北京BEJ48、ファースト・オリジナルEP『元気覚醒』に続く第二弾EPとしてニューイヤーEP『笑顔のひまわり(微笑的向日葵 Smiling Sunflower)』がリリースされた。
メイン曲『ひまわりの笑顔』の音源が公開されているのでご紹介。
北京BEJ48選抜メンバー『笑顔のひまわり(微笑的向日葵 Smiling Sunflower)』
冒頭には新年のカウントダウンの群衆の音が入っている。サビ前には打ち上げ花火の音。『元気覚醒』に比べるとややテンポの遅い、メロディー主体の叙情的な楽曲になっている。
ここからは個人的なツッコミなのでお読みになりたくない方はスキップして下さい。
作曲面では、転調なし、ブレイクなし。Aメロの頭がほぼ同じ音型の反復、Bメロの頭もほぼ同じ音型なのがやや気になる。
そして編曲に工夫がなさすぎる。ツーコーラス目のサビ前の打ち上げ花火の音は不要。最後のサビのリフレインの冒頭、ドラムスが消えてリズムがクラップだけになる部分の群衆の声も不要。
曲の最初から最後まできっちり8小節単位の構成も単調。ツーコーラス目のサビ前に2小節くらいブレイクを入れてもバチは当たらないと思う。
アウトロにパッヘルベルのカノンの引用。
BEJ48チームEの全曲オリジナル新公演『ティアラ・ファンタジー(奇幻加冕礼)』の『愛の魔法(愛的魔法)』という曲のサビの最後のリフレイン前にもパッヘルベルのカノンの引用がある。
まずこんな近い時期にリリースされた2曲にクラシックから同じ曲を引用しないで欲しい。そして引用の効果は『愛の魔法(愛的魔法)』の方がはるかに上。
『愛の魔法(愛的魔法)』では管弦楽版の『カノン』が原曲のまま引用されているが、最後のサビを半音上げて転調するために利用されていると思われるので。
クレジットで編曲のみkoshin(胡臻)さんの名前があるけれど、編曲もほとんどが作曲者でクレジットされている夏寧さんが担当したのではないかと思われる。
EPのメイン曲なのでもう少し頑張りましょう。