上海SNH48五期生ハムスター(嚴佼君)自閉症児施設を訪問

たまには心温まるネタを(汗)。上海SNH48五期生チームXIIハムスター(嚴佼君)がSNH48のチャリティー活動の一環で、自閉症児施設を訪問した。

今日は私はSNH48を代表して三回目の公益活動に参加しました。深夜眠れないので、感想をみんなに話しますね……

この活動の前心の中で少し緊張してた……自閉症の子供は正常な子供と比べて、とても過敏で、初対面の人を受け入れるスピードが遅いから。しかも私は付きそい看護をした経験がないし。

特に怖かったのは、自分の行動が新しい環境にいる子どもたちに緊張と不安を感じさせるんじゃないかということ……

表情を出すことが少なく、たまに意味のない声を出して、好きな動作をなんどもくり返して、他人の言葉や動作をあまり理解できない……自閉症は孤独症とも呼ばれている。

スタッフの話したことで特につらかったのは、「たとえあなたがすぐ近くにいても、彼の世界の中で、あなたたちとはまるで長い長い廊下の両端に座っているようなものなんです。彼はあなたの声が聴こえないし、あなたに答えることもできないんです」

ここの子どもたちは、まるで形のない壁によって、自分の小さな小さな世界に閉じ込められているようでした。私たちは彼らの世界がどんな色なのか、まったく分かりません。子どもたちのわずかな言葉から彼らを本当に理解することはとても難しいです。

でも私たちは少なくとも、彼らに付き添って、少しは安心感を与えられます。ボランティアとして、私たちは彼らに笑顔で接して、少しだけ彼らと話しをして、危険なことがある場合は彼らの安全をまもります。それもまた彼らに対する気づかいなんです。

ひとつ、とても心温まることがありました――私が小さな女の子に付き添って、だんだん親しくなったとき、自分から私を小さな手で引っ張って、ガラスの外にいる小さな魚たちを指差しながら、小さな声で「黄色いお魚」「ウミガメさん」とつぶやきました。

そして私の方に顔をかたむけて、純真な笑顔を見せてくれたとき、私はまるで全身が暖かくなったようでした。

自閉症の子供は「星の子」と呼ばれています。彼らは漆黒の夜空に、孤独にただよっている星のようだからです。彼らはむじゃきで、敏感で、弱くて、もっとたくさんの忍耐と気づかい、孤独にしばられている彼らを連れ出す必要があります。

じつは、以前私が自閉症について理解したのは、ネットの限られた報道だけでした。多くの人が私と同じように、自閉症児はある面では天才だと思っていると思います。

でも実際は、70%の自閉症児は知能が低く、20%は知能が正常な範囲です。ごく少数の自閉症児だけが人なみ外れた知能をもっています。つまり大部分の子は一生、家族の付き添いが必要ということです。

それを見たとき、じつは重い気分になりました。普通の家族が子供を養うためにより多くの時間やお金、力を使う必要があるからです……

疲れた顔色をしながらも、ずっと忍耐強く子供の面倒をみている家族の皆さん、そしてまじめで責任感のある先生方を見ていると、本当に心の底から彼らは強くて偉いと思いました。

帰ってきてからずっと思っていたのは、短い間つきそうこと以外に、私が彼らのために出来ることは何だろう?ということです。私の答えは、一人の力はとても小さいので、より多くの人が自閉症のことを理解して、より多くの人たちの気づかいが必要なこの子たちに関心をもつべきだということです。

少しだけやさしくしてあげて下さい。そうすれば、もしかすると子供の命の暗い夜の中に、一つ明かりを灯せるかもしれません。