北京BEJ48チームEサンサン(蘇杉杉:上海SNH48六期生からの移籍組)誕生日公演がすごいことになっていたのでご紹介。
彼女の『千本桜』エレキギターソロと、チームEメンバーとのAKB48『GIVE ME FIVE!』生バンド演奏はまずまずだったので良いとして、すごかったのは『Universe』。
何と彼女がチームEのために16人全員曲として、作編曲をしたというのだ。
オープニングのナレーションはフランスのドキュメンタリー映画『Home』(2009年)からの引用らしい。
広州GNZ48チームGオリジナル公演『双面偶像』の名曲『Gravity』と振り付けまで似ているのを割り引いても、専門的な音楽科の教育を受けていない彼女がここまでのクオリティーの曲を仕上げるのはすごい。
個人的には、AメロかBメロのどちらかはアウフタクトで始まって欲しかった。編曲で鳥肌が立ったのは、ツーコーラス目のBメロが突然8ビートになってディストーション・ギターがリズムを刻み始めるところ。これがカッコ良すぎる。
Dメロまであるのも素晴らしい(でもアウフタクトにして欲しかった)。Dメロから間奏無しでBメロとサビの最後のリフレインに入るのもすごく良い。アウトロはもっと引っ張っても、この編曲のクオリティーの高さなら全然OKだと思う。
いま北京BEJ48チームEが上演しているベスト曲公演『UNIVERSE』の最後はこの曲で全然いいと思う!とにかく素晴らしい!
というより、北京BEJ48の運営会社は何をやっているんだろうか。
メンバーが自分のPCで自力で音楽制作ソフトを使ってここまでやっているのに、彼女たちBEJ48チームEのベスト曲公演『UNIVERSE』でオリジナル曲はフラメンコ風のデュエット曲『マリア』一曲だけ。
北京BEJ48ファンの中には運営会社の批判をするなと言う人もいるけれど、より良いものを作るためには批判も必要なのでは?と思ってしまう。
音楽制作も映像制作も出来て、顔面偏差値も高くて、欠点は音痴ぐらい(笑)のSNH48六期生サンサン(蘇杉杉)すごい!