AKB48中国再上陸のAKB48 Team SHメンバー2名処分解除

2019/01/24にAKB48中国再上陸の上海AKB48 Team SHメンバー2名が活動一時停止処分になったことをここでお伝えしたので、処分が解除されたことも書いておく。

処分が解除されたのは2019/03/02。下図がAKB48 Team SH中国ツイッター(新浪微博)の公式アカウントのツイート。

AKB48 Team SH一期生メンバー施可妍、万芳舟は1か月の自己反省を経て、自分の問題の所在を深く認識し、実際の行動でチームに戻ることを希望したため、引き続きAKB48グループの一員として、夢のために努力する決心をしました。

運営団体は真剣に議論した後に決定しました。即日、施可妍、万芳舟をチームに復帰させるとともに、レッスンと活動に戻します。両名のメンバーが今回の教訓を汲み取り、自分自身に厳しい要求を課すとともに、タレントのルールを遵守し、夢のために、絶えず奮闘するよう願っています。

結局、なぜ処分されたのか、なぜ復隊することができたのか、何もかも全く分からないままだ。

これで本当に現地AKB48 Team SHファンは後を引かないのかなぁとかなり不安になる。

というのは、今後AKB48 Team SHが現地の総選挙であれ、日本のAKB48グループ総選挙であれ、ファンが現金を使う大型投票イベントに参加すれば、何もなかったことにするのはムリがある。

現地応援会はここでもご紹介しているように、高度に組織化され、クラウドファンディングでの投票資金集めでも、ファン一人ひとりが応援会活動の公正さを厳しく監視している。自分の金が一分もムダにならないように。

Team SH結成当初、某メンバー2名をめぐってファンが真っ二つに分かれて対立していたが、今は表面上は対立がなくなったように見える。

今回の処分解除でも、原因を教えてほしいというコメントと、運営はチャンスを与えるためにあえて原因を伏せてるんだというコメントに分かれている。

現金がからんでくるイベントになると、こうした水面下の対立が表に出てくるのは容易に想像できる。

最初から身も蓋もなくディスり合うSNH48の現地ファンのほうが、今後の予測がしやすく、前もってリスクを織り込めるので、逆にファンは現金を使う活動に参加しやすいと思う。

AKB48 Team SHの処罰方式が現地でどこまで通用するか、ひとつの観点として興味深い。

ここまで書いて気づいたのだが、この公告文、例の大きな赤丸の社印は無くて大丈夫?