中国版『Produce101』ロケットガールズ、宇宙少女ソニ、ミギと張紫寧の3名退団確定(その後取消)

2018/08/17追記:本件、その後2018/08/17になって楽華娯楽と麦鋭娯楽、テンセント側の事務所である海南周天が和解の共同で、ミギ、ソニ、張紫寧とも並行活動すると発表した。

上海SNH48が番組開始前に出演を検討していたウワサのあった中国版『Produce101(創造101)』だが、デビューした「ロケットガールズ(火箭少女)」、当初から宇宙少女ミギ(孟美岐)、ソニ(吳宣儀)と番組制作者の中国三大ネット企業テンセント(騰訊)間で専属契約についてトラブルがあった。

テンセント側は番組出演時の契約は、デビューできたら2年間の専属契約だと主張、一方のミギ、ソニの所属事務所・楽華娯楽は専属ではなく並行活動だと主張。

その後、和解してここしばらくはロケットガールズが中国マクドナルドのイメージキャラクターになるなど、大活躍しており、来週には上海SNH48グループと中国ツイッター(新浪微博)の「WEIBO FAN FESTIVAL」で共演する予定だった。

ところが今日2018/08/09になって、ついにミギ、ソニの所属事務所、楽華娯楽と、ロケットガールズのもう一人のメンバー張紫寧の所属事務所・麦鋭娯楽が連名で、テンセント配下でロケットガールズをマネジメントしていた海南周天娯楽と2018/08/07に、すでにすべての提携を打ち切ったことを発表した。

↓その声明文がこちら。会社の赤いハンコがあるのは正式文章という意味。

表面上の理由は「”ロケットガールズ101”のマネジメントチームがタレントの心身の健康を顧みない仕事のスケジューリングおよび独断専行の業務方式」を行いつづけ、何度も改善要望のため協議したが拒否されたため、となっている。

本当の理由は分からないが、おそらく今後こそ本当にロケットガールズのツートップ、ソニ、ミギは退団すると思われる。(繁体字版のウィキペディアではすでに退団したことになっている!)

これで退団しなければ2018/08/18のロケットガールズのファーストアルバム発表会前に、わざとスキャンダルを起こしてメディアの注目を集めたことになるが、さすがにこれだけゴタゴタが続くとマイナスイメージの方が強くなり、イメージキャラクターの仕事を取りづらくなるだろう。

なおロケットガールズは2018/08/10に、広東省深セン市華強北で行われる中国スマホメーカー最大手「oppo」の旗艦店オープニングセレモニーに参加するが、もともと参加メンバーだった宇宙少女ミギ、SING女団の賴美雲、徐夢潔のうち、ミギは欠席するようだ。

このまま行くと横滑りでロケットガールズのセンターは何かと議論の的になる楊超越となる。楊超越はダンスも歌も韓国系アイドルグループとしては下手くそで、ロケットガールズとしてデビュー当初から「こんなんで良いのか?」「いやこれこそ育成系だ」と賛否両論のメンバーだ。

また今日2018/08/09その後、Sunnee(楊芸晴)、段奧娟も退団するとのウワサも出てきている。本当ならロケットガールズは6人となり、もはや何なのかよく分からない状態になる。

↓宇宙少女ソニ

↓宇宙少女ミギ