SNH48全世界8億の中国人が観る中国中央電視台旧正月特番「春晩」についに出演(1)

上海SNH48がついに全世界8億人の中国人が観るという中国中央電視台旧正月(春節)特番「春晩」に出演!ということで、2017年「春晩」の振り返り。

SNH48は北京のメイン会場ではなく、上海のサブ会場から出演。一週間近く前から、上海オリエンタルパールタワー(明珠塔)の下で、寒空の下リハを続けていた。とにかく寒くて連日大変だったらしい。たった数分の出演のために、何日もかけてリハをするとは。

登場したのは、香港出身の女性歌手ココ・リー(李玟)、マレーシア出身の男性歌手JJ Lin(林俊傑)がデュエットで『夢想之城(夢の都市)』という曲を歌う部分。台湾の陳耀川というミュージシャン作詞・作曲だが、ネットで調べても陳耀川の悪い評判以外に情報がない曲。

↓YouTubeの中国中央電視台公式チャンネルからどうぞ。

↓歌の始まりのテロップ。

やっぱりSNH48の名前は出てこない、とがっかりしていたら、現地ファンから一番下の行だと教えてもらった。

「上海絲芭組合」

SNH48の運営会社は上海絲芭文化メディアグループ有限公司だが、「絲芭(スーバー)」というのは中国語の「四八(スーバー)」の当て字(音訳)。

なので「上海絲芭組合」は「上海四八グループ」=SNH48ということになる。「舞踏表演 上海絲芭組合」とあるので「ダンスパフォーマンス:SNH48」という意味。

SNH48メンバー自身はひとことも歌っていないので、要するにバックダンサー。

↓左側に見えるのがSNH48メンバー。

かなりの人数で連日リハをしていたので、メンバーたちは自分たちを「MNZ48」と名付けていた。会場が上海明珠塔(Ming Zhu Ta)の下なので「MNZ48」。

放送翌日の旧正月元日に、メンバーがそれぞれ中国ツイッター(新浪微博)で「卒業」宣言していた(笑)。

↓アングルが変わって、メンバーたちの後ろ姿。

↓動画で見ると分かるが、最前列左がSNH48四期生チームXのスイスイ(楊冰怡)、その右が同じく四期生チームXのダートウ(陳琳)。

↓上海雑技団のみなさんは、昔日本のバラエティーでもよく見たが、大きな鉄球の中をバイクでぐるぐる走る芸を披露。最後は8台のバイクが入った。左手に見えるのがSNH48メンバー。

↓中央より少し左にいるのはSNH48五期生チームXIIリンリン(陳韞凌)。

↓SNH48一期生チームSIIレンレン(吳哲晗)。その左後ろはチームXIIのYoko(張怡)。

歌の前の上海会場の司会者がしゃべるところでも、レンレン(吳哲晗)はかなり目立っていた。やっぱり背が高いのは有利(笑)。

↓肝心の歌っていた2人はこちら。左がココ・リー(李玟)、右がJJ Lin(林俊傑)。

ご存知のとおり、JJ Lin(林俊傑)はSNH48第三回総選挙のTOP16オリジナル曲『プリンセス・クローク(公主披風)』、アンダーガールズ『ロマンティック・メロディー(浪漫関係)』の作曲者。

ちなみにSNH48とは比べ物にならないほどはるかに大人気の、中国ジャニーズ的男子3人グループ、TFBOYSも英語の名前だが、今回の春晩のテロップではどうなっているか見てみる。

「加油男孩組合(TFBOYS)」と、こちらはちゃんと英語も併記されている。「加油男孩组合」は「がんばる男の子グループ」という意味で、去年彼らが春晩に初登場したとき、中国中央電視台が付けた中国語名。当時はかなりツッコミが入った(笑)。

ということで、もし来年、北京BEJ48、広州GNZ48、瀋陽SHY48が中国中央電視台の春晩に出演することになっても、中国語名の心配はなくなった。

上海絲芭組合
北京絲芭組合
広州絲芭組合
瀋陽絲芭組合

これでOK。来年には「重慶絲芭組合」「武漢絲芭組合」「成都絲芭組合」が増えているかも。