上海AKB48 Team SHメンバー中国ツイッター公式アカウント開設、来年にかけて台湾独立問題の扱いに注目

AKB48 CHINAの中国再上陸で結成された上海AKB48 Team SHだが、一期生メンバーの中国ツイッター(新浪微博)公式アカウントが開設されているようだ。

2018/08/22時点で23名中まだ22名分しかない。まさかもう退団者が出ていることはないと思うので、単に作業が遅れているだけだろう。

↓こちらが筆者がフォローした一覧。

下の方にある台北AKB48 Team TP選抜メンバー冼迪琦の応援会アカウントと、旧TPE48、現AKB48 Team TP公式アカウントは無視してください(汗)。個人的にAKB48 Team TP選抜の中では香港出身ということでスティッチ(冼迪琦)を応援してます(汗)。

AKB48 Team SHメンバーをフォローしたい方は「STF49」というAKB48 CHINAスタッフのアカウントをまずフォローして、このアカウントがフォローしているアカウント一覧ページを開けばメンバー一覧になっているので、そこからフォローするのが手っ取り早い。

一つ興味深いことに気づいた。一部メンバーは個人アカウントをそのまま公式アカウントに転用しているのだ。例えば下図のメンバーは2017/12/26のツイートがわざと残されている。ツイートの内容が渡辺麻友さんの活動を紹介するものなので、問題ないとして残っていると思われる。他には個人アカウントのフォロワーがそのまま残っているメンバーもいる。

SNH48グループの場合は個人アカウントの利用をやめさせて、公式アカウントを新たに開設し、公式アカウントは運営会社がいつでも没収できるようになっている。たぶんパスワード初期化確認メールやSMSの送信先が、メンバーのものではなく運営会社のものになっているのだろう。

そのためSNH48グループのメンバーは、たまにルールを破って勝手に個人アカウントでツイートすることもある。AKB48 CHINA運営会社のやり方が賢明かもしれない。

ということでAKB48 Team SHはデビューイベントに向けて着々とメンバーのレッスンも進んでいるようだ。

来年にかけて興味深いのはAKB48 Team TPとの関係だろう。中国政府の台湾政府への圧力が高まっており、台湾の蔡英文政権の成立以来、台湾と国交断絶して中国と国交を結んだ国が5か国にもなっている。

これだけ中国政府が台湾政府への外交圧力を強めれば、台湾は独立国か?問題(中国では「台独(タイドゥー)」という)が芸能界にも影を落とすことは間違いないからだ。

SNH48グループにも台湾出身メンバーはいるが、単に台湾生まれというだけで家族ともども生活基盤は中国国内に移っている。そのため台湾独立の考え方は持っていないと思われる。

一方AKB48 Team TPはこれから台湾メインに活動し、しかもTPE48からの改名騒動以降、初の営業のお仕事が2018/08/26の2018台湾国際旅行展で日本観光文化テーマ館「Touch The Japan」の1時間のミニライブと、日本と密接なつながりのある内容になっている。

AKB48 Team TPの方がすでにAKB48の総選挙に参加するなど日本との関係を強めており、日本が政府レベルでは中国としか国交がなく、台湾を独立国として認めていない事実と矛盾する。

以前からここでふれているように、AKB48姉妹グループの中で、AKB48 Team SH、Team TPの2チームだけが違うネーミングルールになったことで、中国のAKB48 Team SHファンはAKB48運営が台湾を中国の一部と認めたと解釈している。他方、台北AKB48 Team TPは上海のAKB48 Team SHと姉妹グループになったなどと、台湾内では公には発言できない。

今後のAKB48 Team SHとAKB48メンバーの活動のからみで、客観期に最も注目すべきはこの「台湾は独立国か?」問題だろう。