SNH48の「秋元康」、作詞家・甘世佳さんの作詞観とAKB48楽曲の訳詞ウラ話

先日ここでご紹介した『人間規則』ほか、SNH48グループに素晴らしい歌詞を提供している作詞家・甘世佳が、中国のQ&Aコミュニティーサイト「知乎」で2017/07/07(金)にリアルタイムのQ&Aライブイベントを有償で行うとのこと。

その前に、SNH48ファンからの質問の一部に無償で答えるプレイベントをやっていたらしく、それを日本語試訳する。

例によってできるだけ中立的な逐語訳にするが、試訳の正確性について例によっていっさい保証はない。

冒頭からいきなり、SNH48結成当初、AKB48楽曲の作詞についてAKB48運営がどう関わっていたかの話があり、とても興味深い。

Q.娘さんをSNH48に入れるつもりはありますか?入りたいと言ったら賛成しますか?

A.入りたいと言えばもちろん賛成します。反対する理由はないですよね。でもあえてそちらへ押すことはしません。

Q.甘先生にお聞きします。どういう縁でSNH48の作詞をするようになったんですか?以前の作詞をどう思っていますか(主にAKB48の中国語訳詞について)?

A.最初の質問はライブイベントで直接お話しますので、ここでは答えません。

二つ目の質問は、『GIVE ME FIVE!』の前、当時、何曲かの歌詞作品は外部の厳格な制限があり、私の理解では、日本側が一人通訳を派遣していて、中国語の歌詞をじっくり読んで、もとの日本語の歌詞と一文字一文字対応させるように要求がありました。

私個人はそう認識していますが、本当にそうだったのか確認していません。スタッフがそう話してくれたんです。私はこれでは歌詞の創作のルールに違反しますし(訳注:創作的な訳詞をしていないのに訳詞者とクレジットされてしまうという意味)、中国語の発音のルールにも違反します。

なので、歌として歌える良い歌詞を創作するのは難しかったです。たぶん重要だったのはその問題でしょう。その後、上海で(主導権を)勝ち取って折衝をおこない、だんだんと要求がそれほど厳格ではなくなりました。そのころちょうど『GIVE ME FIVE!』の歌詞の話が出てきた、という状況でした。

Q.先生の『GIVE ME FIVE!』の訳詞は非常に素晴らしいですし、『GIVE ME FIVE!』の曲調も良いです。聴くととても楽しくなります。この歌に対してどういう見方をされていますか?またこんなに良い歌詞をどうやって書いたんですか?

A.私も個人的に『GIVE ME FIVE!』の歌詞はとてもとても好きです。というのは、まずこの曲はSNH48のために書いた最初の歌詞だということ。次に、書いたときものすごく気持ち良かったからです。

もちろん反省すべき部分はあります。「校草」(訳注:全校でいちばんのイケメンという意味)や「女神」といった言葉はダサいですよね。その後、他の歌詞ではできるだけ避けるようにしています。いまふり返ってみるとこの歌詞はとても好きです。卒業の季節にぴったりですし。

Q.AKB48の歌詞の翻訳もされていますし、創作の作詞もされていますが、実体験から中国国内で創作された楽曲の歌詞とAKB48楽曲の歌詞とで、言葉の意味合いに何か違いはありますか?

A.私はAKB48の歌詞の翻訳というステップを経験したことがありません。『GIVE ME FIVE!』が最初の曲ですので。そのころはもう無理やり翻訳するように、という要求はありませんでした。

テーマが基本的に相似していれば良いということになっていました。なので私が書いたのは基本的にすべて創作の歌詞です。

翻訳について、私は翻訳というこの言葉に強く反対します。私たち中国の伝統では、外国のポピュラーソングを中国語の歌詞にすることを「訳配」と呼びます。つまり翻訳し、かつ、原曲に合わせるということです。

これはとても高度な作業で、例えば私たちの薛範(シュエ・ファン)先輩はこの「訳配」の大家です。彼はロシアの曲を数多く「訳配」しており、『モスクワ郊外の夕べ』などが含まれます。

じつは私たちがいちばん耳にしてよく知っているのは、これらロシアの曲で、大多数は意訳で、翻訳と言えるものはとても少ないです。やはり言語の間にはとても大きな差がありますからね。

たとえば中国語と広東語の作詞の間にも、もともと非常に大きなコントラストがあります。言語の規則をひっくり返すことはできないからです。

中国語の標準語は四声三調、広東語は九声六調、外国語には一つひとつ異なる特徴があります。日本語、韓国語、すべて異なる言語です。翻訳することで元のメロディーを無理やり押し込んではダメです。こういうことをするのは作詞のルールとして非常に不適切です。

(訳注:ちなみにAKB48楽曲をまだ一文字一文字、厳密に翻訳する必要があったころの訳詞者は顧瑞という女性。SNH48初期のAKB48楽曲カバー、『RIVER』『桜の木になろう』『大声ダイヤモンド』などは、ほぼ逐語訳で、中国語として美しくなく、非常に歌いづらい曲になっている)

Q.甘先生にお聞きしますが、SNH48にこれほどたくさん作詞をして、その中でいちばん好きで、いちばん満足しているのはどの曲ですか?それから今後、北京BEJ48、広州GNZ48、瀋陽SHY48などの姉妹グループにも詞を書くことを考えていますか?

