SNH48第三回総選挙上位メンバーが全国的人気バラエティー番組『快楽大本営』2016/09/10放送に出演

SNH48第三回総選挙TOP16のうち15名が、湖南衛星テレビの全国的な人気バラエティー番組『快楽大本営』に出演。

2016/07/02にも出演したばかりだが、今回はさらに大きくフィーチャーされている。

↓こちらの湖南衛星テレビ公式YouTubeチャンネルの41分あたりから。

今回の放送全体を見ると、最近ルビー・リン(林心如)と結婚してかなり大きな話題になったウォレス・フォ(霍建華)が登場(坊主頭の人)。

また、中国当局が韓国タレントのテレビ出演の規制令を出したことで、中国での活動がどうなるか心配されていた、EXOの中国人メンバー・レイ(張藝興)が出演している。

そのおかげで、この放送回の視聴率はかなり高くなっていたようだ。

↓2016/09/10夜のプライムタイムのバラエティー番組視聴率ランキングは下図のとおり。『快楽大本営』はトップ。

「収視率」は人口に対する視聴者数(パーセント)、「份額」は実際にその時間帯にテレビを見ている人のうちその番組を見ていた視聴者数(パーセント)。

なので日本でいう視聴率は「份額」の方になるが、中国で視聴率というとふつうは「収視率」の方、つまり全人口が母数になる。

「収視率」が2パーセントというと、かなり低いように思えるが、中国の衛星テレビ(全国放送)の方が日本よりもチャンネル数がはるかに多い。

なので、中国のバラエティー番組の「収視率」は、4パーセントを超えると高く、5パーセントを超えると非常に高い、という感覚になるらしい。

また今回の『快楽大本営』では、収録に参加したEXOレイ(張藝興)のファンと、SNH48キクちゃん(鞠婧禕)のファンの間で、放送前に中国ツイッター(新浪微博)上でかなり激しい口論が展開されたことも、現地ファンの間でかなり話題になっていた。

番組後半で、レイ(張藝興)がキクちゃん(鞠婧禕)をお姫様抱っこして、リンボーダンスをするゲームがある。

収録時に、レイのファンが腰を痛めるだろとキクちゃん(鞠婧禕)を攻撃したため、司会者の何炅(ホー・チョン)が、このゲームはディレクターの指示であり、レイ自身はこのゲームに反対していないと説明して何とかおさめたらしい。

ただそれだけでは済まず、その後も中国ツイッター(新浪微博)上で両者のファンが口論になった。

そして、同番組の女性ディレクターが、レイ(張藝興)のファンの一人が、自分を罵倒するダイレクトメッセージをしつこく送ってきている画面ショットをそのまま自分のツイートに添付して、「これも陰険すぎるよね…口を慎むことを覚えなさいよ…」とツイート。

これがさらにレイ(張藝興)の怒りに火をつけて、女性ディレクターがそのツイートを削除したり。

最終的にはネット上のケンカだけでは済まず、キクちゃん(鞠婧禕)ファンが、たまたま同じ学校に通っていたレイ(張藝興)ファンに生写真を奪われて、破り捨てられるという「事件」まで起こったとのこと。

この「事件」は、生写真を破ったレイ(張藝興)ファンの方が謝罪し、その親が学校までついてきて、生写真代を弁償することで決着した模様。

そのおかげで(?)中国ツイッター(新浪微博)のトレンドに、EXOレイ(張藝興)とキクちゃん(鞠婧禕)の名前が入ったり。

そのスキャンダルっぽさも含めて、今回の放送はSNH48の知名度アップにかなり貢献したかもしれない。