SNH48チームHII骨折でお休み中ドゥードゥー(陳怡馨)の妹さんがアイドルグループ「1931」のメンバーな件

SNH48チームHII三期生で、右脛骨上端骨折のためお休み中のドゥードゥー(陳怡馨)。彼女の2015/12/24のメリー・クリスマス・ツイートに、見たことないけど素人じゃなさそうな女子の写真がまぎれこんでいた。

実はドゥードゥー(陳怡馨)の妹さんドウドウ(陳怡凡)は、例のSNH48よりもかなり韓流女性アイドルグループ寄りのグループ「1931」のメンバーだったらしい。(フォロワー数はSNH48ドゥードゥーの方が妹さんの5倍)

そんなこととっくに知ってるよ、という方がいらっしゃったらごめんなさい。SNH48でも1931でもとにかく中国の女性アイドルグループなら誰でも推せる!という節操のない方は、下記の中国ツイッター(新浪微博)が、ドゥードゥーの妹さんドウドウ(陳怡凡)のアカウント。

1931陳怡凡(新浪微博)

どうやら妹さんも今年の9月にケガで入院したらしく、姉妹そろってあまり運の良くない2015年だった模様。

いずれにせよ、こんな感じでSNH48の経営が軌道に乗り始めて以来、中国各地で全国的知名度がほぼゼロの地下女性アイドルグループが、いろいろと結成されているという流れは要注目。

それ以前から女子大生がサークル活動や友だちどうしの単なる趣味で、AKB48やももクロのコピーグループを結成する流れが、中国の大都市にあったのは事実。SNH48メンバーの中にも、そういうコピーグループに所属していたころからAKB48の熱烈なファンという女子は少なくない。

そういったサークル活動を「社団」というが、最近の中国地下女性アイドルグループがそれらと違うのは、会社として、つまり営利企業として運営されていること。

たとえば中国のAKB48ファンの間では有名で、一時期SNH48の運営会社に勤務したこともある某東京大学の元留学生が、最近上海に帰って、モーニング娘。の元メンバー・リンリンなどと協力し、新しい女性アイドルグループ「Idol School」を立ち上げていたりする。

たぶんこれらの地下女性アイドルグループは、中国全土の商業ベースに乗せることを最初からあまり目標にしておらず、資金ショートせず運営していければ問題なしという感覚で経営していると思われる。

中国の若者の絶対数が日本よりもはるかに多いし、大都市では、定職についていてそこそこお金はあるけど、大きな夢はないという若者、イコール、地下女性アイドルグループのファンの潜在層が増えているということかもしれない。

つまりリア充が嫌いで、異性との恋愛が面倒で、独りでいるほうが気が楽、という若者が増えれば、地下女性アイドルグループの潜在的なファン層も、潜在的なメンバー候補も増えるということ。

コンテンツ制作は、一眼レフカメラの動画撮影機能や、パソコンの性能向上、AcFun、ビリビリ動画などの中国の二次元ファン向け動画サイトの定着で、制作コストも安くなっているし、発表の場もある。

マネタイズとしては、定期的に有償のミニライブと握手会をしたり、ネットでグッズ販売したりして、一定の売上高がキープできれば、まあまあ日銭商売的にやっていけるという感じなのかもしれない。