A.自分が好きな曲は一曲だけとは言えませんね。数曲です。比較的好きなのは『GIVE ME FIVE!』『我的舞台(私の舞台)』『彼此的未来(お互いの未来)』です。

それから、例えば夏のEP(訳注:EP『サマーパイレーツ 夏日檸檬船』)の上海SNH48チームHII曲『遥遠的夢』、それから春のEPのチームXII曲も(訳注:EP『彼此的未来』の『致每個你』)、比較的好きな曲です。

北京、広州、瀋陽の姉妹グループですか。えっと、広州には一曲書く予定がありますが、他の姉妹グループは今のところオファーを受けていません。

Q.上海SNH48チームSIIの新公演(訳注:『第48区』のこと)の楽曲には参加しましたか?

A.残念ながら参加していません。

Q.甘先生がいちばん満足していないのはどの曲ですか?(自分の作詞でない曲も含めて)またどういうふうに書き直したいですか?

A.自分が作詞した曲でなければ、評価しません。相対的に言えば、あまり満足していないのは『ハロウィン・ナイト』です。今ならもっと良く書けたと思います。

どういうふうに書き直すかですが、順を追って少しずつです。一つには自分自身の学習のプロセスもありますし、一つにはその歌手やそのグループを理解するプロセスもあります。

時間をかけなければ書き直すのは難しいです。3年、5年と経てば、また違うかもしれません。時間次第です。

Q.48系のようなアイドルグループが、より広く認められることを追求できると思いますか?とくに中国国内の世論環境下で。例えば、楽曲の中に抑圧や反抗のテーマがあったり、アイドルが社会評論を発表するなどなどです。

A.私はあなたの質問がとてもとても気に入りました。非常に議論に値すると思います。

私個人は、音楽は一定の限度や領域に達すると、必然的に社会に具体的な効果をもたらす作用があると考えます。多くの人に影響をおよぼしうるからです。

そして私たちが音楽を創作し、音楽を演奏するのは、これほど大勢の聴衆に対してですので、私たちは必然的にそういう使命感や責任感を持って、この社会や、この世界に対するべきです。

それには人間の性質をある程度解剖することや、批判的に反省することも含まれ、それが音楽の社会に対する機能を決定づけます。

アイドルグループも決して例外ではありません。いわゆる「衣食足りて礼節を知る」で、一定のポジションに達すれば、必然的に社会的責任と社会的使命という機能を持つようになります。

個人的に思うのは、現在の中国国内の世論環境では、音楽はとても重要な媒体です。というのは、音楽が伝わるスピードと広さは文字や画像に留まっている多くのものと比べ物になりませんよね?音楽は必然的に社会的使命を持ちます。

あなたの言う反抗や抑圧といったテーマも含めて、具体的にどう表現するか、どう書くかを当然考える必要があります。ただ私は、音楽は必然的にそういう使命を担うと考えます。それは音楽創作者が逃れることのできない責任です。アイドルグループかどうかに関わらず、です。

Q.甘先生の作詞した曲はクオリティがかなり高いですが、SNH48の今のオリジナル楽曲のレベルについてご意見はありますか?

A.もし小さな範囲、例えばアイドルグループという範囲から見れば、SNH48のオリジナル曲はこの一年、二年の間の積み重ねと努力、そして紆余曲折も含めて、少しずつまだ進歩している途中だと思います。まだ希望があります。

ただ、中国語圏の音楽業界全体を見わたすと、いまのオリジナル楽曲は変える必要がある部分、努力すべきところが非常に非常にたくさんあります。

Q.甘先生の書く歌詞は多くが本質を突いています。どういう方法でファンやメンバーのエピソードや、心の変化のプロセスを理解しているんですか?メンバーやファンとしゃべったりするんですか?

A.実はずっと「本質」の意味がよく分からないんです。まず明確にする必要がある点は、たとえばSNH48だけを見て、私たちは多くの物事を「本質」と呼んでしまっています。

しかし、人類社会全体から、あるいは音楽業界全体から見れば、そういったことは普遍的で正常なことです。

社会のルールをいくつか示せば、知らないうちに小さなグループのルールも示すことになる可能性があります。実は本質と言えるほどのものではなく、ただみなさんが意見を述べる角度が違うだけです。

私も何人か48系の大ファンの友だちがいて、彼らとおしゃべりはしますが、メンバーとおしゃべりすることは比較的少ないです。そうしたことを理解するのは、一つは彼らとおしゃべりすることですが、もう一つは「知乎」や微博(中国ツイッター)で読めます。

逃げようとしても逃げられないので、理解するしかないです。

(訳注:「本質」は現地の48系ファンがよく使う言葉。筆者個人の印象では、単に建前の裏側にある「本音」くらいの意味で、決して真実や真理の意味で使われていない)

Q.SNH48のシングル曲/公演曲の制作サイクルがどれくらいか教えてもらえませんか?作詞のときのインスピレーションはどこから来ますか?

