AKB48 Team SH、上海東方衛星TV年越し特番決定で現地48系ファンのSNH48に対する罵倒が激化

AKB48中国再上陸の上海AKB48 Team SHが中国でも高視聴率の全国放送・上海東方衛星テレビ年越し特番に出演することが決定した。デビューたった1か月で全国放送の特番出演はまさに快挙だ。

ご存知のようにAKB48 CHINA総裁の沈志君はOPD2Cという会社の経営陣の一人で、OPD2Cは上海東方衛星テレビの親会社、上海メディアグループと日本のD2Cという会社の合資。

そしてD2Cは電通のNTTドコモの合資であり、AKB48 Team SHがデビュー早々上海東方衛星テレビ年越し特番に起用されたのは必然と言える。沈志君のつながりがあるため、今後上海東方衛星テレビがSNH48グループを起用することはないだろう。

これに勢いづいた現地の正統派AKB48ファンは、中国5ちゃんねる(百度貼吧)や中国ツイッター(新浪微博)でますますSNH48グループへの罵倒を激化させている。

いかに現地AKB48ファンが口汚いかを確認するには、中国5ちゃんねるの「摸摸猫头」掲示板、中国ツイッターの「肥秋系bot」というアカウントを観察するとよい。

この2つがいわば急先鋒で、毎日のようにSNH48を「野鶏団(=売春婦集団)」と罵倒しつづけることで現地のAKB48ファンのSNH48に対する敵意を煽るセルフメディア(自媒体)の役割を果たしている。

AKB48ファンでありながらSNH48を擁護するようなことを書き込めば、正統派AKB48ファンから袋叩きにあう。そういった状況も中国5ちゃんねるでたびたび見られる。

また特定のAKB48ファンがわざわざ中国5ちゃんねるのSNH48関連掲示板にやって来て、SNH48を罵倒することも日常茶飯事だ。筆者もそういった攻撃性の高いAKB48ファンのハンドルネームは覚えてしまっている。

問題は、SNH48が同じ中国国内で曲がりなりにも最大規模で、共産主義青年団からも存在を認知されている状況で、SNH48を「売春婦集団」と罵り続けるようなファンに支えられている事実が、AKB48 Team SHの運営会社にとってリスクとして顕在化しないかという点だ。

中国の芸能界ではスキャンダルでも名前を売ったもの勝ちなので、あえてSNH48ファンと正統派AKB48ファンの対立を放置して加熱させる戦略もある。

中国の正統派AKB48系ファンの少なからぬ部分がSNH48を「売春婦集団」と罵り続け、AKB48 Team SH運営もそれを放置し、最終的にSNH48グループを壊滅させることに成功すれば、現地のAKB48系ファンは狂喜乱舞するだろう。

それが中国の正統派48系ファンの理想であり希望であることは、上記「摸摸猫头」と「肥秋系bot」を毎日観察していれば否定しようがない。