瀋陽SHY48チームSIIIチーシー(秦璽)第四回総選挙演説会ファンミーティングの文字起こし日本語試訳

瀋陽SHY48の運営が、やっぱりあまり順調じゃなさそうというお話。

一昨日、2017/07/01(土)初日を迎えた、チームSIIIの新ベスト公演『天才美少女日記』のメンバー内部選考(セレクション)で、フェイフェイ(李慧)がダンス教師に暴力をふるわれたとツイートしたことは、以前ご紹介したとおり。

その後、この内部選考にまつわる問題はおさまったと思っていたら、まだしこりを残しているらしい。

昨日2017/07/02(日)、チームSIIIの湖南なまりで人気のメンバー、チーシー(秦璽)が総選挙演説会公演を行ったが、昼間に瀋陽SHY48星夢劇院のカフェで、ファンを招待したファンミーティングが行われた。

瀋陽SHY48は、その日の公演で演説会をするメンバーが、カフェでファンとおやつを食べながらトークイベントをすることになっている。

そのファンミーティングで、彼女がかなりぶっちゃけた話をしていたらしく、その内容と、その夜の公演の演説会で彼女が話したことの両方を、現地ファンが文字起こししているのを見つけた。

せっかくなので日本語試訳しておく。文字起こしの引用元は中国2ちゃんねる(百度貼吧)のこちらのスレッド

日本語試訳の最後に、筆者なりの解釈を付け加えておく。

(注:豫珑运营看到这个翻译更怼她们的话,小编会继续关注情况)

ファンミーティングに彼女といっしょに参加していたのは、同じチームSIIIの陳婧文、李慧。

以下、秦璽(Q)、陳婧文(C)、李慧(L)と略す。

Q:ごめんなさい。ずいぶん待たせちゃった。ちょっと用事があって。出るのが遅れた。
これは食べられるの?

もう時間が遅いかな。えっと、11時33分。さっきチームHIIIもいたんだよね

でもみんな写真をとってて、毎回写真を送ってくれないけど、何をとってるの?
私目がちょっと腫れてるから、写真を修正してくれるなら、目を大きくしてね。

ちょっと待って。スマホを見る……ツイートまで削除されてる、削除したくなかったのに。
みんな何があったかたぶん知らないよね。私もみんなに申し訳なくて。

C:じゃあオヤツで口をふさいじゃおうか。そうすれば話せなくなるし。
オヤツでみんなの口をふさいであげようか。これってどこから?
私の口をふさぐため?ふさげないよ。

Q:みんなに説明するよ。もう、なんでまた私にダイレクトメッセージを送ってくるかな。

L:今日はあなた大人気だね。またダイレクトメッセージもらって。私なんてもう半年も誰もメッセージくれないよ。

Q:何があったか話すけど、起こったことはこういう感じ。

私は会社全体が良くないとは言ってないよ。いい人もいるし、ここにいるスタッフのお兄さんはとてもいい人みたい。カメラマンの先生もいい人だし。ただちょっとブスに撮られちゃうけど。

だいたい悪い人は外から見えないよね。だんだん分かってくる感じで。私、今日朝早く劇場に来て、チームHIIIのみんなといっしょだったの。

私たちは(昼公演があるチームHIIIのみんなの邪魔にならないように)部屋の隅っこでメイクをしてて、自分で腰掛けを持ってきて、隅っこにいたの。(訳注:「凳子」は「腰掛け」と訳したが、背もたれのない椅子のこと)

そしたらある先生が来て、立ちなさい、腰掛けを渡しなさい、って言ったから、私たちは腰掛けを先生に渡したの。それでまた自分たちで腰掛けを探しに行ったの。

そしたらまた先生がやってきて、すごく怒って、ここに座って何してんの!座っちゃダメだってことが分からないの!って言ってずっと怒ってたの。

私たちずっと腰掛けを探したのは、座る場所がないからなんだけど、先生は、あなたたちはそっちに集まってなさいって言った。でもそっちはチームHIIIのみんながぎゅうぎゅう詰めで場所がなかったの。

それで私また椅子を探しに行って、先生に座ってもらったの。

それから私はWeChatで、私たちのマネージャーに言っておいたの。そしたら先生が私に直接怒鳴って、あんた大した腕前ね、告げ口までするなんて、って。

私が、告げ口、どういうこと?!