A.私の理解では、SNH48の一年間の楽曲創作量は200曲近くに達します。この数字は驚くべき数字と言えるでしょう。なので創作のサイクルは往々にして圧縮されます。当然長かったり短かったりですが、私たちのSNH48以外での通常のポップス制作サイクルと比べると非常に短いです。

作詞のインスピレーションですが、私もどこから来るのか分かりません。いちばんコアになるインスピレーションは、間違いなく音楽からだと思います。結局のところ音楽に作詞するわけですから。音楽が叙述の仕方を与えてくれて、歌詞の方向性を決めてくれます。

Q.甘先生はSNH48の作詞をするとき、どこから素材をとりますか?「hhy」やファンサークルのネタをフォローしていますか?

A.『GIVE ME FIVE!』の歌詞を書き終えた後、hhyに入ってみました。あのころはまだ「生個」、何でしたっけ??そういう掲示板に入ってみたら、何が書いてあるのか全く分かりませんでした。一文字も分からなかったんです。外国語のように難解でした。

その後、友だちがSNH48ファンなので、彼らに教えてもらって、いくつかの用語の意味を理解しました。略語の意味も分かりました。ただ私にとって百度貼吧(訳注:中国2ちゃんねる的な掲示板)のようなああいうものを読むのは、非常に大きな閲覧障害があります。なので基本的に見に行きません。

ファンサークルについては、自分でフォローしに行くことはしません。たとえば「知乎」のトップページ、微博(中国ツイッター)のタイムラインなど、友だちが話題に出したものは見に行きます。

素材ですが、素材は決してグループ内で何が起こったかを言ってるのではありません。そんなことでは浅すぎると思いますから。

(訳注:「hhy」は「後花園 Hou Hua Yan(裏の花園)」のピンインの頭文字で、中国2ちゃんねる(百度貼吧)のSNH48関連の掲示板のうち、メンバーに関する暴露ネタや、運営批判といった内容の多いもの。現時点では「生個女孩」や「塞納河路辺社」など。それぞれピンインで書くと「Sheng ge Nv Hai」「Sai Na He」と、どちらも頭文字が「SNH」になる。メンバーのスキャンダルやプライバシーの暴露、運営批判、その他まともなネタも、運営会社の許可が得られないような内容の多くは、こういった掲示板に書き込まれる。たとえば日本の2ちゃんねるの住民の取材力はほぼゼロで、ネットやマスコミで拾ったネタで騒ぐことしかできないが、百度貼吧の住民はあらゆるコネを駆使して、自分でネタを探して来るので、運営会社に与える影響力が大きい。現地SNH48ファンのような小さな母集団では、日本で言う「週刊文春」と同じくらいの影響力をもつ。そのため多くのメンバーも、その内容をチェックしている。最近ではSNH48運営会社が一期生momo(莫寒)を司会に『莫莫有聞』という対談バラエティー番組を自主制作し、これら掲示板ネタを正面から取り上げて、逆にファンの歓迎をうけていたりする。なお、筆者がこの甘先生のQ&Aを拾ってきたのもhhyなので、筆者の取材力もゼロである。ちなみに、甘先生が名前を忘れているのは「生個男孩」掲示板。今の「生個女孩」「塞納河路辺社」より内容が数段エグく、重大なプライバシー侵害があったせいで、おそらく誰かが掲示板運営会社の中国ネット検索エンジン最大手「百度」に通報し、百度が閉鎖したのではないかと推測している)

Q.甘先生はAKB48のことを理解されていますか?SNH48のオリジナル曲とAKB48の違いはどこにありますか?

A.AKB48についてはあまり理解していません。彼女たちの歌をいくつか聞いて、秋元康の歌詞をいくつか読んで学んではいますが、お話しできるほどの具体的な理解はしていません。ただ2、3人のメンバー名が言えるだけです。

SNH48のオリジナル曲とAKB48の違いがどこにあるかについては、たぶんますます違いが大きくなっていると思います。しかも私たちは一般的に言って、物事を変えたがります。「精髄だけを取り入れて、不要なものは捨てる」ということです。

じっさいは「不要なもの」というより、国によって審美感が違うだけです。中国語と日本語の発音が違うことも含めて、どうしても捨て去る必要がある部分があります。

他の人が心配するのは、むしろ私たちがときどき「不要なもの」の方を取り入れて、「精髄」を捨ててしまうことでしょう。これはかなり頭の痛いことです。

今はまだ目に見えていませんが、そうしたことには時間がかかると思います。この一年、二年を振り返っただけでも、事情は変わっているわけですから。

Q.甘先生はどうしてアイドルグループを好きになったんですか?きっかけになった出来事を話してもらえますか?いちばん好きなグループは何ですか?

A.私はどうやらアイドルグループが好きじゃないみたいです。TWINS(訳注:香港の女性デュオ)が好きというのは好きなうちに入りますか?

私がTWINSを好きなのは曲が良いからで、歌はうまくないですよね。その他、アイドルが好きとは言えないです。私の性格はアイドルを好きになるタイプの人間ではないので。

Q.甘先生はいまのSNH48の発展について何かご意見はありますか?とくに今のSNH48の現状について、これからもずっとSNH48の作詞をしたいですか?

