上海SNH48七期生趙韓倩の応援会トップが第四回総選挙投票資金200万円を全額持ち逃げ

どうやら今日2017/08/21(月)はSNH48グループの厄日のようで(汗)…。

今日自ら退団を発表した上海SNH48七期生・趙韓倩(チャオ・ハンチェン)の応援会のヘッド(現地スラングで「飯頭=ファンの頭」)が、先日の第四回総選挙で集めた彼女のための投票資金を、ほぼ全額持ち逃げしていたことが分かったらしい。

彼女の退団とはまったく関係ないのでご注意を。彼女が退団したのは純粋に大学で学業をつづけるためだ。

以前もここでご紹介したが、SNH48グループ第四回総選挙の各メンバー応援会の資金集めは、クラウドファンディング・サイトや中国最大手のオンライン・ショッピングモール「タオバオ(淘宝)」での集金など、誰でも見られる形式で行われる。

実際の最終投票結果は、それプラス、ファンが個人的に投票した票数なので、最終投票結果の票数の方が通常は多くなる。応援会が集金した金額を投票以外の活動経費に使うので、若干少なくなることもある。

ところが下図のように、現地ファンが全メンバーについて誰でも見られる部分の金額を集計した一覧表で、趙韓倩の数字だけ明らかにおかしなことになっている。

集金額は130,297.86人民元(約210万円)で、これを1票あたり32.5元で割った推計最終投票数は4009.2票なのに、じっさいの最終投票数はたったの280.7票。

応援会のヘッドなので、当然、誰なのかは分かっている。中国ツイッター(新浪微博)のアカウント名は「辰羽linco」で、下図のように応援会の関係者が弁護士と法的な手続きをとる準備を進めているようだ。

下図は、今回の第四回総選挙で趙韓倩の「単推王」、つまり最も多く投票した彼女のファンに、票数の確認をしたチャット画面。

単「そうです」(訳注:この一つ前の質問は画面ショットから切れている)
A「すみませんが投票数を教えてもらえませんか?」
A「予想外のことがなければ」
A「钳子(訳注:趙韓倩のあだ名)の単推王はあなたのはずなので」

A「(投票したのは)電子票ですか?」
単「うん」
A「全員応援版を買いましたか?」
単「とにかく200票強かな。具体的には覚えてないけど」
単「彼女は大学にもどって勉強するんでしょ?」
A「240票強ですよね。ありがとうございました。じゃあ辰羽(訳注:”辰雨”はタイプミス)が集金した分すべてを持ち逃げしたことになります」
単「うっ」
A「そうです。家族からのプレッシャーで、彼女にしっかり勉強させたいらしいです(訳注:一つ前の質問への答え)」

以前ここでも、一部の資金を持ち逃げしたファンについて書いたことがあるが、ほぼ全額を持ち逃げするのは最初からそのつもりで応援会のヘッドになって集金したとしか思えない。日本円で200万円…。

今日2017/08/21(月)がSNH48グループの厄日である理由は、もう一つ大きなネタがあるからだが、筆者はそれを書く元気が今日は残っていないので、また後日…。