上海SNH48 Team Ft結成の経緯が明らかに、2名はスカウト

先日上海SNH48の一番の後輩チームTeam Ftのセンター王溪源が恋愛疑惑を残したまま退団したが、その後、Team Ftがどのように結成されたかを同チームのチョウチョウ(周詩雨)が公式アプリ「Pocket48」に書き込んでいたので日本語試訳。

やはりTeam Ftは全員がオーディションではなく、張茜、楊令儀の2人は運営がスカウトしたメンバーだったようだ。このタイミングで周詩雨がTeam Ft結成経緯を書き込んだのは、やっぱりいろいろ思うことがあったからかも。

Team Ftは新しい入団生が予備生を経ずにいきなり正規メンバーになり、しかも新しいチームが結成されたという異例ずくめのチーム。王溪源の退団がチーム全体に影響しなければいいのだが…。

九期生募集のときは5グループ合同で(訳注:上海SNH48、北京BEJ48、広州GNZ48、瀋陽SHY48、重慶CKG48の5グループ)、上海本部は当時8人しか合格しなかった。それぞれパオパオ(李星羽)、シャオフアン(王溪源)、李美琪、張馨月(訳注:すでに退団)、Miki(楊美琪)、パンパン(陳盼)、モンモン(李玉倩)、チョウチョウ(周詩雨)

張茜と楊令儀は私たちより一か月早く来てた。学校の特待生。

そのあと続々と募集して、辞退する人もいれば入団した人もいる。

それからテンテン(王欣顏甜甜)、まおたん(朱小丹)が入ってきた。

馬凡(八期生)と私たちはずっとよく遊びに行って、ずっと私たちといっしょにレッスンして、その後私たちのチームに入った。

私たちが入団したばかりのときは、新しいチームが出来るとはまったく知らなくて、みんなそれぞれどのチームの補欠になりたいか話し合ったりしてた。それからずっとレッスンしていた。

私たちのレッスンは本当に厳しくて、生歌で踊ることになったから。私たちの大多数はやり遂げられなくて、ずっと体力面でトレーニングもした。

張茜、楊令儀、李美琪の3人は芸術科から来たから、歌もダンスも得意だった。その他でダンスが上手いのは王溪源、張馨月、陳盼。李星羽、李玉倩、楊美琪と私はダンスができなかった。

最初はすごく下手くそだったけど、だんだん進歩した。王欣顏甜甜、朱小丹は後から入ってきて、しかも2人は手足がバラバラでレッスンに付いて来れなくて、ずっとレッスンしてた。

レッスンしているとき突然私たちが新しいチームになると言われて、リクエストアワーBEST50(訳注:2018/02/03開催)発表前のころは私たちもどんなチームになるのか知らなかった。

ネットで(訳注:SNH48関連の中国5ちゃんねる掲示板のこと)いろいろ議論になってるのを見て、私たちは予備生チームになるのかもと思ってた。

新しいチームになるというのは、一つは会社が決めたことだけど、私たち自身の努力の結果もある。毎週のダンス審査もしっかり準備してた。

どうして私たちがあんなたくさんダンスをマスターできたのかというと、一つはレッスンを始めたばかりのときダンスコーチを自由に呼んでレッスンできたから。もう一つは、もともと私たちにベスト曲公演を準備してたからかもしれない。みんないっしょに今までの曲から選んで公演のセットリストを作った。

私たちのパフォーマンスが良かったからかもしれないけど、ある日突然、私たちは一つの任務を与えられた。2、3日で『夢想家』『幸福北極光』の2曲をマスターすること。(訳注:どちらも上海SNH48 Team X全曲オリジナル公演『夢想的旗幟(ドリームフラッグ)』公演曲)

そのとき私たちのダンスコーチも年齢がいちばん下の先生で、彼女も踊れなかったから、私たちいっしょに動画を見ながら振り付けを真似して、真似しながらマスターした。時間がなくて慌ただしくて、あのときは明け方まで練習するのもよくあることだった。

この2曲はそれぞれ2回審査を受けて、たくさんの人が見に来た。あのときの評価はあまり良くなくて、私たちは普段レッスンしている曲から適当に踊るように言われた。たしか『黒名单』を踊ったと思う(訳注:上海SNH48 Team HII全曲オリジナル公演『Beautiful World』の曲)。私たちがいちばん上手く踊れる曲だったから。それでほめられた。

最終的には私たちは『夢想的旗幟(ドリームフラッグ)』公演をやることに決まった。

あのとき私たちはレッスンが終わると宿舎の食堂にならんでいっしょに食事するのが好きだった。レッスンが終わるといっしょにゲームして、トランプで大富豪をやって、いちばんの悩みはダンスが難しすぎることだけだった。