今日もSNH48メンバーの歌ってみた動画を2本ご紹介。
まず、チームNII二期生で大学で日本語専攻のテテちゃん(黃婷婷)が、いまチームSIIが上海「星夢劇院」で公演中のひまわり組 2nd Stage『夢を死なせるわけにいかない』から『記憶のジレンマ』を、日本語で歌ってみた。
これは誕生日を迎えるファンのためにカラオケアプリで録音して、中国ツイッター(新浪微博)でツイートしたもの。
テテちゃん(黃婷婷)は大学の課題で、日本語で2万字のレポートを書けるくらいの日本語力があるけど、中国人にとって日本語の濁音と清音を区別するのがいかに難しいかがよく分かる。(←ほぼどうでもいいコメント)
次は、同じくチームNII二期生の愛ちゃん(易嘉愛)が、前田敦子の誕生日に中国時間でギリギリ間に合うように、同じカラオケアプリで録音した前田敦子『Flower』の中国語版。
この中国語訳詞は、まず愛ちゃん(易嘉愛)のお母さんが大部分を仕上げて、それから愛ちゃんといっしょに手直ししたらしい。
SNH48は中国国内でAKB48のすべての楽曲の版権を正式にもらってるので、もちろんSNH48運営の許可はとった上でだけれど、メンバーがこんなふうに独自に中国語訳詞をつけるのは問題ないと思われる。
それにしてもこの中国語詞は、押韻が完全ではないけれど、秋元康のもとの日本語詞に忠実に、すごくうまく書けている。
以下、愛ちゃん(易嘉愛)とお母さん作の中国語詞を日本語試訳する。
小さく優しい鮮やかな花が咲いた
まだ忘れないあの日の美しい願いは
ゆっくり太陽に向かって花開くこと
あの時口に出せなかった 長い長い道のり
風が私の顔に痛く吹きつけ
雨が目にしみたことをまだ覚えてる
今はたとえ行く手がぼんやりしていても
ただ心を込めてずっと信じて
頑張ってあきらめない
あなたの存在はまるで
誠実で暖かな太陽のように
失敗して挫折した私に伝えてくれた
限りない勇気を
かわいいスカートを握って並べた花びらは
もう心の中の柔らかな私の夢のひとひらになった
両手を広げてもう迷わず 清らかな心
太陽に向かって命を受けとめる