上海SNH48運営会社が北京電影学院上海国際学院と提携合意

上海SNH48運営会社が北京電影学院(上海国際学院)と戦略的提携合意をしたとのこと。メンバーの演技力向上と映像コンテンツ制作にさらに力を入れるためのようだ。

北京電影学院は中国の名だたる映画監督、俳優を輩出した名門校だが、上海国際学院は2016年に、北京電影学院、閔行区政府、紫竹国家高新区の三者が共同で設立した学校。

紫竹国家高新区は上海市政府設立のハイテク産業開発区で、その中にある教育区に複数の専科大学が設立されているらしい。

上海国際学院は、映像制作関連の人材育成学校であることには間違いないが、北京電影学院の分校や下部組織ではないようだ。

SNH48運営会社が北京電影学院と提携なんてことになったら、ものすごい話だけれど、そうではないということ。

以下、SNH48運営会社の映像制作子会社Studio48(絲芭影視)のプレスリリースを要約すると、上海国際学院の育成センターでの人材育成提携合意に署名、タレント教育、映像・映画制作人材育成、コンテンツ制作などの分野での提携をしていく。

SNH48運営会社はいまネット映画・ネットドラマといった映像コンテンツ制作に力を入れているが、SNH48グループ350名あまりのメンバーの演技力のクオリティを高め、北京電影学院の青年映画スタジオ(Youth File Studio)との補完関係も視野に入れている、とのこと。

青年映画スタジオは北京電影学院付属の映画製作組織で、中学高校生が映画製作の実習をする学校。