北京BEJ48チームE全曲オリジナル新公演、koshinさん作曲『光芒』が名曲すぎて泣ける

SNH48のクリスマス・新年オリジナルシングルと、北京BEJ48チームE全曲オリジナル新公演から2曲の音源が公開されたのでまとめておく。

SNH48クリスマス・新年オリジナルシングル『Happy Wonder World』2016/12/12公開

北京BEJ48チームE 全曲オリジナル新公演『奇幻加冕礼(ティアラ・ファンタジー)』表題曲
作曲:koshin(胡臻) 作詞:左放

北京BEJ48チームE『光芒』 全曲オリジナル新公演『奇幻加冕礼(ティアラ・ファンタジー)』より
作曲:koshin(胡臻) 作詞:夏寧

ここからは筆者の勝手な感想。

『Happy Wonder World』

SNH48『Happy Wonder World』は、クリスマス曲らしいシャッフルのリズムで、決して悪い曲ではないけれど、以前からSNH48グループの楽曲で最大の問題、ブラスが生ではないのが編曲だけが残念。

『光芒』

一度聴いて分かるけれど、『光芒』が異常に良い曲だと思ったら、やっぱりkoshin(胡臻)さんの作曲。

koshinさんは日本で活動していたとき2008年エイベックス・ワールドオーディションでアーティスト・グランプリを受賞した作曲家。今は中国で活動中。

またSNH48グループに一つ名曲ができてしまった!と思わせるくらい良い曲『光芒』。


サビで始まる曲。サビの前半と後半でメロディーが同じなのにコード進行が異なり、前半はメジャーコード、後半はマイナーでコード、かつ、ベース進行が半音下降というとってもカッコいい構成。

Aメロは完全にマイナーになって、BメロからCメロのつなぎではっきりマイナーを出した後に、サビが一転してメジャーになる。気持ちいい構成。

間奏終わりのサビのリフレインが、ピアノ中心の静かな伴奏に落ち着いて、そのままもう一度間奏のエレキギターソロに入る。

が、このギターソロがものすごいことになっている。伴奏はサビとほぼ同じものでメジャーコード進行なのに、ギターソロが弾いているスケールはマイナーのブルーススケール。いやいやここまで凝っちゃいますかという、ものすごい編曲。そのまま曲が終わるのが惜しいくらい。

『奇幻加冕礼(ティアラ・ファンタジー)』

BEJ48チームE『奇幻加冕礼』もkoshin(胡臻)さんの作曲だが、サビ前の「新開始喲」というセリフも含めて、どちらかと言うとBEJ48のオリジナル曲『元気覚醒』っぽ曲調。最後のリフレイン前の間奏の編曲がちょっと残念な感じ。

どうでもいいけど早く『奇幻加冕礼』の正式な英語タイトルを、BEJ48運営さんお願いします。そうでないと、曲調にまったく合わない直訳で『幻想の戴冠式』にするか、『Tiara Fantasy』という筆者の安っぽい英語訳で通さざるをえない。

ちなみにkoshin(胡臻)さん作曲のBEJ48曲は以下のとおり。koshin(胡臻)さんが楽曲提供してくれる限り、SNH48グループの楽曲クオリティーは相当高いものに維持できるだろう。

『青春肩並肩(青春は肩を並べて』

『Hello! Mr.未来』

『銀河派対(銀河パーティー)』