ここ数日プレッシャーがすごくて(訳注:新公演の準備のため)、もともとここ数日やることがたくさんあったのに、とにかくここは厳しくて魔幻世界みたいで、みんな慣れればいいだけ。私たちに偏見は持たないでね。

じゃあ乾杯しよう。最近プレッシャーが大きくて、私もこういうことは考えたくないの。

それから、どこまで話したっけ?

それから先生がずっと私を怒って、あざ笑ったり、皮肉を言ったり。

(ここで彼女のマイクがずっとオフにされるが、李慧のマイクだけまだオンなのに気づいて、彼女のマイクを受け取る)

私続きを話すけど、この世界にはいい人もいるけど、悪い人もいる。私たちはみんなちゃんとやろうと思ってるけど、悪い人が出てくるのは止められないよね。どうしよう。

(そしてマイクがオンになる)

私に対してだけ態度が変わったのかもしれない。だって私の人気は落ちてってるから。CALLの声も前より大きくないし。

だから私には特に良くないのかも。前と違ってすごく厳しくなった。

ここに来てはじめて気づいたんだけど、人ってこんなに差別されるんだなって。それでも笑顔を保たないといけない。

その先生は、何か言いたそうな口をするんじゃありません、って。

L:こちらの先生はまだオヤツ食べてないよ。

Q:あっ、カメラマンの先生のことね。ごめんなさい。美人に撮ってくださいね。

私たちメンバーはみんな大変で、昨日踊ってるとき笑おうと思わなかった。だって笑うと、みんながバカみたいって言うし。『Innocence』と『今度こそエクスタシー』を踊ってるとき、みんなセクシーな視線なのに、私だけバカっぽい笑顔で。自分でも笑えると思ったけど。

C:毎回こういうことがあるたびに、知らない人からたくさんダイレクトメッセージが来て、秦璽にツイートを削除するように言って、あのツイートを削除するように言ってって。でも話があるなら彼女に直接言えばいいと思うの。

このグループで、私は彼女の友だちだから、彼女には楽しくしててほしいし。

Q:私たち3人は友だちとして、全員補欠メンバーになっちゃったね。

L:あなたと親友になると、呪いがかかるんだよ。

C:そうだよ。みんな秦璽のせいだよ。

Q:3人の親友がみんな補欠になった。でも私は彼女たちはすごいと思うよ。なんで補欠になったんだろ。李慧はダンスもうまいし、美人だし。ほら見てよ、彼女って……

L:どうしたの?どうやってほめたらいいか分からないんでしょ。

Q:長文ツイートならちゃんと書けるよ。それから朱燕(チュー・イェン)も、私たちのチームのダンスは彼女のおかげで何とかやってるところが多いんだよ。そうですよね、先生。

C:先生は、何も言えないよ。

C:セレクション(内部審査)ってやっぱり良いって気づいたよ。

Q:(話に割り込んで)セレクションのどこがいいの。全部もう内定してたじゃん。

C:(気まずい雰囲気をなくそうと)それって会社がやっぱり私のダンスのレベルを認めてくれてるってことだから。だって李慧と朱燕は私よりダンスがあんなに上手いから、彼女たちと私の点数は同じでしょ。

Q:え~私と関思雨は同じような点数だけど、やっぱり彼女はセンターだよ。それって……

(2人も何を言っていいか分からず、しばし沈黙)

Q:この世界にはもともと不公平なことがたくさんあるよね

(またマイクがオフにされる)

Q:今晩(第四回総選挙の演説会で)歌をうたうけど、ずっと練習してた。みんな今晩見に来る?ほんと?

みんなが言ってたけど、演説会のとき、劇場からたくさん出て行っちゃうみたい。そうなの?

C:たんに生理的な問題だって、トイレに行きたくて、それを解決しに行くの。

Q:演説会が始まったら、ちょうどタイミングよく、トイレに行きたくなるわけね。私話したいことがすごくたくさんある感じなんだよね。なんでみんなそんなゲラゲラ笑ってるの。

C:みんなお腹いっぱいだから楽しいんだよ。私たちはそうじゃないから、楽しくないの。

Q:みんな写真を撮る前に言ってよ。さっき外で、誰か私を見つけたけど、私メイクしてなかったから。

C:すごい勢いで逃げてたよね。50メートル走の練習してたんじゃないの。私も追いつけなかったわ。

Q:ほんと?私片手でポケットをさぐったけど、マスクが見つからなかったの。ポイントは後ろからまだ誰か追っかけてきたこと。猫がねずみを追っかけるみたいに。

みんな、あとでまた追いかけっこしようね。(スタッフに向かって)みなさんお疲れさまです。みなさんも追っかけるのがすごく速いですよね。

まさかファンのみんながあんなに早く来てると思わなかったから。ちょっと待って、スマホをちょっと見る。

ご先祖様……くれないって、じゃあもう言わない。ほら瀋陽ってこういうことなんだよ。もう話せない。これ以上話したら、お給料ナシだって。

Q:静かすぎ。みんなもうちょっと楽しんで。みんな話ししてよ。ほら他のメンバーのときは、もっと楽しんでるじゃない。みんなまだ何か知りたいことはある?

