AKB48 Team SH一期生で「黒歴史」2人目

AKB48中国再上陸のAKB48 Team SH一期生からもう一人「黒歴史」を掘り返されたようだ。今回は詐欺。刑事事件として立件できないだろうけれど、明らかに詐欺。

このブログではSNH48メンバーの「黒歴史」も取り上げており、日本のSNH48に強烈な不評を買っているが、AKB48 Team SHも結局は中国でメンバー募集しているのでやや疑問のあるメンバーが何人か入団するのは同じことだ。

図が大きいのでリンクだけ貼っておく。食事時に見るのはおすすめしない。

図1図2図3図4図5

一人目の被害者、仮にAさんとしておくと、2013/10のコミケでとあるコスプレイヤーの女の子、今のAKB48 Team SHメンバーであるLさんが、お金がないのでコスプレ衣装を交換してくれないかと話しかけてきた。

次のコミケまで時間がなく、Aさんもちょうどその衣装が欲しかったので、LさんのAoki Lapisの夏服衣装と自分のセイバーと弥海砂の衣装を交換して、Lさんから差額の150人民元(約2,500円)をもらう約束をした。

翌日Aさんは急いでLさんに衣装を発送し、約一週間後、LさんからAoki Lapisの衣装が届いた。ところが中国ツイッターでメンションしても返事がなく、SMSも返事なし。届いた衣装を開けてみてビックリ。

ここで食事時でなければ図1をご覧下さい(汗)。まともに洗濯もしておらずシミのついた衣装をそのまま送って来ていた。

Lさんはヘアバンドと傘の原価は200元、衣装は300元と主張したが、傘は100円ショップの傘、ヘアバンドに付いているイヤフォンはストローで作ってあり、200元もしないのは明らか。届いたときには傘の柄は折れていた。(合計500元は日本円で約8,000円、中国のレイヤーさんは自分で衣装を作るのが基本)

何度連絡してもLさんと連絡がとれず、3か月以上経ってもう忘れかけていたころ、たまたま中国5ちゃんねるのコスプレ関連掲示板を見ていたら、LさんがAさんのセイバーと弥海砂の衣装を売りに出しているのを発見。

近々開催される北京のコミケへLさんの家のある貴州省から出かける交通費を稼ぐためらしい。差額の150人民元はもちろん払われていない。

さすがに腹の立ったAさんは中国5ちゃんねる掲示板にLさんの住所と実名を書き込んだが、今回AKB48 Team SH入団時に発表された実名と一致、顔写真も一致しているため、今回の「黒歴史」の発見となった。(プライバシーもクソもない中国は本当に恐ろしい…)

Aさんが2014/01当時、中国5ちゃんねるにこの詐欺被害を書き込んだときに貼ったLさんの画像を見て、掲示板の他のユーザーは「ああ、この子知ってる」と反応している。中国のコスプレ業界(?)の世界は狭いようだ。

二人目の被害者は仮にBさんとしておく。

Bさんは上のAさんの詐欺被害の書き込みを中国5ちゃんねるで読んで、自分を騙したのもLさんだと気づいて、続けて書き込んでいる。

2013/09にBさんがLさんと『free!』のコスプレをいっしょにやったとき、ロケ撮影の費用、その子の衣装、コミケで追加で着た『FAIRY TAIL』ウェンディ・マーベルの衣装など、費用をすべて負担した。Lさんは借りたお金は返すと約束していたが、4か月たっても一銭も返してくれていない。

Bさんはお金のことは大した事ではないが、『free!』のコスプレをやったとき良い子だと思って仲良くなれたのに、ロケ撮影に出かけた後、突然態度が冷たくなり、その後ずっと自分を避けるようになったことに傷ついたと書いている。

三人目の被害者は仮にCさんとしておく。

Cさんは上記の方々の詐欺被害の書き込みを読んで、自分もだ!と気づいたらしい。Cさんはちょうと一年前Lさんと出会って、自分の渡辺麻友の衣装を売ったらしい。

その後Lさんはいろいろ言い訳をして支払いを引き伸ばした後、ようやく230元を支払ってくれたが、約束の残りの100元を1か月以上払ってくれず、最後には中国ツイッターをアンフォローされ、チャットソフト「QQ」のアカウントも削除されてしまい、連絡方法がなくなった。

この人もお金のことよりLさんと仲良くなれたのに騙されたことを残念に思っているようだ。

お互いAKB48ファンで、AKB48について長々とおしゃべりしたり、Lさんが自分の宿題を手伝ってくれたり、とても仲が良かったのに、後になって裏切られると思わなかったとのこと。

以上、2013年当時、少なくとも3人の女の子がLさんに数百人民元、日本円にして数千円という少額だが、お金を騙し取られていたことになる。

この詐欺事件が、今回のAKB48 Team SH一期生としてリークされた名前からLさんの「黒歴史」として掘り起こされ、中国5ちゃんねるのAKB48関連掲示板に書き込まれた、というわけだ。

さて、Lさんがこの約5年前の詐欺についてどう反応するか。

ちなみに先日ここでご紹介した、オーディション期間中に男性と交際しており、坂道系ファンでAKB48を日頃からディスっていたとされるAKB48 Team SH一期生だが、中国ツイッターの個人アカウントで正面切って反論している。

デビューする前からここまで強気なのは現地メンバーの特徴と言える。

自分は自分の道を行く、他人はコメントなんてできない。

このツイートに対しては「ふふっ。そんなんでまだアイドルをやりたいの?真っ先に人気がなくなるのは君だ」「大事なのは自分のプライバシーはしっかり守ること!彼らにスキを与えちゃダメ!」など、批判コメントも好意的なコメントも付いている。

こちらが正面切っての釈明ツイート。

「オーディション期間中に恋愛しちゃいけないなんて聞いたことないんだけど。本当に知らなかったんだよ。だから選抜される前に別れた。悲しかったから全然ツイートしなかっただけ」

「坂道系が好きなのは事実だよ、でも48と46系はどっちも秋元康の下でしょ。どっちも大きなシステムの下のグループだし、何の区別もなくて、48が最初、46が後輩。だからどこにツッコミどころがあるのか私には分かんないよ」

「6年前の歴史は私の過去で、私を成長させてくれた一部分で、私にいろんな経験をさせてくれた。だから私はそれを受け入れる、否定しない」

「もちろん私の話を信じてくれればうれしいし、信じないなら仕方ない。私は自分の心にやましいことはない。AKB48が嫌いなら絶対にオーディションに参加しないよ」

「普通の人として、誰にだって歴史はある。やっぱりあの言葉をもう一度言いたい。自分は自分の道を行く、他人のコメントなんてどうでもいい」

以上のように、先日「黒歴史」を暴露されたメンバーは完全反論している。

問題は彼女の言っていることが正しいかどうかではなく、こういうキャラ設定でAKB48 Team SH一期生として生き残れるかどうかだろう。

最後に繰り返しになるが、このブログではSNH48メンバーの黒歴史も今まで何度も取り上げている。

AKB48 Team SH一期生の「黒歴史」を取り上げる理由は、SNH48もAKB48 Team SHも同じ中国でオーディションをしてメンバーを募集している限り、AKB48 Team SHだけに奇跡的に何の「黒歴史」もない人が集まるはずがないということだ。

この「似た者同士」という点こそが、現地で一部のSNH48ファンと一部のAKB48 Team SHファンの間ですでに激しい罵り合いが始まっている、まさにその理由である。