SNH48チームX四期生リャンカイ(孫靜怡)ツイートで卒業宣言

すでにツイッターの方ではつぶやいたが、SNH48チームX四期生のリャンカイ(孫靜怡)が自ら中国ツイッター(新浪微博)の公式アカウントで卒業宣言のツイートをした。

もともと彼女は人気ネット小説家がSNH48に加入という触れ込みで、本人もそれを自覚していて、どちらかと言えばメンバーたちをプロデュースしたいという立場だったようだ。

そういうわけで彼女はチームX四期生がデビュー公演として2015/09/09現在も定期上公演中の『最終ベルが鳴る』のために、四期生バージョンの『16人姉妹の歌』の歌詞を書いている。

これから彼女がどういう形でSNH48のために力を貸してくれるのかは分からないが、すでに個人アカウント「苏凌凉」として9か月ぶりにツイートを再開している。ご興味のある方は引き続きフォローしてみては。

参考までに日本語試訳する。


リャンカイ(孫靜怡)「世界でいちばん口に出しづらい2つのこと、一つは初対面のあいさつ、一つはお別れの時の言葉。9か月の間私は多くを学び、多くを得、また多くを失いました。

胸に手を当てて自問するともうやるべき事は全力でやったと思うので、どうなってもこれからはより良くなるでしょう。

大切な話をしたくて、一篇の長文ツイートを削除したり訂正したりして最後にはこの文字数しかツイートできませんでした。

もしあなたが私を理解して応援してくれれば、言わなくても自然に分かることはあるでしょう。

私は前に面白い脚本を書いて、メンバーたちをもっと大きな舞台に送り出したいと言いました。それは私の生誕祭の願いで忘れることはありません。だからどこにいようと、私の文字さえあれば、私はそこにいます。

ただ場所が換わるだけで、私は変わらずSNH48のために努力します。

涙を見たくないので、もしよければ、笑って私に手を振ってください。

私の子どもたち、これからも皆さんおねがいします」




2015/09/09(水)夜のチームX『最終ベルが鳴る』公演がリャンカイ(孫靜怡)の事実上の卒業公演になったが、アンコールも最初は普通に「アンコール!」で始まって、途中から別の常連ファンがやや強引に「孫靜怡」に変えるという、やや微妙な展開に。

それでも生中継サイトのコメント(中国語では「弾幕」)には彼女の名前がたくさん流れていた。

彼女自身「やっぱり見た目」のアイドルの世界で自分のポジションをよく理解した上で活動していたと思うので、これからまだメンバー兼プロデューサ的な役回りで「化ける」かもしれなかった。それだけに、すこし惜しい気もする。

個人的に残念だったのは、第二回総選挙の個人演説会の内容が現地ファンの間で、中身のある演説だと、とても評判が高かったのだが、現地ファンが誰も中国語字幕をつけてくれず、筆者の中国語力ではまったく聞き取れなかったこと。どんな演説だったのか、今でもものすごく気になっている。