北京BEJ48チームEサンサン(蘇杉杉)が広州巡回公演で流した涙

北京BEJ48チームEの広州GNZ48劇場巡回公演が2017/10/21~22の2日間行われた。

2日目の自己紹介コーナーで、チームEサンサン(蘇杉杉)が突然泣きながら話し始めたことを、文字起こししてくれていた現地ファンがいたので、日本語試訳しておく。

その部分の動画はこちら。

自己紹介トークのテーマは、広州GZN48劇場から北京に帰るにあたって、名残惜しいこと。

最初の方は、GNZ48劇場のファンや、同じSNH48六期生から移籍組した広州GNZ48のメンバーたちと別れがたいという話をしているが、その続き。

サンサン:さっきライチ(李梓)が、みんな必ず悠唐(訳注:北京BEJ48劇場のあるショッピングモール)にも来て下さいねって言ったけど、でも実際はみんな来たことがなくて。でも彼女が言いたいのは、みんなが来れればいいなっていうこと。

実は、私今日全員握手会が終わったあと、いろいろ考えた。自分も学生でしょ。でも入団する前、私はお金を稼いでなくて、そのころ私は毎月の生活費が1,200元(2万円弱)だった。

(ファンが「ワァ~」と声を上げる)

サンサン:多い?少ない?どっちの意味?

ファン:多い!(訳注:バイトせずに親から毎月2万円もらえれば十分という感覚らしい)

サンサン:それで私ははっきり分かってるけど、学生のみんなが実は公演に一回来るだけでも、長い間貯金をしなきゃいけない。たぶん一週間とか一か月分の食費を節約するかもしれなくて、それから…。

(サンサンが泣き始める)

まゆりん(馬玉靈):本当にファンは大変だよ。みんなが好きになってくれるだけでも、すごいと思う。「屏幕超V」でもいいよ。

(訳注:「屏幕超V」とは、「屏幕」がパソコンやタブレットの画面、「超V」が劇場の舞台最前列中央にある超VIP席で、画面の真ん前の特等席、つまりオンライン生放送で公演を見ること)

まゆりん:でも私たちのことを必ず好きだってことは大事だよ。

プディング(李媛媛):そう、私たちをみんなの心の中にいさせて。

サンサン:私がつらかったのは、ファンのみんなの中にはじつは、学生さんだと思うけど、自分でたくさんお金を稼げないから(北京まで)行けないと話してた人がいたこと。

たくさんお金をつかって私たちを見に来るために、広州から北京まで飛行機で往復するのは本当に遠いでしょ。それにお金がたくさん必要だし。一回行くのに食費やいろいろ節約して…。

すごく泣ける。話せば話すほど泣けてくるよ。

たくさんのファンの人が、心の中では(北京に)来たいと思っていて、口では私に行きたいと答えてくれるけれど、本当は来られなくて。

私たちが広州にいちど来ると本当に、握手会というだけで、みんなQQのチャットサークルがすごく盛り上がる。でも会うことが少ないと、みんなの顔を覚えるのが難しい。じっさい人が多すぎるから。

私たち客席に座っているみんなのことを思っているけれど、会うことができなくて、普段いちばんたくさん会えるのは、総選挙コンサートとかリクエストアワーとかのとき。

今回の握手会も広州のファンにたくさん会えたけれど、もう総選挙コンサートとかリクエストアワーでないと会えない。ふだんのBEJ48劇場では会えないから。

それで悲しくて…。だって、みんなにすごく会いたいのに普段は会えないから。

だからこれからは巡回公演のチャンスがたくさんあればって思ってる。だって本当にみんなに会いたいから。これからもみんなが私たちを見に来るチャンスがたくさんあればって思ってる。

みんな私たちのことを忘れないでね。私たちもみんなのことを忘れないから。

どうか私たちチームEのことを応援して下さい。そして広州のメンバーのこともずっと応援して下さい。