AKB48中国再上陸のAKB48 Team SH 1stシングル、やや高めの価格設定1,400円

AKB48中国再上陸のAKB48 Team SHの1stシングル『初日』が今日2019/01/14(月)現地時間14:48発売された。現地ファンの反応の大半は「高い」。

·版権の関係で画像は貼らない。AKB48 Team SH公式オンラインショップはこちら

CDはTYPE A、TYPE Bの2種類。送料別。運送会社は「順豊」の着払いのみで、別の運送会社への変更不可。

TYPE A 88人民元(1,400円):CD+歌詞カード+個人握手券1枚+ランダム生写真1枚
TYPE B 248人民元(4,000円):CD+DVD+歌詞カード+フォトブック+全員握手券1枚+ランダム生写真1枚+ランダムグリーティングカード1枚

どちらかというとTYPE Aが高すぎるという意見が多いようだ。送料別なので

筆者はいまだにAKB48のCD販売のパターンを全く理解していないのだが、日本で同じく握手券1枚、ランダム生写真1枚つきだと税込み1,028円だと思う(間違っていたらご指摘を)。

また、『初日』がA面なのにこちらのMVはなくてMVは『LOVE TRIP』という点にもツッコミが入っている。

では台湾AKB48 Team TPの1stシングル『前しか向かねえ(勇往直前)』はどうか。

386台湾ドル(約1,350円):CD+DVD+歌詞カード+全員握手券1枚+ランダム生写真1枚

Team SHは『初日』『ヘビーローテーション』『LOVE TRIP』の3曲、Team TPは『前しか向かねえ』『桜の花びらたち』の2曲という違いはあるが、Team TPはDVD付きでこの価格名なので、明らかにTeam SHの価格設定は高めだ。

中国最大のネットモール「タオバオ」の代理購入でTeam TPの1stシングルを台湾から取り寄せても、送料込みで93人民元と、Team SHのType Aとほぼ同じ価格。Team TPはDVD付きでほぼ同じ価格ということ。

SNH48グループはどうか。最新の2018年新年EPの価格。

78人民元(約1,250円):CD+歌詞カード+握手券1枚+ランダム生写真1枚。10枚購入するとランダムのツーショット券またはサイン券。

やはりAKB48 Team SHの方が高い。

中国の都市圏在住の中間層がいくらお金持ちになったとはいえ、ふつうの会社員だとまだ日本より給与水準は低い。

もちろん価格が全てではないが、AKB48 Team SH運営会社がどういう考えでこの価格設定にしたのか、いろいろ考えてみると楽しいかも(汗)。

個人的にはものすごく中途半端なマーケティングだと思う。公式姉妹グループのプレミアムでもっと高い価格を付けるか、SNH48より安くするかのどちらかだろう。

SNH48はもともとAKB48公式姉妹グループで、当時からEPの価格は変わっていないのだから、AKB48 Team SHの価格水準が違う理由が分からない。SNH48結成の6年前からの中国のインフレ率を加味しているとか?

こちらの中国のインフレ率の2013年から2018年までで計算すると約1割で、たしかに88元は説明がつかない価格ではない。

逆に言えば78元で据え置きのSNH48運営会社の価格は良心的と言える。

追記:この後、中国ツイッターのAKB48 Team SH公式アカウントが『初日』ダンスレッスンの短編ドキュメンタリー動画をツイートし、「一つ一つの努力は、君をかんたんに裏切ったりしない」と書いた。

それに対して、ある現地ファンが書き込んだコメントが「君らの付けた価格は僕を裏切った」(爆)。

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