「SNH48小劇場」が遼寧省瀋陽の上海資本のショッピングモールに建設中

中国遼寧省の省都・瀋陽の中心街に2015年年末オープンした新しい商業施設「瀋陽豫瓏(ユーロン)城」にSNH48専用劇場が建設中とのこと。ちなみに瀋陽は、チームSII二期生ルオルオ(徐子軒)の出身地。

えっ?北京、広州にも専用劇場を作っているのに、さらに遼寧省・瀋陽市にも?と思うけれど、瀋陽にまた姉妹グループができるわけではなく、北京のBEJ48が出張公演をするという現地ファンのうわさ(あくまでうわさ)。

瀋陽の地元情報をツイートしている中国ツイッター(新浪微博)アカウントが、2016/03/19 20:39に以下のようにツイートしている


瀋陽大活動家「中国大型女性アイドルグループSNH48が、今後は定期的に瀋陽でパフォーマンスをします!(2016年)4月末、SNH48の小分隊が中街豫瓏城にやって来て、ファンミーティングを開催!今後は、豫瓏城で定期的に劇場公演を行います!その時になればまたみなさんに具体的な情報をお知らせします。男性ファンはきっとすごく喜んでるでしょうね!」(2016/03/19 21:39)

この「瀋陽豫瓏(ユーロン)城」という商業施設は、上海豫園旅遊商城股份有限公司という、上海の会社が建設したらしい。上海の観光名所として有名な「豫園」を運営している会社とのこと

「上海豫園旅遊商城股份有限公司の瀋陽豫瓏城プロジェクト開業に関する公告」 (2015/12/28 01:35 証券時報)

↓こちらが現時点の「瀋陽豫瓏(ユーロン)城」の館内にあるマップ。3Fの東区(右半分)に「SNH48小劇場 COMING SOON」とたしかに書いてある。


「SNH48小劇場」をぐるっと取り囲んでいる「大耳娃数字遊楽」というのは、デジタル技術を使った子供向けのアトラクション施設にらしい。

また「SNH48小劇場」と、3Fの渡り廊下をはさんで向かい側の西区にある「豫瓏(ユーロン)劇場」も、子供向けの演劇を定期上演している劇場とのこと。

子供連れの家族がくる娯楽施設に混じって瀋陽市の「SNH48小劇場」は建設されることになる。

西区の「豫瓏(ユーロン)劇場」以外の部分は、レストラン街とフードコート。W306という区画に「味千ラーメン」がある(笑)。西区の西半分の広い面積は「39家小館」というフードコート。

公演前にSNH48現地ファンが腹ごしらえをするには、ぴったりの環境(笑)。

↓たぶんこれは、西区にある「豫瓏(ユーロン)劇場」の入り口。現地ファンが訪れたこの日は、開館していなかったらしい。

↓これが外観。上海の「豫園」と同じく、わざと古風な外観の建物になっている。どうやら4Fまでしかないらしい。

↓そして写真を撮りに行った現地ファンがツッコミを入れていたのが、西区の吹き抜けにあるこれ。これじゃあ上海の「豫園」そのまんまじゃないか!とツッコミたくなるらしい(笑)。

まあでも瀋陽市で上海の雰囲気をちょっと感じられるショッピングモールに、SNH48小劇場が建設中というのは、ぴったりなような気がする。

何だかものすごいスピードでSNH48の活動の場が、中国全土に広がっていっている感じがして、さすが中国企業のスピード感はすごい。