日本は秋分の日、中国は中秋節ということで、上海SNH48グループは全曲オリジナル新公演『Idol.S』が始まったばかりの瀋陽SHY48をのぞいて中秋節特別公演をおこなった。個人的にいちばん良かったのは北京BEJ48。
広州GNZ48は一週間後の国慶節大型連休の全チーム連合特別公演の方がメインなので、中秋節はTeam Zだけで基本、チャイナドレス(旗袍)で見せる感じ。
↓GNZ48 Team Z『NaCl』チャイナドレス・バージョン
『NaCl』はTeam Z全曲オリジナル公演『三角関数』の曲。
重慶CKG48は清朝のコスプレだったが筆者は観ていない。コントコーナーの中国語が聞き取れないと楽しめないと思う。例によって中国5ちゃんねるの某SNH48関連掲示板ネタだったらしい。
重慶CKG48の特別公演をちらっと観ていつも思うのは、とりあえずダンスはちゃんと踊ってほしいということ。
上海SNH48は正直、見どころがあまり多くない。あえてピックアップすると次の2つ。
SNH48三期生Miyo(楊惠婷)、四期生炭酸(張丹三)『9 to 9』
『9 to 9』は広州GNZ48 Team Gの全曲オリジナル公演『双面偶像』のユニット曲。
SNH48二期生みらい(蔣芸)『月亮代表我的心』『迷迭香』
みらいの生歌の歌唱力と表現力は安定感がある。SNH48一期生のCC(徐晨辰)は生歌ではなかったのが残念。
そして北京BEJ48。中国語が聞き取れない人間にとって、MC(トークコーナー)がなく、かつ、中国の伝統舞踊も含めたダンスの実力をたっぷり見せてくれるBEJ48の特別公演はとても素晴らしい。
とりあえずBEJ48 Team B DDD(段藝璇:上海SNH48五期生から移籍)、Team E ライチ(李梓:上海SNH48六期生から移籍)のこの2曲だけ観て、あとはYouTubeで全編をじっくりお楽しみください。
この2人がふだんと違って中国の伝統舞踊やモダンダンスの本物の実力を見せてくれている。
↓『夢回還』
この曲は『狐妖小紅娘(縁結びの妖狐ちゃん)』第二シーズンのオープニングらしい。
↓ジェイ・チョウ(周傑倫)『紅塵客棧』
この2曲、以下、画面ショットで解説。
この2曲でいちばんアクロバティックな振付けを分解写真で。
この手の百合ネタのダンスは特別公演でよくあるのだが、ここまで完成度の高いパフォーマンスはそう観られない。
こういうところが北京BEJ48のトップメンバーのすごさ。
ちなみに北京BEJ48はこういうのもあった。
↓胡麗芝、沈小愛、孫曉艷『美杜莎的溫柔』
この『美杜莎的溫柔(メドゥーサの優しさ)』は広州GNZ48 Team G全曲オリジナル公演『双面偶像』のユニット曲。最近SNH48グループは『Back Street Girls』ネタが多すぎ(笑)。