第四回総選挙を前に「しばらくお休み」メンバー増、某メンバーの退団ツイート

SNH48グループの公式サイトで、「暫休(しばらくお休み)」扱いのメンバーが一気に増えたとのこと。

第四回総選挙を前に、おそらく投票でお金をムダにしないように、運営会社が総選挙不参加のメンバーをはっきりさせるためと思われる。

「しばらくお休み」に追加されたのは以下のメンバー。

上海SNH48:二期生ローラン(羅蘭)、七期生 徐真(シュー・チェン)、五期生 鄒佳佳(ゾウ・チャーチャー)
北京BEJ48:チームBアイスクリーム(馮雪瑩)、文妍(ウェン・イェン)、吳月黎(ウー・ユェリー)、夏越(シャー・ユエ)、チームE李燁(リー・ユエ)
広州GNZ48:チームGふーたお(胡怡瑩)、王馨悅(ワン・シンユエ)、向蕓(シャン・ユン)、周倩玉(チョウ・チェンユー)、チームNIII戴欣佚(ダイ・シンイー)

現地ファンによれば、周倩玉、徐真、吳月黎の応援会は、まだ退団の確認が取れていないとのこと。王馨悅はかなり以前に退団がはっきりしている。

仕事より人生が大事、ということは言うまでもない。

運営会社からの賠償請求への対策にメドがついて、SNH48グループでの将来に見込みがないと判断できれば、早めに退団するのがいいだろう。

そのうちの一人、上海SNH48五期生チームXII 鄒佳佳について、少し取り上げる。

中国ツイッター(新浪微博)の個人アカウントは、すでに2017/04/09からツイート開始していたらしい。

筆者はうっかり、いわゆる「僵尸(キョンシー)」アカウントだと勘違いしてブラックリストに入れてしまっていた。せっかくフォローしようとしてくれていたのに、ごめんなさい(汗)。

2017/05/19 13:55の退団ツイートには、上海精神衛生センターの診断書がついている。

2014/08/11前後に、すでに「焦慮症(不安障害)」の診断が出ている。パニック障害や社会不安障害を含む広い概念とのこと。

今までよく頑張って来れたなぁという感想。そこまでムリしなくても良かったのに。

ただ、何しろいったん契約してしまうと、運営会社からの損害賠償が待っているので、その問題を解決しないと退団もできない。

その後の処方箋の画像も添付されている。以下、商品名は日本で販売されているものなので中国国内とは違うと思う。以下のうちレクサプロは筆者も服用したことがある。

抗うつ剤: エスシタロプラム(商品名はレクサプロ)
抗うつ剤: ミルタザピン(商品名はレメロン、リフレックス)
睡眠薬: エスタゾラム(商品名ユーロジン)
睡眠薬: ゾピクロン(商品名アモバン)

2017/04/24の診断書では、リストカットもあったとのこと。

つい最近、同じチームXIIハムスター(嚴佼君)の誕生日記念公演で、彼女あての長い長い手紙を読み上げた。内容はひとことで言うと「ハムスターは私だけのもの!」だったらしい。

個人アカウントの退団ツイートでも、ハムスター(嚴佼君)について次のように書いている。

「こんな友だちにめぐり会えるなんてそうそうないこと。本当に私はラッキーだった。もし彼女がいなければ、私はもうこの世にいなかったと思う」。

自殺を考えるくらいなら、数十万人民元の賠償金は安いものだと思う。

逆に、SNH48グループでアイドルとして仕事を続けるには、どれだけ精神的にタフでないといけないか、ということ。

第四回総選挙を前に、ため息しか出ないお話でした。