A.SNH48は非常に大規模なアイドルグループです。数百名のスタッフ、数百名のメンバー、大量の提携先と一つの物事を動かしています。私個人が思うのは、その発展は私個人が左右できるものではありません。

いまのところ発展は比較的良いと思います。みなさん盲目な独りよがりにならないようにして欲しいですし、盲目な卑屈さを持たないで欲しいです。ずっとSNNH48に作詞したいか?と言えば、私はそうしたいですね。

Q.48系の歌のCALLは特色の一つですが、作詞に影響はありますか?

A.何の影響もありません。CALLといったものは考慮しません。編曲では考慮するかもしれませんが、作詞は全く関係ありません。

Q.SNH48のような、比較的大型のアイドルグループについて、甘先生は創作のとき、一人ひとりのメンバーの特徴をどのように考慮していますか?

A.考えすぎですよ。考慮していませんし、考慮できませんし、考慮する方法がありません。例をあげれば、私が『私の舞台(我的舞台)』を書いたときチームSIIというものがあることを知りませんでした。SNH48がチームSIIや、チームNIIに分かれていることも、完全に知りませんでした。

Q.要するにこの種の広範な価値観がどういう方向に向かうのか、いまお尋ねして良いでしょうか?例えば上にあるような発想について、運営会社のために創作する楽曲の反響と結びつけてお話できればと思います。文字数がやや多いですが、ご教示いただけると助かります。ありがとうございます!

A.この質問は非常に良いですね。正式なライブイベントでお話しましょう。他の作詞者がどうやっているかは知りませんが、少なくとも私はここで、そういうふうにやっていますので。

(訳注:このQ&Aの部分の中国語だけ文体が異なるので、意味がよく分からなかった)

Q.これは私の妄想ですけれど、甘先生は『下一站天后』(訳注:TWINSの楽曲)のような歌詞を書いて、メンバーに「私を連れて行って」みたいなラブストーリーを歌わせたいと思ったことはないですか?

A.そういう曲を書きたいとすごく思っています。少なくとも私は、48系の歌詞は行動や、理念、歌唱法も含めて、もっと多様であるべきだと思っています。すべてが紋切り型になるのではなくて。

そういう紋切り型ばかり叫んでいても本当に退屈ですから。

Q.だから、甘先生は、グループの中でいったい誰推しなんですか?

A.顔の区別さえつかないんですよ。このあいだは、また費沁源を黃婷婷と間違えましたし、萬麗娜を誰かと間違えたり、誰かを鞠婧褘と間違えたり、本当に顔の区別さえつかないので、「誰推し」なんていう話にならないですよね。

Q.バークリー音楽大学のMOOC(インターネットオープン講座)の作詞学科のようなものは、中国語の楽曲の作詞に役立ちますか?

A.バークリー音楽大学の作詞学科のことはよく分かりません。時間があれば調べてみます。よく分かっていないので、コメントするのは難しいです。

ただ歌詞を教えたり学んだりするのは難しいと思っています。難しいです。教えるには別の方法が必要です。絶えず実践することだと簡単に言うこともできません。いまのところ歌詞にはそういう教育システムはありませんし、市場もそういうシステムの存在を受け入れられないでしょう。

例えば音楽に教育システムができて、大量養成ができたとして、市場にそれほど多くのプロ作詞者の需要があるでしょうか?歌詞という市場にそんな多くのプロが存在することはありえませんし、自分で養成システムを持つこともありえません。

それが私の思う、歌詞を教育することが難しい理由です。一人のプロ作詞者は、たった数十、二十程度の市場しかありません。それでどうやって教育システムや教育方式で養成すればいいでしょうか?とても難しいです。

Q.甘先生、ある歌手に歌詞を書くとき、一般的に根拠となるのは歌手の特徴でしょうか、それともメロディーでしょうか、それともご自身のスタイルでしょうか?

A.その三点は実は相互に結びついています。メロディーは歌詞に対する影響が非常に大きいです。その次に歌手の特徴を必ず考慮しなければいけません。十代の少女に三十代の中年男性の歌を歌わせることはありえませんから。

自分のスタイルはゆっくりと育てていく必要があります。少しずつです。スタイルはゆっくり形成するものです。すぐ体現できるものではありません。

Q.今のところ48系の楽曲の「村の外」での認知度と人気はそれほど高くありません。これはグループ自体の人気や知名度が高くないことが原因だと思われますか?それとも楽曲に、いろんな面で改善の余地があるからでしょうか?

