広州GNZ48チームZデビュー公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』PR映像公開

広州GNZ48一期生のみからなるチームZ(SNH48七期生相当)の2016/11/18(金)デビュー公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』のPR映像が公開された。

ご承知のとおり『専属派対』はSNH48チームNII初の全曲オリジナル公演で、すでに北京BEJ48一期生のみからなるチームJがデビュー公演として上演中。それにつづいて広州GNZ48一期生チームZも「お下がり公演」として上演することになる。

そのPR映像なのだが、ちゃんと脚本つきの短編映画になっていて、本当に広州GNZ48の映像制作チームは仕事の質が高いと思う。(以前の男装公演PR映像の中国語と英語の2か国語字幕がぜんぜん違うことを言っている、という演出にしても)

字幕をつける時間がないので、セリフを以下に日本語試訳しておく。


(レッスン室、後輩を指導する六期生つき(羅寒月))

お腹が空いてるんだったらラーメンでもたべたら?

先輩、お腹は空いてません。(ルイツ(龍亦瑞))

お腹が空いてないんだったら、どうしてダンスに力が入ってないの。

。。。

いいよ。ラーメン作って食べさせたげる。

まずいよ。先輩こんどはほんとに怒ったみたい。

そうだよ。先輩昨日公演に出てもう疲れてるのに、今日まだ私たちにダンスを教えてくれてるんだから。

どうしよう。早く先輩に会いに行こうよ。

早く戻ろう。先輩が戻ってきたよ。

(会議室、後輩を指導する五期生きつね(高源婧))

もしアイドルになってなかったら、何をしてる?

きっと普通の高校生だと思います。二年後に大学入試を受けて。

どんな大学?

私・・・私も分かりません。それから・・・大学を卒業したら仕事を見つけて。

どんな仕事?

私・・・分かりません。

OK。あなたの考え方がよく理解できたわ。もし私たちがアイドルになってなかったら、実はごく普通の女の子だよね。でも普通の女の子でも、自分に独特なところがあるはず。それこそあなたが表現しなきゃいけないもの。えっと、あなた何ていう名前だっけ。次。

MCの一言があなたに対する興味をわかせるようなものじゃなきゃ。

(マイクロバスの中)

(訳注:広州GNZ48チームG『心の旅程』公演PR映像の逆回転早回し)

(宿舎の部屋)

何してるの。

私やめたい。ここは本当に私に合ってないかも。

もう、そんなこと言っちゃダメ。

私もう決めたの。引きとめないで。

違うよ。引きとめようなんて思ってない。ただトイレを借りに来ただけ。あなたがやめたら、ライバルが一人減るってことだし。

大変だよ。チャーフェイ(翠菲)がやめるって。みんな早く来て彼女をとめて。

あなたみんながすごく心配してるって分かってるの?

説明してるヒマはないよ。私たち、あなたを連れていきたい場所があるの。

は?

(GNZ48星夢劇院の前)

緊張しないで。リラックス。


途中の逆回転早回しのインサートのところはちょっと実験的。その他のカットも一つひとつよく出来ている。全般的に沈黙のカットが長めにとられているのと、BGMがうるさくない点がすごく良い。最初のレッスン室のシーンは、つき(羅寒月)が出ていってからのカットつなぎがやや粗いが、レッスン室から会議室へのカットのつなぎで、会議室のキツネ(高源婧)の声だけ先に入ってくるところとか、次の対話でキツネ(高源婧)のセリフは一期生の後ろ姿ナメなのに、一期生はドキュメンタリー風に横からのアングルになっているとか、バスの最初のカットが右手のアップというのも良い。バスと宿舎のつなぎが太陽のフレアというのも良いし、部屋に駆け込んでくるメンバーたちのカットが足元だけというのも定番だし、「説明してるヒマはないよ」のカメラがあおり気味なのも良いし、劇場前が柱ナメのドリーで柱のウラからメンバーが登場するカットになっているのもいいし、よく出来ている。
…といったことはどうでもいいとして、2016/11/18(金)の初日を楽しみにしよう。(といいながら北京BEJ48チームJの公演の録画をまだまともに見る時間がない…)