SNH48グループの週刊文春的ネタを久しぶりにいくつか(汗)

久しぶりにSNH48グループのネタを、中国2ちゃんねるから適当に拾ってご紹介。

まず生誕祭(メンバーの誕生祝い特別公演のこと)について。

SNH48三期生チームHIIイーレン(徐伊人)の中国ツイッター(新浪微博)によると、生誕祭のときは今後MC2、つまりユニット曲終わりのMCコーナーがなくなるらしい。

生誕祭はメンバー数名が、誕生日のメンバーに書いた手紙を読むコーナーがあって、公演全体の時間が伸び伸びになるので、時間調整のためだろうとのこと。

その最初がイーレン(徐伊人)というのは、運営会社の考えがちょっと露骨すぎるけれど(笑)。

それから、生誕祭は誕生日のメンバーが特別コーナーで自分で考えたパフォーマンスをするが、そのとき坂道系含め、AKB48グループの楽曲を今後は使用しないよう、SNH48運営会社からお達しが出たらしい。

これはSNH48六期生チームNIIのUK(黃彤揚)がInstagramでツイートしてすぐに削除した。

彼女が自分の生誕祭のためにAKB48楽曲の準備をして、衣装まで購入していたが、運営にダメだと言われたようだ。

いまSNH48グループでAKB48グループがオリジナルの公演をやっているのは、広州GNZ48チームNIIIの『僕の太陽』だけ。それも間もなく千秋楽を迎え、オリジナル公演に切り換わる。

どうやらSNH48運営会社のAKB48楽曲の中国国内での使用権が切れるらしい。

個人的に思うのは、使用権の期限をちゃんと守るSNH48運営会社が、AKB48運営に無断で北京と広州の姉妹グループの話を進めるなんてことは、やっぱりありえないということ。

実際には、単に姉妹グループの展開戦略で、SNH48運営とAKB48運営で意見が対立して調整不能になった結果を、AKB48運営側が勝手に「契約違反」と発表したか、それとはまったく違って、SNH48運営が中国共産党の宣伝機関である中国中央電視台への出演も含めた展開をするとなると、日本国内で日本政府を浅からぬ関係のあるAKB48グループにとってまずいことになるため、わざと決別を装ったか、どちらかではないか。

これは筆者の単なる憶測。

いずれにせよ、生誕祭のMC2がなくなること、SNH48グループは公演や特別公演含め、AKB48グループ楽曲を使わなくなることは本当らしい。

次に、広州GNZ48チームNIIIメンバーが立て続けに学業との両立の問題についてツイートしている。

はるか(熊心瑤)は会社と母親と夜中の三時過ぎまで話し合った結果、もう一年休学することに決めたらしい。チェンチェン(劉倩倩)ももう一年休学を決めたとのこと。

逆に、スンシン(孫馨)はもう一年休学すると、退学する必要があるので、復学することにしたと長文ツイートで書いている。

はるか(熊心瑤)とチェンチェン(劉倩倩)は、退学処分のリスクをとってもう一年休学する決意をしたのだろう。

このことについて、りんたん(肖文鈴)がメンバーたちの難しい選択についてコメントしている。「私たちチームNIIIの2000年以降生まれのメンバーのうち3人は学校に行けない、行く学校がないから」

たぶんこれは、上海SNH48運営が地元の中学高校と提携して、メンバーが通学できるようにしているのに対して、広州GNZ48運営会社はまだそこまでの余裕がないからと思われる。

りんたん(肖文鈴)自身が2001年生まれ、四川省出身で、もともとSNH48六期生からの移籍組。仮にSNH48にとどまっていれば、四川省に戻らずSNH48運営の提携先の上海の高校に通えたのに、という意味だろうと思う。

中国は日本以上に学歴重視の社会なので、学業との両立はメンバーにとって重い問題なのだろう。

次も広州GNZ48だが、GNZ48一期生でチームGのリーロン(黃黎蓉)がやや分かりづらいツイートをしていた。

ただしこれもGNZ48活動を続けるかどうかにかかわる問題。

どうやら北京に住んでいる彼女の親戚が、入団前から今にいたるまで、アイドル活動を続けることに根強く反対し続けているらしい。

そのことについて、彼女のファンなのか、彼女がキライなGNZ48ファンなのかは分からないが、その親戚に賛成するダイレクトメッセージを送っているらしく、リーロン(黃黎蓉)がやや苛立っている。

彼女自身はアイドル活動を続ける決意が固く、親戚からどう言われようと退団しないと言い切っている。

彼女はGNZ48一期生ながら、チームGですでにかなりの人気メンバーになっており、ダンスの実力も『愛しさのアクセル』でユーミー(趙粵)をしのぐスピンを見せたほど。

でも、中国ではまだまだ家族や親戚の反対が強いメンバーがいるということ。

最後のネタはあまり書きたくないのだが、あえて週刊文春的に。


SNH48四期生チームXのランラン(宋昕冉)が、韓国に行っている間に整形をしたのではないかという疑惑。

メンバーの整形疑惑は、今まで何度も中国2ちゃんねるで持ち上がっているが、今回ははっきり分かりすぎ、というツッコミが入っている。具体的には鼻梁のヒアルロン酸注射と、目頭または目尻の切開。

ランラン(宋昕冉)の整形疑惑についての真偽のほどは別にして、いま中国で目頭や目尻を切開し、鼻を高くする整形をすると、だいたい似たような顔つきになるのだが、これを「网红脸」という。

直訳すると「ネット人気タレントっぽい顔」だが、オンライン生放送で多額の年収を稼ぐ女性のことを「网红」と言う。例えばこのあたりのページを見ると胸やけがするくらい「网红脸」を見られる

整形してもしなくても、結果が出るかどうかは運営のリソースと総選挙の結果次第という、過酷な競争社会。

そこでの生き残りをかけて戦っているメンバーに、筆者は何も言える立場にない。