北京BEJ48、広州GNZ48もAKB48お下がり公演からSNH48オリジナル公演へ移行の流れ

北京BEJ48、広州GNZ48も、AKB48公演からオリジナル公演に少しずつ移行していくようだ。

北京BEJ48チームBは、デビュー以来これまでAKB48の『シアターの女神』公演を上演していたが、2016/09/30で最終日の千秋楽。2016/10/02からは、上海SNH48チームSIIの全曲オリジナル公演『心の旅程』を上演し始める。

北京BEJ48のもう一つの六期生のみからなるチームEは、今のところまだAKB48『パジャマドライブ』公演を上演しているが、SNH48でチームNII『専属派対(僕らだけのパーティー)』以外にチームXの全曲オリジナル公演が完成すれば、そのうち全曲オリジナル公演に移行するだろう。

広州GNZ48チームGも、デビュー以来これまでAKB48の『シアターの女神』公演だったが、2016/10/06で最終日の千秋楽となる。

最近では、上海SNH48、北京BEJ48、広州GNZ48とも、劇場以外のイベントやライブでは、前半はほとんどオリジナル曲になっている。

楽曲面でも少しずつ「元」本部AKB48から離陸しつつある。

そして、SNH48二期生のキクちゃん(鞠婧禕)やカチューシャ(李藝彤)など、単独で活躍できるメンバーが全国放送のテレビ局番組に順調に切り込むことで、北京BEJ48も中国中央テレビへの出演のチャンスも増えている。

「大型女性アイドルグループ」という市場は、中学生以下を中心に、中国ではまだまだ開拓余地のあるブルーオーシャン市場と思われるが、SNH48が地方都市に姉妹グループを結成していくことで、その市場で主要な地位を占めることになるかもしれない。

もう日本のAKB48が中国市場に参入する余地はないと断言していいだろう。