A.今の中国語圏の音楽は以前と違います。今は市場が細分化して、これらの間のマーケットバリアはますます分厚くなっています。

たとえばルハン(鹿晗)のファンについて言えば、ルハン(鹿晗)は人気ですよね。でも彼の歌は彼のファンのクラスタの外では何の影響力もありません。私たちSNH48も実は似たようなもので、これは今の市場が決定づけていることです。

ジャッキー・シュエ(薛之謙)は例外かもしれません。彼は音楽に対して非凡な執念を持っていて、音楽で自分を証明したいと切迫した思いを持っています。そのためにどんな代価でも払う気持ちがあり、これはどんなエンタメ企業やタレントグループも成し遂げられません。

話を元にもどして、音楽に改善が必要か?必要だと思います。今のところSNH48系の音楽は、作詞、プロデュース、歌唱、それからパッケージングやプロモーション、企画などの良し悪しの点で、中国語圏の音楽業界の第一線まで距離が相当あります。努力が必要です。

(訳注:「村の外」はSNH48グループのファンの小さな母集団の外側、つまり一般の音楽リスナーの意味)

Q.甘先生は表現したい観点や感情を、一つのシリーズの楽曲にすることを考えたことがありますか?たとえば(イーソン・チャン(陳奕迅))の『十面埋伏』『打回原形』『防不勝防』の3曲のようなシリーズです。もしあれば、SNH48で実現する可能性はありますか?

A.名曲のシリーズを作るには、まず良いものをさらに良くするプロセスが必要です。まずスタンダード・ナンバーがあって、その次にはじめてシリーズができます。意図的に作るのはとても難しいです。虎の絵を描こうとして犬になってしまうようなものです。

次に実現の可能性ですか?可能性はあると思いますよ。決して困難なことではありません。第三に、楽曲創作は呼びかけ、回答を考慮しますが、良いものを作った上でさらに良くする作用は、その本質ではありません。

(訳注:この部分は意味があまり通じないので、もともとの引用に漏れがある可能性あり)

Q.甘先生、SNH48ファンは『人間規則』が非常に好きですが、作詞者から見てこの作詞の最初のアイデアをお話し頂けますか?

A.数年前に流行った本に、イスラエルの歴史家の『Sapiens: A Brief History of Humankind』という本がありますが、この本を読むと『人間規則』をさらによく理解できると思いますよ。

(訳注:SNH48チームXII『コードXII』公演曲『人間規則』については以前にこのブログでご紹介したとおり。『Sapiens: A Brief History of Humankind』という本は2011年にヘブライ語、2014年に英訳が発行され、45か国語に翻訳されたベストセラーらしいが、なぜか日本語訳は存在しない)

Q.甘先生の作詞は、SNH48の中で起こったことと特に対応させていないと理解してよいでしょうか。実際、お書きになっているのは人間社会のより深い含意だと考えてよいでしょうか。

A.歌詞を書くことは、状況と人間の性質の両方だと思っています。これは避けられないものです。優れた歌詞は人間にとって、違った事、違った経験への共鳴を生み出すかもしれません。それが歌詞の奥深さであり、魅力があるところです。

これは、人間の性質には共通するものが非常にたくさんあるという意味でもあります。ファンのみなさんに様々な読解をしてもらうことは、ある種、光栄なことです。一部の人の心に共鳴を産み出し、その共鳴はいわゆる善悪に関わっていることになるからです。

私は何が善で何が悪ということはないと思っています。なので私が歌詞を書く最初のきっかけは、あまり考えすぎないことだと言っていいでしょう。

Q.甘先生、SNH48の作詞とそれ以外の作詞で、何か違った感想はありますか?

A.その質問はライブでお答えします。

Q.甘先生、グループ内のどのメンバーが、先生の作品をいちばん良く表現していると思いますか?

A.メンバーがソロで歌うのを聞いたことはほとんどありません。私が書くのは基本的にすべて合唱版ですので、よく分かりません。最近、『人間規則』であの宋雨珊が歌ったデモは味わいがあると思いました。でも皆さんはもっとうまく歌うメンバーがいるよと言うでしょうけど、私は分かりません。

Q.甘先生、あなたから見て李藝彤はどういうメンバーですか?

A.みなさん私を過大評価してますよ。私はメンバーの顔の見分けさえつかない人ですから。メンバーに対する印象は基本、表面的なものです。ごく少数のメンバーとは交流は比較的多いですが、その他は本当に表面的な印象しかありません。

李藝彤は、当然、顔はわかりますが、そこまでです。他のメンバーは何も分かりません。

Q.先ほど広州GNZ48から作詞を依頼されていると言われましたが、将来、広東語の作詞をするお考えはありますか?

A.広東語の歌は好きです。GNZ48は広東語の歌をもう少したくさん出してほしいと思います。でも私が広東語の詞を書くとすれば、上手く書く能力はないと思います。

Q.甘先生は歌が得意ですか?甘先生のソロで『遥遠的夢』を聞いてみたいです。

A.私が歌ってしまうと、あなたは永遠にその曲を聞きたくなくなりますよ。なのでやっぱり歌わない方がいいでしょう。

Q.SNH48運営は今のところメンバー個人のスタイルのあるソロ曲を何曲か発表していますが、甘先生はメンバーについてあまり多くを知らないとのことです。もしそういったソロ曲を書く依頼があったとしたら、どういう角度から着手しますか?