(客席のファンが手を左右に振って無いと言う)(ファンの誰かは歌を口ずさむ)

歌をうたってるの。私たちは話をするよ。話をするチャンスなんてなかなかないし。ねえ、この前も写真を撮ってる人がたくさんいたけど、写真をくれたのは一人。だからみんな何を撮ってるのかなって。

それからここ数日、私を撮ってる人を見たから、撮らせてあげたのに、一晩ずっと待っても、一枚も写真を送ってくれなかったよ。

ほら、カメラマンの先生が、あわてて私を撮りに来た。

L:修正するのを忘れないで下さいね。

Q:分かった。この(アイドルの)道に進む人はたくさんいて、これからもたくさん入ってくると思うけど、私がまだデビューする前、まだ覚えてるのは、陳婧文に聞いたの。私、標準語ができないから、誰もファンになってくれないんじゃないかなって。

C:それで私言ったの。じゃあ可愛いじゃんって。

Q:彼女が可愛いって言ったから、私はあなたの脳みそには何が入ってるの?って言ったの。

C:彼女こんなこと言うんだよ。それでデビューしたら、私の言うとおりになったでしょ。確かに「なまり」ファンが多いじゃん。

Q:私デビューしたら、私のことが好きなファンが一人でも、努力してやっていくと思ってた。そしたらたくさんファンが出来て、それでたくさんいなくなった。

L:デビューする前は希望でいっぱいだったよね。

Q:デビューしてからは、ここに長くいればいるほど、ここって本当に夢を破壊するところだって気づいた。(チームメイトの2人が秦璽の口をパンでふさぐ)

Q:ちょっと待って、マイクまだオンになってる?不公平なの。みんなもそれは知ってるでしょ。いろんなことがあるってことも、みんな知ってるでしょ。

カメラマンの先生、そんな顔で私を見ないで。私、あとで生きてここから帰れるといいんだけど。

C:ダメでしょうね。ほら、カメラマンの先生がそに座って泣いてるよ。もう私たちに会えないからって。

Q:思い出したんだけど、(『心の旅程』公演の)千秋楽のとき、私たちめちゃくちゃ泣いたよね。実は私たちこの半年でいろんなことがあって、たくさんの人と出会って、いい人も悪い人もいた。

でも私にはどうしようもないし、他人が私のことを好きになるのをやめさせることもできないし。いま私のことが好きな人はみんなだけ、それあkら他の土地のファンが何人かだけ。

それからどうしようか。お父さんに電話したくなった。

L:あなたのお父さんも、なまりは同じなんでしょ(会場全体が爆笑。雰囲気がなごむ)

Q:似たようなもんね。私がお父さんに電話して、ここは真っ暗だよって言ったら、お父さんは外も真っ暗だよって言って。私は、ちがう、ここの中が真っ暗なんだって言ったの。もし私が外に出たら、外には何も心配はないのにね、って。

L:あなたのお父さんはちゃんと教育してくれたの?(会場全体がまた爆笑)

Q:お父さんは私をちゃんとここに居させたいから、外も真っ暗だって言ったの。だから私はお父さんに言ったんだよ。この中の方が暗いんだって。

Q:今朝、陳婧文と話してたんだけど、どうしてファンの中には、私たちよりいろいろあるんだろうねって。そしたら陳婧文が答えたの。私たちのファンが少ないからよって。でしょ?びっくりした。

C:客席のみなさんにうれしくなさそうな人がいるよ。

Q:なんで?本当のことを言っちゃいけないの?

