SNH48チームHII三期生スーキー(王柏碩)総監督ladybaby『ニッポン饅頭』替え歌MV『淮海路暴走事件』

SNH48チームHII三期生スーキー(王柏碩)が定期的にアップしている短編動画シリーズ『小王説事』。

もとは、彼女がSNH48運営会社社長の王子傑と同じ姓であることから、じつは王子傑の娘、という設定で、社長やチームHIIメンバーのものまねから始まったこの『小王説事』シリーズ。

セカンドシーズンからは正式に、SNH48運営会社の映像制作子会社STUDIO48の全面バックアップで、スーキー(王柏碩)が確か大学で先行していたメディア学科(間違っていたらすみません)のお勉強もかねて、本格的な映像制作を始めている。

セカンドシーズンの第一回は、以前ここでスーキー(王柏碩)自身が書いた脚本を全訳したように、とっても真面目な内容にいきなり変わった。そのせいで現地ファンにはやや不評だったが、それ以降はもとのお笑い路線にもどって、快調(笑)。

今回はladybaby『ニッポン饅頭』の替え歌で『淮海路暴走事件』、歌詞の中で上海のいろんな街を紹介している。



細かく言えば、冒頭の喫茶店のシーケンスで、つながっていないカットが多すぎる点が気になったり(イーレン(徐伊人)が右手をあげてニーちゃん(謝妮)を指差して叱っている次のカットでイーレン(徐伊人)が右手を挙げておらず顔の向きも違うとか、スーキー(王柏碩)がピンク色のメイド服で最初に登場するとき顔を見せずに床の割れたグラスを拾う後ろ姿で登場してしまったり(主役級のキャストがこういう登場の仕方をしてはいけない)、主役級のスーキー(王柏碩)の前に女性客Aのカットが出てきてしまい、まるでこの女性客が重要な役柄のように見えたり、そもそもグラスを落とした客が登場しなかったり、床をふいていたニーちゃん(謝妮)が次のカットでいきなり白い皿を持っていて、その皿を放り上げてしまうことがユーちゃん(劉佩鑫)登場のきっかけになっているのに、いつ白い皿を手にしたのかを説明するカットが抜けていたり、白い皿は真上に飛んでいるのに、次のカットのニーちゃん(謝妮)は後ろをふり返って視線の先と皿の位置が全く違っていたり、その次のカットのスーキー(王柏碩)も空中の皿と全く違う自分の目線より少し下を見ていたり、次のカットで立ち上がる女性客Aも皿と違う目線だったり、その次のニーちゃん(謝妮)のカットでようやく空中の皿と目線が正しく合ったのは良いが、ユーちゃん(劉佩鑫)がキャッチした皿をいつその辺に置いたのか説明するカットがなかったり、コートを投げつけたのがイーレン(徐伊人)だというのが分かりづらいほどイーレン(徐伊人)の顔が見える長さが短すぎたり、そもそもユーちゃん(劉佩鑫)は喫茶店に入ってきたときコードなど着ていなかったので、この黒いコートがいったいどこから湧いて出てきたのか分からなかったり、スーキー(王柏碩)がメニューをイーレンに投げつけるところで、またイーレンの顔が写っていないし、いつの間にか女性客Aが消えているし、メニューを投げつけた後と投げつける前のカットを比べるとスーキーの立が後ずさりしていることになっているし。たった1分半のシーケンスでこれだけツッコミを入れられる映像作品はそうそうないので、まだまだスーキーは「総監督」として(喫茶店部分の「監督」は別のスタッフ)モンタージュのお勉強が必要かも)、いろいろツッコミどころはある。

ただネタとしては、いろいろ面白すぎる。最後のエンドロールで星夢劇院部分のカメラマンに「超絶可愛い活動三」が登場したり。

まあでもユーちゃん(劉佩鑫)は相変わらず男前だし、ニーちゃん(謝妮)も可愛いので全然問題なし(笑)。