中国の旧正月、春節前後で気になったSNH48グループ関連の動画をご紹介。
まず、できたばかりの姉妹グループ、瀋陽SHY48が新年のごあいさつ動画を連続でツイートしていた。ただ、どうも瀋陽SHY48のクリエイティブ系スタッフはレベルが低い。
公演のオンライン生放送は、いまだに音声(特に現場のミキシング)が安定しないし、この動画シリーズも現場の収音をそのまま使っているし、映像のポストプロダクションも、ほぼ素人レベル。
それでもメンバーのやりたいことはちゃんと分かるので、ご紹介する。
↓瀋陽SHY48チームSIII『45秒』踊ってみた
正直、瀋陽のような東北地方の姉妹グループだと、上海や広州に比べるとどうしても「田舎者」じゃないの?と勝手に思ってしまうので、日本語の踊ってみたを日本の女子高生の制服で踊ってくれると安心する(笑)。
なぜかこのチームは自分たちに「おでん」という名前を付けている。次も瀋陽SHY48チームSIII。
↓瀋陽SHY48チームSIII チーム「股割り」
先日ここでご紹介したとおり、瀋陽雑技団出身の双子の姉妹、劉嬌(リョウ・チャオ))、劉娜(リョウ・ナー)の2人と、中央は關思雨(グァン・スーユー)。
中国語では「一字馬(イーツマー」、日本語訳するとチーム「股割り」。わかりやすい(笑)。
↓瀋陽SHY48チームSIII 賴梓惜(ライ・ツーシー)フィッシュ・リョン(梁靜茹)『小手拉大手』2017/02/02
つじあやの『風になる』が中華圏でカバーされたフィッシュ・リョン(梁靜茹)の『小手拉大手(小さな手が大きな手を引く)』
この瀋陽SHY48の新年のごあいさつシリーズ、なぜかメンバーのパフォーマンスの最後が、ごあいさつの部分とクロスフェードされている意味不明の編集。ちゃんと最後まで聴かせてほしい。
この賴梓惜(ライ・ツーシー)のウクレレ弾き語り、SNH48二期生チームNII愛ちゃん(易嘉愛)や、三期生チームHIIカメちゃん(徐晗)と比べて特に上手いというわけではない。
でも歌はファルセットがとてもきれいだし、ウクレレはところどころコードが間違っているけれど、まったく手元を見ていないのがポイント。
パフォーマンスとしては、歌いながらもう少し笑うべきだと思うけれど、まだ伸びしろはあるということで。
↓SNH48七期生チームNII 菊子(劉菊子) BEYOND『海闊天空』エレキギターで弾いてみた
これは予想以上に上手かったのでご紹介。運指も正確だし、ベンディング(チョーキング)もちゃんと正しい音程まで上がりきっているし、ビブラートも装飾音も弾けている。
何より右手のひらの付け根で、弾かない弦のミュートが出来ている点が地味だけれど基礎が出来ている証拠。ピッキングで違う弦を弾くミスもしていない。
とっても基礎がしっかり出来ているギタープレイで関心してしまった。
↓北京BEJ48チームE ハニー(林堃)ショートムービー
新しい生活に踏み出そう、というテーマのショートムービー。誰が撮影して編集して、本人のナレーションと合わせるポストプロダクションをしたのかは分からない。
手持ちでわざと揺らしているカメラや、レンズのボケ具合(絞りが開いているということ)、カット一つひとつひとつのフレーミング、カットの選択と順序、つなぎも良く出来ていたのでご紹介した。
中国ツイッター(新浪微博)に上がっているこの種の短編映像は、どれもレベルが高い。
つぎは瀋陽SHY48チームSIIIにもどって、SNH48グループ公式アプリPocket48生放送から。
↓瀋陽SHY48チームSIII フェイフェイ(盧天惠)2017/01/26
かなり長い生放送をつまんで編集してみたが、このキャラはかなり破壊力あり。わざとなのか天然なのか微妙。
この生放送でフェイフェイ(盧天惠)がときどき画面の右上の誰かに向かって微笑んでいるが、これはお母さん。
生放送の途中、「ママ、この生放送を見ていたら~を持ってきて」とスマホに向かって呼びかけると、本当にお母さんがやって来る、というやりとりが何度も出てくる。
それがネタになっていて面白すぎる。お母さん、娘を甘やかしすぎです(笑)。
この破壊力は、BEJ48チームEのプディング(李媛媛)以来。
以上、最近のSNH48グループ動画から気まぐれにご紹介でした。七期生以降だけを選んでいるのはもちろんわざと。