C:楽しそうな人もいるけどね。

Q:うん。私が言ってるのは、みんな(客席のファンのみんな)のことを良くないっていうんじゃないよ。

本当のことはあんまり言えないけど、みんなには本当のことを言いたいだけ。ガマンできないから、言いたいことは言う。だって仮面をかぶった生活って、本当にすごく疲れるから。

でしょ?私たちみんな仮面をかぶって生活したくない。でも、私たちのチームは……

C:(小声で)黙って

Q:私は舞台に上がったら、ただみんなに歌を歌ってダンスを踊りたいだけ。うまく歌って、うまくダンスをして、みんなに楽しんでもらいたいだけ。みんなにネガティブなエネルギーをあげようなんて全然思ってないよ。

でも、こんなにいろんなことがあるなんて、思いもしなかったから。だから、思ったのは……何ていうか。

L:秦璽はとっても良い子で、本当にすごく努力してる。

Q:ここに座ってる3人とも努力してて、みんなから見えない部分がたくさんある。実は補欠メンバーになったのはけっこう悲しいんだよ。

C:ただお給料をもらってるだけみたいな感じ。(会場全体が爆笑)今日は私のファンは来てないから、そんな悲しくないけど、前は自分のファンがそこに座ってたから、悲しくなった。

Q:実は私、毎回悲しいんだけど、みんなも楽しそうなのを見ると、(アイドルとファンが)お互いに影響しあってるからだと思うけど、私もみんなが楽しくいててほしいと思う。

私の良い面をみんなに見てもらって、みんなも私に良い面を見せてくれる。

誰でも悩みがたくさんあるでしょ。ああっ、なんで今日は演説会ファンミーティングなんだろ。先生が私を出させると思わなかったから。私もともとこんな感じにしたくなかったんだよ。

みんなと楽しく話したかったのに、結果、何でこんなふうになっちゃったんだろ。

(オンライン生放送はここで終了。)

その後、夜公演での、チーシー(秦璽)の総選挙演説アピールは以下のとおり。

(訳注:『落下傘』をソロで歌う)

私初めて『落下傘』をソロで歌えて、すごくうれしい。いつも私は歌が下手くそだとか、歌ってもなまりがあるとか言う人がいるけど、いま聴いたでしょ。なまりはなかったよね。

(訳注:事前録音を流しているので、なまりがないのは当然)

自分の歌になまりがないのを証明したかっただけ。まだパフォーマンスがあるから、見逃さないでね。

(訳注:ここからスピーチ開始)

SHY48に来て、もう半年ちょっと。最初の総選挙で、楽しいし、感激してるし、興奮してるし、緊張もしてる。なんたって競争でしょ。

でもこれって自分の努力とはなんの関係もないみたい。みんな次第。ちょっと不公平な感じ。

自分のこの一年の努力は、こういう競争を通して、順位を手に入れるためだったけど、そうじゃないみたい。

みんな入団したばかりのときは、TOPの意味を何も分かってなかった。みんな入りたいと思って、入れる人が入れるんだと思ってた。

デビューした後、びっくりしたのは、そのうち一人にでもなれたらそれだけですごいってこと。そういう感覚ってみんな分かるよね。

入団したばかりでPR映像を撮るとき、私は16人に入れなくて、ダンスのうまさで選んだって言われて、がっかりした。やっぱり全て自分の努力でつかみとらないとダメだなと思って。

それから『心の旅程』公演が始まって、私のポジションは4番目だった。先生が名前を呼んだときはびっくりして呆然としたよ。

その後、センターにもなって、またびっくりした。

その後は、もう驚かなくなった。慣れちゃったから。

私がここに来たきっかけは、自分の好きなことをやりたいから。毎日歌って踊って、仲間といっしょに楽しく過ごして、それでお金がもらえるんだから、こんな楽しいことなら喜んでやるよね。

(原稿に目をやって)でも入団してアイドルは大変だなと気づいた。成長してもつまづかなきゃいけない……ああっ、実は私こんな形式ばった話をしたいわけじゃないんだけど、でも必ず形式ばった話をしなきゃいけないから、こういう形式ばったことしか言えない。

『心の旅程』の初演のとき、ひとことを話すのも怖かった。誰も好きになってくれないかもしれないし、田舎から来たこの子は誰だ?とか、悪口を言う人がたくさんいるんじゃないかと思って。

舞台に上がる直前はすごく緊張して、万一だれも好きになってくれなかったら悲しすぎると思った。

それからそのとき心の中で思ったのは、客席に私を見てる人が一人しかいなくても、私のファンが一人しかいなくても、努力してパフォーマンスする、ベストをつくすぞ、ってこと。

そしたらこんなたくさんの人が好きになってくれるなんて思いもしなかった。

この半年あまり、たくさんのことが起こって、たくさんの人が来て、たくさんの人が去っていって、何て言うか、去っていくけど行かないでって思うのは当然でしょ。

最後に、私はみんなにたくさんたくさん投票してほしいとは思わない。

この総選挙では、自分のこの一年の努力と頑張りは証明できないから。本当に証明できないと思ってる。

誰だってこれにお金を全部つかっちゃうなんて簡単にできっこないでしょ?

