上海SNH48公演を観に行くときの必須の注意事項

日本の皆さんが上海SNH48の劇場に行って、特にチームNIIの公演を見る場合、常連ファンと観に行ったほうがいいかもしれない、というお話。

注意すべき点は、公演後のハイタッチ会で、単なる不注意であっても、絶対にメンバーを飛ばさないようにすること。

万が一、不注意で飛ばしてしまった場合は、その場ですぐに飛ばしたメンバーのファンをさがして謝罪すること。

この点に注意しないと、現地ファンと中国語で十分な意思疎通ができない場合、かなり面倒なことになるので、以下の「事件」を参考に、十分注意して頂きたい。

なお以下のようなことをどうしても避けたい場合は、上海SNH48ならチームHII、X、XIIなど比較的チケットの取りやすいチーム、または、広州GNZ48、北京BEJ48の公演を観に行くほうが、おそらくリラックスして楽しめると思う。

昨日2017/09/10(日)の上海SNH48「星夢劇院」開業四周年記念のチームNII公演が終わった後、いつものハイタッチ会で、ある女性ファンが、ななし(馮薪朵)とのハイタッチを飛ばした。

その結果、ななしファンに理由をとことん追及され、中国ツイッター(新浪微博)で本アカウントで謝罪するまで許してもらえなかった、ということがあった。

公演生放送の録画でその様子が確認できる。ピンク色のキャップの女性ファンに注目。

↓こちらが中国ツイッター(新浪微博)での本人の説明と謝罪のツイート。

以下、日本語試訳する。

まず朵朵(=冯薪朵)にいちばん真摯に謝罪します。あなたとハイタッチしなかったのは、劇場の観衆として持つべき尊重を成し遂げなかったことになります。今日のあたなの舞台上での全力のパフォーマンスに対して、非常に申し訳なく思っています。ごめんなさい!

それから、今回の件の真実の状況について私に説明することをお許し下さい…これは本当にとても後悔すべき事故でした。

口に出すのも気まずく、私の後ろを歩いていた何人かのファンは見ていたかもしれませんが、私の下着のベルトがずれ落ちたんです……そう、これってとても気まずいことです。なので私は皆さんのおっしゃるような、てんかん患者のような動作をしてしまいました…

でも皆さんに見て頂きたいのですが、私は左手を右側へ回して、頭は左下を少し見て、それからすぐに右手で左側の服をおさえました。ベルトをおさえたんです…もし出来ればみなさん録画を見てみて下さい。こういう理由でしたが…とても恥ずかしくて…でも本当に本当のことです。

それから振り返ると同時に私自身も前に進んでいたので、正気に戻った(回過神来)ときにはもう朵朵を過ぎていました。私も全く自分の行ったハイタッチを飛ばすという行為に気づいていませんでした。当時頭の中でやっぱり非常に気まずかったので、ハイタッチが終わった後左に曲がってトイレに行きました…

それからここで少し説明したいのは、私は劇場に来たのは初めてではありませんが、一年に三、四回といった感じです。意識の中ではハイタッチを飛ばすのは非常に間違ったことだと知っていましたが、このことに対する意識がそれほど深刻でなかったかもしれません。それで私自身、すぐに問題の原因が思い当たりませんでした。

そして私は上海以外の土地から来ていますので、公演が終わった後、電車に何とか間に合ってほっとしてしばらくたってから、ハッとこのことに気づきました。そして初めて私は問題の重大さに気づいたんです。

それから朵朵(=冯薪朵)に対して、本当にとてもとても申し訳なく思っています。

その下は画面ショットが切れており、このアカウントも削除されているので不明。

ただ、上図の謝罪が匿名アカウント(用户6360893600)だったため、ななしファンは納得せず、この女性は自分の本アカウントで上のツイートを引用して改めて謝罪した。

↓それがこちら。

うん、私が今回の事の当事者です。一晩悩んだ後、いま自分の本アカウントで朵朵(=冯薪朵)に謝罪することを決心しました。あなたの非常に素晴らしいパフォーマンスの公演の後なのに、私はあなたとのハイタッチを飛ばしてしまいました。

故意ではありませんが、理由を知らないあなたに対しては非常に不謹慎な行為で、あなたの気持ちを不快にさせて本当に申し訳なく思っています。本当にごめんなさい!冯薪朵さん!@SNH48-冯薪朵 どうか私の本アカウントを使った謝罪を、あなたが私の誠意だと受け取ってくれるように希望しています。

↓最終的に、ななしファンは納得して、次のようにツイートした。

すでに当事者の説明と謝罪があり、彼女自身が文字で描写したことは、基本的に映像にある一連の状況と偶然に一致しており、うっかり犯した過ちだと解釈できる。

世間の物事がすべて思い通りに、まず原因を知ってから結果を見られるというわけでは決してない。生放送のカメラの角度から見ると、これは論駁の余地のないアンチ(=特定のメンバーを嫌っているファンのこと)の傾向があるハイタッチ飛ばし、である。

当事者がその場ですぐ説明しない限り、その数秒間の込み入った事情を知ることは誰もできない。そのため、もしかするとそうかもしれないと、いぶかしく思ってそう納得する(=故意だと断定する)という原因があって、その後にようやく、私たち双方の間で責任を引きうける必要があるという結果になった。

当事者はこの結果のために混乱したことの責任を引きうけ、私たちも原因をつきとめる過程で、彼女を困惑させたことを謝罪する。そして十数時間後に君がようやく自ら名乗り出てくれたことに感謝する。

最後に、あれほど多くの人たちがいっしょに彼女(=冯薪朵)を守ってくれてとても安心している。FXD(=冯薪朵)を守るのだという、私たちの初志は変わらない。そして彼女(冯薪朵=)に関することは一概に何が小さな事で何が大きな事だとは言えない。いわゆるTOPメンバーは原罪の手かせ足かせを負わない。

何か事が起こったときは感性と理性を保持して、原因をとことん追求することだ。この原則については一歩も譲らない。これが朵推(=冯薪朵を応援するファン)自身の原則である。

すでに当事者と意見の一致に達しており、この事は私たち双方の間で始まったことなので、私たち双方のところで止める必要がある。すべての怒り、無念、説明、謝罪について、終止符を打つ。

最後に、ここで物事のけりがすでについているので、間違って人を傷つけないために、無関係な野次馬たちは家にお帰り頂きたい。

以上。