結成されてまだ三か月の重慶CKG48について、劇場チケットの売れ行きが悪いし、なかなか浮上しないのにメンバーの不和がウワサされたり、あまりいい話がない。
そのあたりをチームCのキャプテン候補 リオ(李恩銳)が公式アプリ「Pocket48」の生放送で、非常に正直に語っていたらしい。彼女のようなメンバーがいれば心配ないと感じた。
↓その生放送がこちら。重要なのは前半の20分間だけ。
現地ファンが要約してくれた内容は以下のとおり。
だって私たちはもともと公演でもっと良いパフォーマンスができるはずなんだから。もともと私たちはダンスももっと上手くできる。
なのにどうして…ああっ。私もどう言ったらいいか分からない。メンバーたちにもう少し早く成長して欲しいと願ってるだけ。それから運営会社ももう少し早く成長して欲しいと思ってるだけ。たとえば仕事の手配とか全体的なことをいろいろ…それが出来れば…大丈夫。全体の調整がうまくできればそれでいい。
あの日社長がスタッフを連れて、私たちの生活センター(訳注:メンバーの宿舎)に来て、私たちといろいろ話をした。それから社長が言ったひとことは、大丈夫、ゆっくりやればいい、まだ時間があるからって。
でも実は私は本当にゆっくりし過ぎだと思ってる。もっと歩く速さを速くしなきゃいけない時期だと思ってる。
彼女はメンバー全員のパフォーマンスがグダグダだった2018/02/10新春特別公演の後、以下のようにツイートしている。
今日起こったことはすべて突然だったので、やっぱりみんなの応援に感謝してます。批判であれ励ましであれ、どちらもみんなに感謝してます。
今日の公演はとにかく全部あまり満足してない。私たちも言い訳をさがしちゃいけない。旧正月前の公演をしっかりパフォーマンスしなかったんだから、CKGのメンバー一人ひとりの責任。
やっぱり公演の最後のあのひとことにつきる。今後はどんなことがあっても運営会社とメンバーといっしょにしっかり解決したい。CKGがずっと仲良しの家族みたいでいてほしい。公演が毎回、フォローしてくれているみんなの期待を裏切らないようにしなきゃいけない。
背景にはチームCで李姗姗と柏欣妤の2人の人気メンバーの間が不仲なこと、チームKで運営が決めたセンターの章宇陽とその他のメンバーが不仲で、その他メンバーのうちダンスレッスンをボイコットしたメンバーが出てきたことなど。
十代の少女がいっしょに生活すれば、仲良しグループどうしが対立するのはよくあることだが、実は重慶CKG48の社長はかなり優しいタイプの人らしい。
ダンス教師がメンバーを叱ったとき、社長が逆にダンス教師を叱って、最近の子どもたちは叱られても伸びないので叱らないように言ったらしい。
このことも李恩銳が生放送で正直に話していて、社長は優しすぎる、厳しくすべきときは厳しくしなきゃと語っていた。
彼女は中国ツイッター(新浪微博)の公式アカウントでぶっちゃけていたように、入団前はプールバーでバニーガール姿で接客するアルバイトをしていたり(さすがにそのツイートは削除されているが)、中学生メンバーがいる重慶CKG48メンバーの中では姉御肌のリーダーになれる人、というよりそうならざるを得ない人だ。
広州GNZ48チームNIIIと重慶CKG48チームCを兼任している、はるか(熊心瑤)も今回の件を先輩としてメンバーをまとめられなかったと謝っている。
ただ、彼女はどちらかといえば昔からの48系ヲタとして、ファンが「アイドル」に何を求めているかを伝える役割だと思う。
チームKには全体を見渡すリーダー役がおらず、上海SNH48と兼任のモンスター(劉炅然)や上海から移籍したルーチャオ(王露皎)は明らかにそういうタイプではない。
そのためか、リオは生放送の中でチームC、チームK両方のことを語っていた。
ちなみに旧正月前の忘年会でチームCの李姗姗が最初の乾杯だけお酒を飲んだら、酔っ払って記憶を失うというハプニングがあったらしい(笑)。
リオは生放送の後半でその話をしていて、彼女は子供の頃から父親に酒を仕込まれて、将来酔っ払ったときに危ない目にあわないように、ということで、今はお酒は飲んでないけど、酒量はものすごいよ、と語っていた。
重慶CKG48は、これから面白くなりそう。