上海SNH48チームSIIメンバー6名が武漢湖北劇院で1時間半のライブ、次回は成都

上海SNH48チームSIIメンバーが、武漢の湖北劇院で2017/08/19現地時間20:00から1時間半強のライブを行った。

ふつうに考えてSNH48トップメンバーが、武漢でどれくらい集客できるか、マーケティングの目的もあったんだろう。

その模様は咪咕音楽のオンライン生中継されていたようで、録画はこちら。

客席のMIX、コールは完全にミュートされている。

上のPR画像にあるように、チケット価格は80/100/150/180人民元(約1,300円~3,000円)。中国のチケット販売サイトで事前発売されていた。

参加メンバーは、PR画像の後列左から、二期生チュンチュン(袁雨楨)、一期生CC(徐晨辰)、一期生チェンスー(陳思)、前列左から、一期生シャオアイ(陳觀慧)、一期生momo(莫寒)、一期生マオマオ(李宇琪)。

湖北劇院は2001年竣工、キャパは1,400席の劇場。クラシック、演劇、ポップスのコンサートなどが上演されている模様。

「咪咕音楽ライブ」というのは、音楽配信サービス大手の「咪咕 MIGU」がシリーズで展開しているコンサートのようで、クラシック、ポップス含め、さまざまなアーティストが全国各地のホールで上演し、それを咪咕音楽がオンラインでも配信するというIPビジネス。

生放送画面に「CCTV集成播控」とあるのは、中国ウィキペディア(百度百科)で調べる限り、ブロードバンドテレビ(IPTV)の放送システムとのこと。

各種コンテンツプロバイダが提供する映像コンテンツを中央のIPTVプラットフォームが集約して、コンテンツ管理、版権管理、ユーザ管理まですべてを行うシステムのことらしい。

中国にあるIPTV集成播控はCCTVが運営しているものだけではなく、各地の衛生テレビ局運営会社(たとえば湖南衛星テレビ、上海東方衛星テレビなど)が運営しているものもあるようで、CCTVがあらゆるIPTVコンテンツを集中管理しているわけではないようだ。

それはどうでもいいとして、今回のSNH48チームSIIメンバー6人のライブは、全曲SNH48オリジナル曲、AKB48楽曲は一曲もない。

一期生、二期生の実力のあるメンバーであれば、トークコーナー(いわゆるMCコーナー)も含めてだが、1時間半強の地方ライブがちゃんと成立するだけのオリジナル楽曲はすでにそろっているということ。

M01. 第48区(全曲オリジナル公演『第48区』より)
M02. MUTE(全曲オリジナル公演『第48区』より)
トークコーナー(MCコーナー)
M03. 好友創可貼(友だちばんそうこう)(全曲オリジナル公演『心の旅程』より)
M04. 降落傘(落下傘)(全曲オリジナル公演『心の旅程』より)
M05. 新世界(全曲オリジナル公演『心の旅程』より)
M06. 下一站是你(次の駅はあなた)(全曲オリジナル公演『心の旅程』より)
M07. 心の旅程(全曲オリジナル公演『心の旅程』より)
M08. 小宇宙(全曲オリジナル公演『心の旅程』より)
トークコーナー
M09. 寒夜(全曲オリジナル公演『第48区』より)
M11. 愛未央(尽きせぬ愛)(全曲オリジナル公演『第48区』より)
M12. Go Away(全曲オリジナル公演『第48区』より)
M13. Good Time(全曲オリジナル公演『第48区』より)
M14. Mad World(全曲オリジナル公演『第48区』より)
M15. 霊魂使者(全曲オリジナル公演『第48区』より)
トークコーナー
M16. 紐約夢(ニューヨークの夢)(全曲オリジナル公演『心の旅程』より)
M17. 我的舞台(私の舞台)(全曲オリジナル公演『心の旅程』より)

さすがチームSIIメンバー、パフォーマンスやMCも安定していて安心して観ていられる。このメンバーがそれぞれソロをとって一曲踊っているのを観ると、感慨深いものがある。『Mad World』もこんなに早くコンサートの単独曲として上演できるとは思わなかった。素晴らしい。

来月は成都ということで、これからSNH48グループが姉妹グループを展開したい内陸部のうち、重慶CKG48を除く都市への展開で、順当なところ。