A.ソロ曲を書くとしたら、できるだけその個人を理解しようとするでしょう。以前、キクちゃん(鞠婧禕)にソロ曲を書いたときも、彼女を理解するのにかなり時間をかけました。なので今後もそういう機会があれば、やっぱりできるだけその人を理解することをベースにするでしょう。

原文は以下のとおり。引用元スレッドはこちら

Q:会让女儿以后进SNH吗?她想进您支持吗?
A:她如果喜欢当然支持,为什么不支持呢?但不会刻意往这方面推动。

Q:小鞠位打卡,请问甘老师,您是通过什么机缘巧合开始给SNH填词的?对您来之前的填词怎么看(主要是翻译开闭的词)?
A:恭喜你抢到沙发,第一个问题我会在live中直接讲的,所以先不回答了。第二个问题,我在《青春的约定》之前,当时的一些歌词作品,受一些外部严格的限制,据我了解,当时日方会派一个翻译盯着中文歌词,要求一个字一个字对上,和原来的日文歌词。我个人认为,这样,我不确定这是不是真的,是staff给我讲的。我认为这样是违背歌词的创作规律,也是违背汉语的发音规律的,所以很难创作出上口的、好的歌词作品。可能主要是这样的一个问题吧。后来经过上海这边的争取和谈判,逐渐没有这么严格的要求了,那时候正好有《青春的约定》这些歌的出现,是这样的情况。

Q:您的《青春的约定》填词非常不错,而且《青春的约定》曲调也好听,让人听完之后非常开心。请问您对这首歌的看法如何呢?您又是如何填出这么好的词。
A:我个人非常非常喜欢《青春的约定》这首歌词,因为首先这是给48写的第一首歌,其次呢,写的时候特别舒服。当然也有反省的部分,包括校草,女神这些词是不是土。后来也在其他歌词中尽量的避免,这也是一次尝试。现在回过头来看,这首歌词也是非常好,非常适合毕业季。

Q:您翻译过开闭的词也有做过原创的词,根据您的体会,觉得本土原创的歌曲歌词和akb48的歌曲歌词,写作内涵上有什么不一样吗?
A:我没有经历过翻译akb歌词的阶段。我的第一首歌《青春的约定》,那时候已经不要求强行翻译了,只要求主题基本上相似就行了。所以我开始写就基本上是原创词了。至于翻译,我非常反对翻译这个词,我觉得,我们中国传统上把翻译外国民歌作为中文歌词称为译配,就是既要翻译又要配上原来的曲子,这是一项很高级的工作,譬如我们有薛XX前辈这样的译配大师,他译配了很多俄罗斯的歌曲,包括莫斯科郊外的晚上等等。其实我们看最耳熟能详的那些俄罗斯歌曲,大多数是意译,很少有说翻译的。毕竟语言之间的差异是非常大的。比如国语和粤语之间填词都会和原来的词反差特别大,因为语言的规律是不可逆转的,普通话四声三调,粤语九声六调,每一种外语都有不同的特点,日语,韩语都是不一样的语言。不能通过翻译硬塞给原来的旋律。这是非常不符合作词规律的。

Q:请问甘老师为snh48填了这么多词,其中最喜欢最满意的是哪一首?还有以后会考虑多给北广沈的分团写点歌吗?
A:我自己喜欢的一首谈不上吧,几首。比较喜欢的有《青春的约定》《我的舞台》《彼此的未来》,还有比如像夏单里面H队的队歌《遥远的梦》,还有春单里面叉兔队歌,我都自己比较喜欢。北广沈阳分团,呃,广州会写一首,其他的分团目前还没有接到邀约。

Q:s队新公演的歌曲有参与吗?
A:很遗憾没有。

Q:甘老师对哪首歌的词最不满意呢(包含不是您作词的作品)?会如何改进呢?
A:不是自己作词的歌曲我就不做评价了。相对来说自己不是很满意的是《万圣节之夜》,如果现在写会写的更好。会如何改进,我觉得改进是循序渐进的,一方面也是自己学习的过程,另外一方面也是对这些歌手这些团体了解的一个过程。不通过时间的话很难说到改进。可能我们隔了三年五年去看,可能又不一样了。看时间。

Q:您觉得像48系这种偶像团体可以追求更广泛的价值认同吗,特别是在国内的舆论环境下。譬如:在歌曲中加入压迫和反抗的主题,或者偶像发表社会评论等等。
A:我非常非常喜欢你的问题,我觉得这是非常有价值的讨论。我个人认为,音乐到达了一定的程度和境界,它必然承担具有社会功效的一些作用,因为它会影响到一大部分人。而我们创作音乐的,演绎音乐的,因为面对了那么大人群的受众,我们也必然应该有这样的使命感和责任感,来对这个社会这个世界,包括人性进行一定程度的剖析,批判反思,这是音乐的社会功能决定了的。偶像团体也概莫能外,所谓“仓顶实而知礼节”,达到了一定的地位,它必然有它承担社会责任和社会使命的功能。我个人是认为,音乐在目前的国内舆论环境下,是很重要的一个承载体。因为音乐的传播速度和广度是许多停留在文字和图片的东西不可比拟的?音乐必然有它的社会使命。包括你说的反抗压迫这样的主题,当然具体要看怎么去表现,怎么去写。但是我认为,音乐必然承担这样的使命,这是音乐创作者不可推卸的责任,不管你是不是偶像团体。

