今日2017/10/31のAKB48渡辺麻友さん卒業コンサートは中国の動画サイトでも生中継された。
AKB48運営指定の公式生中継サイトはテンセント動画(騰訊視頻)と、ゲーム実況サイト「斗魚」だけ。
↓こちらがテンセント動画の生中継ページ。版権関連のクレームを避けるため渡辺麻友さんの顔は消した。(画像のクリックで拡大)
この画面ショットを見て、何かおかしいことに気づくだろう。
筆者は東京からふつうのプロバイダ経由でこのページを開いており、特別なソフトは使っていない。
画面右上には「由于版权限制,您所在地区暂时无法观看直播(版権の制限で、あなたの所在する地区ではしばらく生中継を観ることができません)」とある。
ところが、録画放送は日本からでも好きなだけ観れる。もう一つの公式生中継サイト「斗魚」も同じだ。
このゆるい版権管理は、AKB48運営会社が期待したものなのか。
そして画面の右上に、累計視聴者数が197万7030人とある。
「197万人ってすごい!」と思う前に、同じテンセント動画で生中継された上海SNH48グループ第四回総選挙コンサートの再生回数を見てほしい。順位発表の後半部分。(画像のクリックで拡大)
左下に4825.5万回とある。コンサートが行われた2017/07/30からこの記事を書いている2017/10/31まで、93日間の累計再生回数だ。
同じテンセント動画で生中継されたAKB48第九回総選挙の累計再生回数を見てみよう。順位発表のあった後半部分。(画像のクリックで拡大)
こちらは版権制限で日本からの視聴が正しくブロックされている。累計再生回数は262.5万回。AKB48第九回総選挙は2017/06/17開催、この記事を書いている時点まで136日たっている。
AKB48第九回総選挙の累計再生回数は、136日で、262.5万回。
SNH48第四回総選挙の累計再生回数は、93日で、4825.5万回。
この差をAKB48の中国姉妹グループが超えられるかだろうか?
渡辺麻友さんが卒業した後の、AKB48のコンテンツとしての魅力で。
現地AKB48ファンにとっては、初めて目にする中国人メンバーで。