広州GNZ48一期生チームZのワイワイ(王盈)の、第四回総選挙演説会公演については、書いておく必要があるだろう。
以前このブログでご紹介したとおり、彼女はくるぶしの外側の離断性骨軟骨炎と診断され、基本的に、激しいダンスは一生できないと医者に言われている。
その後、手術を受けることになったようだが、舞台に復帰できる可能性は小さい。
なのでこの日の彼女の誕生日公演兼総選挙演説会が、どうなるのか気になっていた。
公演全編はこちら。
当然ワイワイ(王盈)は公演には出演できないため、自己紹介MC部分だけ登場。
一列目の自己紹介の間はずっと立っていたが、二列目、三列目のメンバーの自己紹介と、誕生祝いのメッセージを受ける間は、足に負担をかけないため、こうして椅子にすわっていた。
誕生日の特別パフォーマンスでは、足のケガを押して、この『専属派対(僕らだけのパーティー)』の3人のユニット曲『Don’t Touch』。
動画の方を見ていただくと分かるが、左はナイピン(農燕萍)、右はシエちゃん(陳桂君)。
そして何ともう一曲、エイプリル(王偲越)といっしょに、上海SNH48チームX『ドリーム・フラッグ』公演のデュエット曲『人魚』。
どちらも運動量はそれほど大きくないが、彼女にとってはかなり脚に負担がかかることには違いない。
この日の生誕祭のために、いろいろな準備をしてくれた応援会やファンのための、彼女の精一杯のお返しだ。
この2曲のパフォーマンスの後、誕生祝いコーナー。いつもどおり他のメンバーがそれぞれ彼女のために手紙を読む。
ワイワイ(王盈)と抱き合っているのは、ナイピン(農燕萍)。ただでさえ泣き虫のナイピンが泣くのは当然として、さすがにこの日はいつもとぼけているワイワイも涙を流していた。
公演が終わった後の演説会のコーナーも、各メンバーが演説とパフォーマンスをするのが定例。
こちらでは彼女は、アーサン(阿桑)という女性歌手の『一直很安静』を直立不動で歌った。
本当は感動させるところで、左の手のひらや手の甲に覚えきれなかった歌詞を書いている。こういうところが、いかにも彼女らしい。
歌もはっきり言ってボロボロだが、サビの部分では会場の観客がいっしょに合唱している。
この歌と、その後の演説会部分の動画はこちら。
演説で彼女が話しているのは、何のこだわりもなくダラダラ過ごしていた日々から、アイドルになることをきっかけに抜け出して、ファンのために頑張ろうという生き方に変わったこと。
ただ、脚のケガのために、いつまでアイドルの道を歩めるかも分からなくなったけれど、ファンのみんながいればこれからも孤独じゃないと思っていること。
後半は、自分ではなくチームZのメンバーに投票してほしいと呼びかけ、メンバーを一人ずつ紹介しているが、時間が足りないので残りは中国ツイッター(新浪微博)で、と話して終了。
この日、この後の公式アプリPocket48の生放送では、いつもどおりの彼女らしいダラダラした生放送だったが、脚の手術はやっぱり怖いと話していたようだ。
これから彼女が広州GNZ48でどういう活動をしていけるのか、まだ分からないが、どんな未来であれ彼女を祝福したい。