早くもアリババグループの音楽アプリ「アリババプラネット」が2016/04/15からSNH48劇場公演の生放送を開始

先日、黎瑞剛(リー・ルゥェイガン)率いる華人文化がSNH48運営会社に出資をしたニュースをお伝えした。

そして華人文化という持ち株会社には、中国最大のインターネット・ショップ「タオバオ」の運営会社で、今や世界有数のインターネット企業アリババグループや、中国で最も普及しているSNS「QQ」「WeChat」の開発元テンセント(騰訊)も出資していることもご紹介した。

そのアリババグループが2015年に買収していた中国の音楽サイト「天天動聴」が、2016/04/15に「阿里星球 アリババプラネット」と改名してスマートフォンアプリとしてリニューアルされたらしい。

そして、アリババグループが本格的に音楽配信アプリ事業「アリババプラネット」を始めるにあたって、売りにしているコンテンツの一つがSNH48劇場公演のオンライン生中継らしい。



↓スマホプリ「アリババプラネット」の中国ツイッター(新浪微博)公式アカウントは、今日2016/04/16もSNH48劇場公演の生中継をツイートしている。

SNH48の他にも、もちろん韓国の人気男性グループEXOも主要コンテンツに含まれているけれど、ほぼ毎日生放送でコンテンツを提供できるアーティストは、中国国内では今のところSNH48くらいしか存在しない。

こういう形ですぐにアリババグループとSNH48の提携が出てくるとは思わなかった。このスピード感に、日本のインターネット企業のほとんどは追いつけない。

AKB48を主要コンテンツの一つにしていた、NTTドコモのNOTTVが2016/06でサービス終了になるのは、AKB48が日本でもはや人気が落ち目だからなのか、月額できっちり課金するビジネスモデルがすでに時代遅れなのかは分からないけれど。