SNH48姉妹グループ、北京BEJ48、広州GNZ48の初公演を明日（2016/04/29）に控えて、とくに大きなネタがないので、例によってメンバーが中国ツイッター（新浪微博）にアップした動画や「歌ってみた」をご紹介。
↓SNH48チームSII二期生のチュンチュン（袁雨楨）、みらい（蔣芸）が韓国の女性グループEXID『Every Night』を踊っている。
こういうかなり徹底的にクール・セクシーな振り付けはAKB48公演曲にないので、K-POPのチュンチュン（袁雨楨）としては踊り終わって思わず「よっしゃ！」という感じでガッツポーズをとっている。
↓次は安定の歌唱力SNH48チームSIIの歌姫、一期生CC（徐晨辰）、五期生ゆにに（申月姣）のデュエットでC-POPの『化身孤島的鯨（孤島の鯨になって）』という曲
さすがに歌い始めはちょっと音程が不安定になっているけれど、この2人の歌は安心して聴ける。安定した中低音域のCC（徐晨辰）と、倍音成分の多い高音域が気持ちいい、ゆにに（申月姣）。
↓次は五期生の2人。ハムスター（嚴佼君）のギター弾き語りはバラエティー番組『国民美少女』で発掘された彼女の才能だけれど、いつ聴いても安定している。アキ（劉增艶）の歌をじっくり聴くのは初めてだが、音程は安定しているようだ。
この曲は中国のフォークシンガー趙雷のオリジナル曲『成都』（四川省の成都のこと）らしい。やっぱりC-POPはこういうギター一本で弾き語りできるようなフォーク系の名曲が多い気がする。『矜持』とか『董小姐』とか。
↓次はSNH48六期生で、広州GNZ48チームGからデビューする、つき（羅寒月）が新垣結衣『heavenly days』（2007年）を日本語で歌っている。
明らかに新垣結衣の歌い方まで真似している。音程もリズムも安定しているのでいい感じ。たぶん彼女本来の歌い方だともっと上手いに違いない。日本語もかなり上手。
↓最後はちょっと異色のSNH48六期生、北京BEJ48チームEからデビューするシェリー（羅雪麗）のギターソロ。
筆者は知らなかったのだが、韓国にアコースティックギターで欧米のポップスをインストゥルメンタルでカバーして、YouTubeからブレイクしたチョン・ソンハという男性ギタリストがいるらしく、これは彼の曲らしい。
正直YouTubeでチョン・ソンハのギターソロを聴いても、1970年代プログレッシブ・ロックの超絶技巧ギタリストを聴き慣れている筆者にとっては、特別上手いとは思わないけれど、練習曲としては良いのだろう。
彼女、シェリー（羅雪麗）のあだ名は、本名の「雪麗 シュエリー」から付けているようだが、この画像のアコギの他に、ブルーのエレキギターも持っている。それもストラトキャスターではなく、レスポール・タイプという渋い選択。（単に『けいおん』の平沢唯の影響とかだったらガッカリだけど）
ベンディングの技も使ったギターソロ動画をアップしていたが、どうやらペンタトニック・スケールは弾けないようで、ベンディングの音程は不安定だったので、あえてご紹介しなかった。これから練習してどんどん上手くなって欲しいものだ。
上海SNH48につづいて、ぜひ北京BEJ48も北京のヤマハ音楽教室とタイアップして、彼女をギタリストに仕立て上げよう！（笑）