北京BEJ48劇場MVP特別公演で、いーしゃん・ライチがデュエット曲『人魚』を披露

SNH48の2016年劇場MVP授賞特別公演については別に取り上げるとして、北京BEJ48でも昨日2017/03/04(土)劇場MVP授賞特別公演が行われた。

ちなみに劇場MVPというのは、毎回の公演が終わった後、観客が良かったメンバー、自分の好きなメンバーに一人一票投票することができ、その年間得票数がもっとも多いメンバーのこと。チームごとに集計して発表される。

北京BEJ48はチームJはまだ最近結成されたばかりということで、今回は対象外。北京BEJ48は、去年2016/04/30デビュー公演当初から、チームB、チームEの2チームで始動している。

ただしSNH48五期生からの移籍組は、すでに上海SNH48チームXII(A組、B組)として『シアターの女神』公演を上演していたので、まったくのデビューというより、「北京デビュー」。

チームEはSNH48六期生からの移籍組で結成され、こちらは北京BEJ48として初めて舞台に立ったメンバーばかり。

いまはすでに北京BEJ48としての一期生が入団しており、その北京BEJ48一期生でチームJが結成されて3チームになっている。

チームBの劇場MVPはキャプテンのいーしゃん(段藝璇)。現地のあだ名はDDD。背が低くて足が短いので「段短短 Duan Duan Duan」の頭文字のDDD。SNH48第三回総選挙では43位。

チームEの劇場MVPは、ボーイッシュなライチ(李梓)。

授賞特別コーナーのパフォーマンスでは、2人いっしょに、SNH48チームXの全曲オリジナル公演から名バラード『人魚』を歌った。

なお、オリジナルのSNH48チームX版では、最初に歌い出す人魚役が炭酸(張丹三)、人間の少女役が桃子(李釗)。

ライチ(李梓)は2000/08/30でまだ16歳だが、曲の最後、人魚に駆け寄って後ろから抱きしめるところは、オリジナル版よりも感情が入っている。表情も素晴らしいと思う。

まあ本当にこの『人魚』という曲は、何度聴いても鳥肌もの。本当に素晴らしい曲。

いーしゃん(段藝璇)の感想ツイートを、彼女の中国ツイッター(新浪微博)からご紹介。


いーしゃん(段藝璇)

『人魚』は本当にとってもとっても美しい曲だよね
毎回練習するたびに心の琴線に触れて
歌詞の一言ひとことが繊細で感動的
こんなに感動的で こんなに美しい伝説

本当に今日という日に舞台に立ってみんなに自分が準備した曲を歌えるのは光栄
実はずっとやってみたかったすごく好きな曲だから さらに光栄だと思った
感謝といえば 今までずっと何度も言ってきてるけど
でも感謝以外に それに代わるもっといい語彙が見つからない
みんな私のそばにいてくれてありがとう
みんな私を認めてくれてありがとう
みんないろいろ間違いもするしバカなこともするし不完全な私を認めてくれてありがとう
みんなずっと私のために頑張って 私のために苦労して 私のことを心配して 私のために喜んで 私のために努力して私のまだ完璧じゃない夢の実現を助けてくれてありがとう
みんなが私のオレンジ色の温もりであってくれてありがとう
う~ん やっぱりもっと努力して みんなが私にくれたたくさんのプレゼントにつりあうような 素晴らしい人になるよ

ライチ(李梓)もすごく忙しい中 私といっしょにリハするための時間を作ってくれてありがとう でもやっぱりいつもミスするのは私だった
衣装部のデザイナーのお姉さんたちと 縫製のおばさんたちがずっと私の衣装を作り変えてくれてありがとうございます 自分だけじゃ 絶対にこんなピッタリのサイズの衣装にならなかった こんな丹精込めた人魚になれなかったよ
先生方も私たちのパフォーマンスのために苦労して助けてもらってありがとうございます
最後に
みんなが私にプレゼントしてくれたMVPにありがとう
すっ~ごく大好き!!!

劇場MVPのパフォーマンスのたった一曲のことで、これだけいろんな人たちへの感謝を伝えている。

いーしゃん(段藝璇)は今年22歳。メンバーや多くのスタッフに、シンプルに感謝の気持ちを伝えるというのは、大人としてまっとうなことだと思うんだけれど。

こんな基本的なことさえ分かっていないメンバーを許すファンは、最後にはSNH48グループ全体をダメにしてしまうだろう。