広州GNZ48第三弾オリジナルEP『I.F』よりメイン曲『たんぽぽの足跡』音源公開、素晴らしいアイドルポップス

広州GNZ48第三弾オリジナルEP『I.F』のメイン曲『たんぽぽの足跡(蒲公英的脚印)』音源が先行公開された。

広州GNZ48第三弾EP選抜メンバー『たんぽぽの足跡』

作曲は金源奕、朴志娟、作詞は松本広。

アイドルポップスとしては文句なしの水準の曲。

遅めのテンポの16ビートで、Bメロでリズムパターンが少し変わってから、サビのCメロに行って、その後にまだフックのメロディーがあり、さらにブリッジのDメロまであるという、すごくぜいたくな構成。

ツーコーラス目の後のサビのリズムパターンが突然8ビートになったり、編曲も素晴らしい。

北京BEJ48第三弾EPのTeam B、Team E曲と違って、アウトロも全く手抜きなし。とにかく素晴らしい曲。

本当に最近のSNH48姉妹グループのオリジナル曲のクオリティは高くて、日本人の耳にも十分鑑賞に耐える。この曲もAKB48のシングルのカップリングにしても、全然問題ないでしょう。

金源奕さんの名前をググってみたところ、滋慶学園COMグループという専門学校の「留学生インタビュー」のページが見つかった。フルネームがどこにも書かれていないのに、なぜGoogleに引っかかったのかと思ったら、HTMLのソースコードにフルネームが書いてあった。

韓国出身の方で、この学校でレコーディングエンジニアを専攻、卒業後、韓国TS Entertainmentに就職して専属作曲家になったとある。たぶん朴志娟さんも韓国の方だろう。

作詞家の日本人っぽい名前の松本広という人はナゾ。中国検索エンジンの百度で調べても出てこない。そもそも日本人が中国語で鑑賞に耐える作詞ができるはずがないし。

日本で学んだ韓国人作曲家の曲に、中国語の歌詞がついてというふうに、まさに日中韓のコラボ曲。

広州GNZ48第三弾EP『I.F』の他の曲も楽しみ。