上海SNH48、北京BEJ48、広州GNZ48第三回総選挙中間発表、とりあえず全体の傾向だけ見てみる

上海SNH48、北京BEJ48、広州GNZ48の第三回総選挙中間発表が2016/07/08(金)行われた。

メンバー一人ひとりの順位はSNH48公式サイトの下記ページから参照できる。

SNH48第三回総選挙アイドル人気総決選 中間報告結果発表 (SNH48公式サイト)

ここでは全体の傾向をグラフで見てみる。

まず今回、第三回総選挙の速報の1~48位の得票数と、中間発表の1~48位の得票数の単純比較。

これを見ると、速報の順位にほとんど意味がないくらい、速報から中間発表まで一気に票数が増えていることが分かる。

ただ、それを言うと、じつは昨年の第二回総選挙ですでに、中間発表から最終結果までの票数の増え方を見れば、中間発表の票数にもほとんど意味がないことが分かってしまう。

下のグラフを見ると、各メンバーの青い部分が、中間発表~最終結果までの期間の得票数。

つまり中間発表の後の得票数で、最終結果がほとんど決まっていることがわかる。

なので、おそらく今回の第三回総選挙でも、中間発表の順位はほとんど意味がないと思われる。

最後に、第一回の最終結果、第二回の中間発表、第二回の最終結果、第三回の中間発表の、各順位の票数を比較したグラフを見てみる。

上位メンバーの得票数を見ると、第一回の最終が、ほぼ第二回の中間に等しいことがわかる。

また、第二回の最終よりも、第三回の中間のほうが、上位メンバーへの票数の偏りがあることもわかる。

いずれにせよ、第二回の最終結果の圏内メンバーの総票数と、第三回の中間発表の圏内メンバーの総票数を並べると、以下のようにになる。

第二回最終圏内総票数: 696,587.7票
第三回中間圏内総票数: 665,699.9票

つまり、今回の第三回は、中間発表ですでに第二回の最終結果と同レベルの60万票台に乗せているということ。

これだけ「儲かる」中国の姉妹グループを、バッサリ切るAKB48運営会社のビジネスセンスを疑います。