北京BEJ48チームBが2017/04/14開始のベスト公演は『女神』『目撃者』『手つな』『僕の太陽』『夢死な』と相当ぜいたく

北京BEJ48チームBが半年間上演していた、上海SNH48チームSIIお下がり公演『心の旅程』が2017/04/09(日)に千秋楽を迎え、その後の公演は何になるんだろうと思っていたら、やはりいままでのパターンどおり、ベスト曲公演『十八の輝く瞬間』になった。

(中国語にはもちろん「千秋楽」なんて単語はありません)

で、てっきり北京BEJ48チームBが今まで上演したことがあるAKB48『シアターの女神』公演と、上海SNH48全曲オリジナル公演『心の旅程』からのベスト曲だろうと思ったら、何と、過去にSNH48グループが上演したいろいろな公演からのベスト公演。

つまり、SNH48姉妹グループで、まだAKB48楽曲の中国語版が聴けることになった。

北京BEJ48チームB記念公演『十八の輝く瞬間』は2017/04/14(金)が初日。

セットリスト(曲目)は以下のとおり。

全員曲:

M01.勇気のハンマー(AKB48『シアターの女神』公演より)

そもそも『シアターの女神』公演は、上海SNH48チームNIIがデビュー公演として2013/11/02~2014/04/19の長期間に渡って上演した。前座曲『ロマンスかくれんぼ』を、2016/03/01に大やけどを負ってまだ休養中のエンジェル(唐安琪)が歌っていた。

それをさらに上海SNH48チームXIIがデビュー公演として2015/12/04~2016/12/15の長期間上演し、さらに北京BEJ48、広州GNZ48でも上演された。SNH48姉妹グループを通して、上演回数がもっとも多い公演。

M02.隕石の確率(AKB48『シアターの女神』公演より)
M03.摩天楼の距離(AKB48『目撃者』公演より)

『目撃者』公演は中国では政治的な理由から『前人未到(前所未有)』と改名され、1曲目の『目撃者』をカットした上で、上海SNH48チームNIIが2014/10/11~2015/04/18まで上演していた。

M04.重力シンパシー(AKB48チームサプライズ シングル曲)

『重力シンパシー』は上海SNH48チームSIIがよくパフォーマンスしていた楽曲だが、現地ファンの人気も高いようだ。

ユニット曲:

M05.Glory days(SKE48『手をつなぎながら』公演より)

SKE48『手をつなぎながら』公演は、上海SNH48チームHIIが2015/05/29~2016/03/20まで上演しており、2017/04/01(土)千秋楽となる同チームの『十八の輝く瞬間』公演にも、何曲か取り上げられている。

この公演では現地ファンとしては、『Innocence』と『ロマンスロケット』で盛り上がって、『遠くにいても』で泣くという流れ。

ただ、この『Glory days』を上海SNH48チームHIIが上演したときは、今は退団しているルーシー(王璐)の片手側転など、アウトロ部分で派手な見せ場があるのがポイント。

北京BEJ48チームBでは、誰かがアクロバティックな振り付けを見せてくれるのだろうか。

M06.キャンディー(AKB48『シアターの女神』公演より)
M07.ヒグラシノコイ(AKB48ひまわり組『僕の太陽』公演より)

『僕の太陽』公演は、上海SNH48チームNIIが2015/04/24~2016/01/10まで上演し、その後広州GNZ48チームNIIIも上演。最近千秋楽を迎えたばかり。

現地ファンにとって『僕の太陽』公演の『BINGO!』はSNH48二期生チームNIIの代名詞のようになっている。

M08.チョコの行方(SKE48『手をつなぎながら』公演より)
M09.Confession(AKB48ひまわり組『夢を死なせるわけにいかない』公演より)

『夢を死なせるわけにいかない』は上海SNH48一期生チームSIIが、デビュー公演『最終ベルが鳴る』、『長い光(恋愛禁止条例)』、『パジャマドライブ』、『RESET』につづく5つめの公演として上演した。

現地では『譲夢想閃耀(夢を輝かせる)』というポジティブなタイトルに変わっている。ダイモン(戴萌)、Bちゃん(孔肖吟)、マオマオ(李宇琪)、CC(徐晨辰)が上海SNH48チームSIIでのオリジナル・メンバーだと思う。

全員曲:

M10.心の旅程(SNH48チームSII全曲オリジナル公演『心の旅程』より)

『心の旅程』はSNH48グループ初の全曲オリジナル公演で上海SNH48チームSIIが上演、広州GNZ48チームG、瀋陽SHY48チームSIIIは今でも上演中。

M11.シアターの女神(AKB48『シアターの女神』公演より)
M12.Pioneer(AKB48『目撃者』公演より)

この『Pioneer』の選曲は、ひたすら盛り上がる曲だからだろう。中国語タイトルは歌詞の「We Are The~」の部分を取って、「We Are The SNH」というタイトルになっていた。今回は「We Are The BEJ」となる。

M13.サヨナラのカナシバリ(AKB48『シアターの女神』公演より)
M14.私の舞台(SNH48チームSII全曲オリジナル公演『心の旅程』より)

この『私の舞台』は全曲オリジナル公演『心の旅程』のラスト曲。

アンコール曲:

M15.愛はファンタジーのよう(愛似Fantasy)(BEJ48オリジナルEPより)
M16.銀河パーティー(BEJ48オリジナルEPより)
M17.ヘビーローテーション(AKB48シングル曲)
M18.陽光協奏曲(BEJ48オリジナルEPより)

アンコール後は、北京BEJ48のオリジナルEP曲が3曲も入っている。

その中に上海SNH48一期生のデビュー曲『ヘビーローテーション』が入っているのは、とても象徴的。中国のSNH48グループにとって『ヘビーローテーション』の中国語カバーは、すべての始まりの曲だからだ。

以上、これはこれで毎回楽しめそうな、北京BEJ48チームB『十八の輝く瞬間』公演の楽曲紹介でした。