Q:甘老师填词的歌曲质量都是较高的,甘老师对于snh48目前原创歌曲的水平有什么看法?
A:如果从小的范围来看,比如偶像团体,我觉得snh原创经过这一年将近两年的时间来积累和努力,包括也走过弯路,一点一点还是在进步当中,还是可以看到希望的。但是如果我们放到整个华语乐坛来看,目前原创需要改变和努力的地方还非常非常多。

Q:甘老师写的歌词很多都很本质啊,请问是通过什么方式来了解饭圈和成员的故事、心路历程?会跟成员、饭聊天吗?
A:我其实一直不太懂本质是什么意思,我觉得首先要明确的一点是,我们如果作为只看塞纳河来说,很多事情我们称之为本质,但我们从整个人类社会角度来看,整个乐坛角度来看,这是很普遍很正常的东西,当你揭示一些社会规律的时候,可能也就无意中揭示了一个小团体的规律。其实谈不上本质了,只是大家阐述的角度不一样。我有几个朋友是48的铁粉,我会和他们聊天,成员聊的比较少一点。了解这些事情一方面是和他们聊天,另一方面知乎微博上来就能看到,逃也逃不过,就了解了。

Q:能否透露一下snh48一首单曲/公演曲的制作周期是多久?填词时的灵感来自哪里呢?
A:据我的了解,snh48一年的歌曲创作量大概要达到将近两百首,可以说这个数字是非常惊人的,所以说它的周期往往是被压缩的,当然有长有短,但比我们正常的外面的流行歌曲制作周期要短很多。填词时灵感,我也不知道来自哪里。我觉得最核心的灵感肯定是来自于音乐,毕竟是根据音乐来填词。音乐带给你的叙述方式决定了歌词走向。

Q:甘老师为snh作词时素材取自哪里呢?会关注hhy和饭圈的一些事情吗?
A:我写完《青春的约定》,上过后花园,那时候还不叫生个,叫什么?_? 一进去就傻了,因为我一个字都看不懂。就跟天书外语一样。后来,朋友是粉丝,在他们的指导下,能够明白了一些词语的意思,一些缩写的意思。但是对我来说去贴吧看那些东西,我会有非常大的阅读障碍。所以基本上是不去的。饭圈的事情,我不会去可以的关注,比如知乎首页,微博首页,朋友说到我会去看一看。素材,素材肯定不是说团内发生了什么事情,那我觉得太肤浅了。

Q:甘老师对AKB了解嘛?snh的原创曲目和akb的比起来区别在哪
A:对于akb我不太了解,出于学习我会听她们的一些歌,看一些秋元康的歌词,但是具体了解可能谈不上,我可能只能说出两三个人名字。snh的原创曲目和akb的比起来区别在哪,我觉得区别可能越来越大,而且我们一般说一个东西要改变,是“取其精华去其糟粕”,其实也谈不上糟粕,就是不同国家有不同审美,包括汉语和日语有不同发音方式,那么这些必然是有所扬弃的,比较另人担心的是,我们有时候是取其糟粕,去其精华。这就比较令人头痛了,现在目前还看不出来,但是,我觉得这些东西都需要时间,我们过了一年两年再回头看,都不一样。

Q:甘老师怎么会喜欢上偶像团体的,请讲述下最初的故事,第一个喜欢的团体是?
A:我好像没有喜欢偶像团体,我喜欢twins算吗?我喜欢她们是因为她们歌好,唱的不好。其他我也很难谈得上去喜欢偶像团体。我的性格不是会喜欢偶像的人。

Q:请问甘老师对目前snh的发展有什么看法,尤其是目前snh的现状,会一直为snh填词吗
A:snh48是一个非常庞大的偶像团体,它有几百个工作人员,几百个成员,是有大量的合作伙伴一起推动的一个东西。我个人觉得,它的发展我个人也左右不了,现在它的发展是比较好的,就是希望大家不要盲目自大,也不要盲目自卑吧,会一直为snh填词吗?我希望如此吧。

Q:48系歌的call是他们的特色之一,请问这对你填词会产生影响吗?
A:不会产生任何影响,我算不来那些东西,可能编曲的会考虑些。作词完全没关系。

Q:类似于snh48这样的 比较大型 的偶像团体,甘老师在创作的时候 是怎样考虑到每一位成员的特点的呢?
A:想多了吧,不考虑,不可能考虑,也没有办法考虑。我交代一下,我写我的舞台的时候都不知道有S队这个东西,不知道snh48分成什么S队,N队,完全不知道。

Q:简言之就是这种更广泛的价值取向可以现在追求吗?譬如上面的设想,可以结合您给丝芭所创作歌曲的反响来谈。 字有些多,望您不吝赐教,万分感谢!
A:这个问题非常好,我打算在正式的live中专门来讲一讲。不知道其他人是怎么做的,但是至少在我这里,我在做这些事情。

Q:开个脑洞,甘老师有没有想过填一首类似《下一站天后》鼓励成员来一段”带我走”恋情?
A:我非常希望能够写这样的歌,至少在我认为,48的歌词应该承担更多元的态度,理念包括歌声,而不是千篇一律,因为那些千篇一律的东西喊多了真的很无聊。

Q:所以,甘老师,您到底在我团有推么?
A:我连人脸都认不清。我前几天又把费沁源认成黄婷婷,把万丽娜认成,把谁认成小鞠了,我真的连人都认不清,谈何推呢?

