上海SNH48運営会社の映像制作子会社「Studio48」制作で、先日クランクアップしてばかりの全48話の大作ネットドラマ『芸汐伝』予告編が公開された。
SNH48運営会社の中国独自の事業、コンテンツ制作・販売事業(いわゆるIPビジネス)、「文化地産」のうち前者。
主演は「四千年に一人の美少女」ことキクちゃん(鞠婧禕)。
その他、SNH48グループの出演メンバーは、上海SNH48二期生チームNIIシャオスー(林思意)、一期生キキ(許佳琪)、四期生CoCo(邵雪聰)、三期生モンスター(劉炅然)、広州GNZ48からは一人だけハナちゃん(謝蕾蕾:上海NSH48五期生からの移籍組)。
中国ドラマで出演者とは別人の声優さんがアフレコする習慣は、やっぱり違和感がある…。
なおSNH48運営会社のもう一つのビジネスモデル「文化地産」は、不動産開発でオフィス、ショッピングモール、ホテルなどだけでなく、文化コンテンツに関するテナントを入れて不動産価値を高めること。
SNH48姉妹グループで「文化地産」の色合いがハッキリしているのは瀋陽SHY48。豫龍城というショッピングモールにSHY48劇場を入れて集客力を高め、投資利益率を高めるねらい。
中国の不動産投資はバブルを軟着陸させる政策で収益率が低下しているらしく、「文化地産」は政府の後押しで始まった不動産開発形態とのこと。
AKB48運営の中国再上陸で中国側パートナー企業に不動産開発会社があるのも、SNH48をマネた「文化地産」の構想があるからと思われる。