車を売ったり家を売ったりしてる人までいるって聞いたけど、どういう考えなのか分からない(客席ざわつく)

みんな総選挙のせいでプレッシャーをあまり感じてほしくない。

アイドルのファンになるのは本当は楽しいことだから。

私はみんなにもっと楽しさを伝えたい。舞台に上がって、みんなが私を見てくれれば十分。

もちろん誰もがもっと大きな舞台に立ちたいと思うけど、この点は、分かってくれればそれでいい。

(原稿に目をやる)もう少し形式ばった話をするね。この半年あまりで、まだここに座って、私のために力いっぱいCALLしてくれる人もいれば、もう私を忘れて去っていった人もいる。

残ってくれているみんなにありがとう。私に心温まる幸せをくれたみんなにありがとう。もう原稿を読みたくないよ。形式的すぎる。

自分がこの半年あまりで、たくさん成長して、たくさんのことを経験したと思う。

(また原稿に目をやる)

残念なのは、今日みんなの前に立っているのが、まだ内心が十分強くない秦璽だということ。ためらうこともあるし、不機嫌になることもあるし、なまりもあるしダンスも適当にすることもあるし?これ何?私いままで適当にダンスしたことなんてないよ。

(訳注:秦璽は、誰かが書いた原稿を読まされている可能性があるらしい)

私を好きでいてくれるみんながいて、私はうれしい。たくさんの人が私を好きになってくれて、私自身の才能で私を好きになってほしいと思う。

私はファンを釣るようなことはしないし、別のメンバーのファンを釣ることもしない。ちゃんとした人になりたい……ダメダメ、なんでこういう話題になっちゃうの。

(引き続き原稿を読み上げる)

今日から、毎日笑顔で、毎日を新しいスタートラインだと思って、今日から人の心を暖かくするアイドルになります。もし本当にダメなら、最初からやり直します。失敗しても、立ち直ります。倒れても、やり直します。

(訳注:最後に『名探偵コナン』のコスプレで、ウルトラマンティガの中国版主題歌『奇跡再現』に合わせ、ヲタ芸を披露)

Q:みんなこの衣装の意味が何かわかるよね。真実はいつもひとつ!
この歌の歌詞が私の気持ちを表してる。

新しい暴風はもう現れている
どうして立ち止まっていられるだろう
笑顔で危険に立ち向かおう

フフッ(ここでカメラにウソの笑顔)

夢が真実になるのは遠くないって、かなり遠いよ。

時間がなくなった。みんなありがとう。真実はいつもひとつ!

以上がチーシー(秦璽)がファンミーティングと、演説会で話したことの概要。

ここからは筆者の独断と偏見だが、チーシー(秦璽)の湖南省なまりが、ここまで矯正されずに残っていることがポイントだと思う。

彼女には申し訳ないけれど、家庭の事情で一定水準の教育を受けられていないか、彼女自身のIQに問題があるかどちらかだ。

だから彼女はピュアすぎる。そのおかげで瀋陽SHY48の運営の上層部の問題がわかる。メンバーが言っているように、メンバーの身近なスタッフに問題はない。問題は上層部にある。

例えば、瀋陽SHY48チームHIIIの「天が選んだ」、つまり上層部が選んだと言われていた張雲夢(チャン・ユンモン)は、ご承知のように入団後も彼氏と交際を続けていたことがバレて謹慎中だ。

しかし、個人アカウントで中国ツイッター(新浪微博)のストーリー(Instagramと同じ機能)をツイートすることを、運営はわざと見逃している。

運営の上層部が、どうしても彼女を復帰させたがっていることは、第四回総選挙用衣装の生写真が発売されていることからも分かる。

ファンの人気を無視して、運営として推したいメンバーを推しつづけるなら、まずチーシー(秦璽)のような純粋なメンバーを懐柔するのが、頭のいいやり方だ。

純粋なメンバーを周辺に押しやってわざわざ内部事情を露呈するばかりか、ファンではなく運営都合で売りたいメンバーを売る。

瀋陽SHY48運営の上層部は二重の意味で愚かだ。このままいけば瀋陽SHY48の運営は自滅するだろうと思う。