Q:请问您认为像Berklee的歌词写作慕课对于中文歌曲的作词有帮助吗?
A:我不太了解berklee的歌词写作课,有时间我会去了解下,因为不了解,所以难以发表评论,但是我认为歌词是很难教与学的,很难。教学需要有另外一套方法,而不是说简单的不停地让你实践。歌词现在没有这样的教育体系,市场也不可能容忍这样的体系存在,比如音乐可以有一个教育体系,去批量培养,市场需要那么多的从业者。歌词这个市场不可能那么多的从业者存在,也不可能有自己的培养体系。这是我认为歌词难以教学的症结所在。一个从业者只有十几二十个的市场,怎么去培养出教学体系教学方法,很难。

Q:甘老师,为一个歌手写词一般是根据她的特点,还是根据曲子旋律,或是从自己的风格?
A:这三点其实是相互结合的。旋律对填词的影响会非常大。其次歌手的特点也必须要考虑到,不可能给一个十几岁小姑娘写一个三十几岁老男人的歌。自己的风格需要慢慢培养,一点点来。风格是慢慢形成的,不是可以去体现的。

Q:目前整个48系的歌曲在“村外“的认可度和接受度都不太高,您认为是因为整个团的接受度和知名度不高导致的,还是说歌曲的各个方面也可以进行改进?
A:现在的华语音乐和以前的不一样。现在是细分市场,这些市场间的壁垒也越来越森严。比如lh的粉丝,lh很红吧,但是他的歌在他粉丝之外的群体里没有什么影响力。和我们snh其实也差不多,这是现在的市场决定的,有一个例外可能是薛之谦,他对音乐是超凡执着,他迫切的希望在音乐上证明自己,愿意付出任何代价,这是任何娱乐公司或艺人团体做不到的。反过来说,音乐需要改进吗?我想是需要的。目前48的音乐不管是词曲也好制作也好演唱也好,还有歌曲的包装推广,规划也好,距离华语乐坛的一线还是有相当差距的,是需要努力的。

Q:甘老师有没有考虑过把一些想表达的观点或者情感做成系列歌曲,做一个类似十面埋伏+打回原形+防不胜防这样的组合?如果有,在SNH有可能实现吗?
A:我觉得经典系列的形成,首先它是个锦上添花的过程。首先是经典,其次才是系列。很难去刻意为之,画虎不成反类犬。其次你说有可能实现吗?我觉得有可能,这并不是一件困难的事情。第三,创作歌曲会考虑到一些呼应,一些对答,但是是锦上添花的作用,不是它的本质。

Q:甘老师,河粉都非常喜欢《人间规则》这首歌,那么可以从词作者的角度谈一下您的创作初衷吗?谢谢。
A:有一本前两年比较流行的书,以色列的《人类简史》,我想大家如果看过这本书,一定更能够理解《人间规则》这首歌。

Q:不知道是否可以理解为,甘老师的填词其实并不会特意对应SNH48中发生的事件。实际上,写的是人类社会里更为深刻的含义
A:我觉得歌词写的都是事态和人性,这是无可避免的东西。至于优秀的歌词可能可以与人类不同事情,不同经历产生共鸣,这就是歌词的奥妙和魅力之所在。这也说明人性中有太多太多共通的东西。我觉得能被粉丝做各种各样的解读,都是一种荣幸。说明你在部分人心中产生了共鸣,至于共鸣是所谓对和错,我认为是没有对和错的。所以我写的初衷可以告诉你,是没有想那么多了。

Q:请问甘老师,给塞纳河填词跟给河外其他歌曲填词,有什么不一样的感受吗?
A:这个问题在正式live中详述。

Q:请问甘老师,您认为团内哪位成员可以最好的演绎出您的作品?
A:我听过她们独唱的人很少,我写的歌基本上都是合唱的版本,所以我不知道。最近,《人间规则》那个宋雨珊唱的那个demo我是觉得很有味道的,但你要我说,哪个人更好的演绎,我不知道。

Q:请问甘老师,在您眼里李艺彤是怎样的一个成员
A:你们太高估我了,我是个连脸都认不清的人,对成员的印象基本上都比较泛泛,除了极少数交流比较多的成员,其他真的是印象很泛泛,李艺彤,当然我认得出她的脸,但也仅此而已,其他的就一无所知了。

Q:前面您说您受邀给gnz写歌曲,未来会考虑填几首粤语词吗?
A:我喜欢粤语歌,也希望gnz多出一些粤语歌,但让我写的话,我认为我没有这个能力写好。

Q:甘老师擅长唱歌吗 很想听甘老师solo「遥远的梦」
A:我唱的话,你会永远不再想听这首歌了所以还是不要唱的好。

Q:snh运营目前有发布几首有成员个人风格的solo曲,而甘老师是对成员并没有很多认知的,所以有邀约写这种solo曲会从那个角度入手呢?
A:如果是写个人歌曲的话,我想我会尽可能的去了解这个人,之前帮小鞠写过一个solo的歌,我也花了比较长的时间去了解她,所以如果以后有这样的机会的话,还是会建立在尽量了解的基础上。