前は、さまざまなことがあった時期をいっしょに歩んできて、いつも一種特別な友情がある。

その後の二期生も、今では私たちと一つのグループになって、たった一年の間で、当時の彼女たちと比べると、ものすごく成長した。これは私にとってすごく誇りに思えることだよ~

そして今私たちのグループに入ってきたばかりの三期生、まだぼんやりしていて若々しくて未熟なメンバーがさらに多い。『RESET』公演初日に、三期生の4人がきれいな衣装で前座の曲、『檸檬の年頃』を歌ったけど、彼女たちにピッタリで、あっさりしていて、ちょっぴり酸っぱくて、でも思い出してみると甘さが開花してる未熟なパフォーマンスは、もしかするとやっぱりおずおずして緊張してるところがたくさんあったからかも。

私は舞台の後ろのドアのすき間から見てたら、今の弱々しい姿が、この舞台の上で、いつの日か、強く変わっていくんだろうと思った。こういう話をする時、私の頭の中にも、同じような場面が描き出される。

私はずっと思ってるんだけど、一つのグループの中で、お互いの影響というのはとっても深くて、以前円陣を組むというのは単なる形式だけだと思ってた。

でもみんなと付き合う時間が長くなればなるほど、円陣を組むときにみんなを見て、みんなも笑顔で私をしっかりした視線で見つめ返してくれるのをぐるっと見渡して、私にしっかり触れてくれるのを感じると、パワーって、本当にこうやって集められるものなんだって思った。

私はプライベートでは確かにぐにゃぐにゃのかたまりだけど(なぜこんなふうに言うかは自分でじっくり想像してみて……)でも、いったん仕事となれば、異常な強迫症と厳しさに変わる。

だから莫ママ(訳註:momo自身のこと)は仕事の時はすごく怖いんだよ!チームに私にお説教されなかったメンバーがいるかな……指折り数えてみたけど、いないね……だから、まだチームメイトに暗殺されてないのはとっても幸せだよ~私の可愛いチームメイトたちにすっごく感謝してる。

一年たっても、やっぱり私を信頼してくれて、私のことを好きでいてくれる(チームメイトのみんなは恥ずかしがって言わないだけだって知ってるから代わりに言ってあげるよ)。

次の一年も、こんなふうに相思相愛で前進しつづけるぞ~忘れないで!チームSII!We are the best!

みんなに対しては、そう、今この文章を読んでいるみんなのことね、本当にとっても感謝してる。言葉にするとすごくあっさりして見えるけど、でもやっぱり言葉にしなきゃ。

私は実はすごく打たれ弱くて、重心が不安定で、二言三言で私を打ち倒せるかも。明らかにひどく気にしてるんだけどそれでも意地を張って、チームSIIのキャプテンとして、的の中心のすぐ近くに大きく撃ち込まれたときとか、全身に銃弾を浴びたときには、みんなこそがいちばんすぐ手に入る救命薬だよ。生死の境にあるときもみんなに頼って三途の川から戻ってこられる。

決して全員が私のファンではないかもしれないけど、チームメイトのファンも、SNH48のみんなが好きなファンも、私の励ましになって、キャプテンを務めるのは幸せなことだって感じさせてくれる。

苦労は多いけど、もっとたくさんの愛と勇気を得られる。みんなから認められていると思えば思うほど、私の心はだんだんと満たされる気がする。ときどきやりきれない思いもするけど、みんなが私を、莫キャプテン……って呼んでくれるのを見ると、歯を食いしばって、何があっても耐えぬこうと思うね……

キャプテンって、身を挺して、だいたいの場合は良いことは何もないけど、でも一種の職責だよ。これからも、みなさんどうぞよろしくお願いしますね。

それからずっと私たちのそばにいてくれているスタッフのみなさん、私たちがいろいろうるさく言うのを面倒くさがらずにいてくれてとっても感謝してます……

重要な事は三回言うけど、たぶん毎回三回では止まらなくなりそうだと思う……チームの中で年齢が上の一人として、厳密に数えたことはないけど、私たちのスタッフの中には私と同年齢の人もいると思う。

みなさんずっとサポートして助けて下さってありがとうございます。ヒマもないのに私をディスるのが好きでいつも噛み殺したくなるスタッフのみなさんだけど(中国ツイッターの公式アカウントのことだよ逃げちゃダメ)、こうやってお互いに理解し支え合いながら歩んできて、ますます大家族みたいな感覚になったね。スタッフのみなさんに感謝~

(訳註:中国ツイッター(新浪微博)の公式アカウントがメンバーの写真をツイートするとき、momo(莫寒)のヘン顔写真をわざとネタとして使うことが多いので(笑))

さて、私自身のことになると、プライベートでも成熟してきて、もう可愛いミニスカートもはけないし、まず考えることがどう可愛く見せるかってことな訳がないし、みんなが感情的になっている時こそ、一人だけは、他のことはさておいて理性的に考える人が必要。

ますます適応してきた後はこういう感覚が好きになった。美しい羽毛になって飛び立つよりは、私はやっぱり喜んでどっしり安定した大山になるよ。だって、落ち着くし安心だから。

一年だよね~これからもまだたくさんたくさんの一年があって、何が起こるか分からないし、いつもフラグが立ってる場所にいるのにいつも予感が当たるとは限らない、みんなそんな生活をしてるよね~

自分に恥じるところがなく、心に恥じるところもなく、チームSIIのキャプテンになれてとても光栄だよ~これからの新しいチャレンジも、また気合いを入れて、難しくても立ち向かうよ。やってみないで、どうしてダメだって分かるの?

私たちSNH48は今もどんどん未熟な雰囲気を脱ぎ捨ててるでしょ~あのぼんやりしてた少女たちは成長していて、力強く変わっていく。みんなのパワーを集めて、初めて成功できるんだよね。隠された潜在力は無限。みんながいっしょになって、あの鍵のかかっていない門を押し開いて、未来の光を迎え入れるその日を待ってる。

はじめまして、私はSNH48チームNIIのキャプテン莫寒、これからもよろしくお願いします~