台湾AKB48 Team TP生放送アプリでメンバー別の人気安定度を調べてみた

台湾AKB48 Team TPメンバーがアプリ「浪Live」で生放送を始めてから5週間になるが、ファン数やファンからプレゼントされる仮想アイテムポイント数累計の統計を単純にとっても面白くない。

今回は各メンバーへのプレゼントポイント数の多い上位3名のファンのポイント数合計が、そのメンバーが獲得したポイント数総計の何パーセントを占めるか、計算してみた。

言い換えると「各メンバーがいかに一部のファンに依存しているか」指数みたいな感じ。

特定のファンに依存していると、上位ファンが「推し変」した場合、獲得ポイントが急落する。

特定のファンに依存していなければ、上位のファンが「推し変」しても、そのメンバーは比較的安定したポイント数を確保できる。

今後AKB48 Team TPが総選挙を行ったときも同じ傾向になると思われるので、調べてみた。

↓こちらが上位3名のファンへの依存度ランキング

表形式だと分かりづらいので、縦軸に上位3名のファンへの依存度、横軸に2019/03/09までに獲得したポイント累計数をとったのが下図。

点線は線形の近似曲線。

右上ほど「累計ポイントは多いけれど、上位3名のファンに依存している」、つまり「狭く深く」のファン層。右下ほど「広く浅く」のファン層ということだ。

左は「そもそも獲得ポイント数が少ないのでがんばりましょう」となる。

さて、単純に累計獲得ポイントでいうと、周佳郁、林于馨、李佳俐がTOP3だ。

しかしこのうち周佳郁、李佳俐は、上位3名のファンに総ポイントの85パーセント以上を依存している。極端な話、上位3名が「推し変」すると獲得ポイントは5分の1に急落する。

上海SNH48用語で言えば「単推王」に依存しており、人気が不安定ということだ。

近似曲線から上の方へ離れるほど、人気は「狭く深く」で不安定ということになる。

逆に特定のファンに依存せずまんべんなく支持を得ているのは、右下の方、林于馨、冼迪琦、陈诗雅などだ。

このあたりのメンバーは、上位3名のファンに多少変動があっても、累計獲得ポイントは小幅な変動だけですむ。

近似曲線から下の方へ離れるほど、人気は「広く浅く」で安定していることになる。

スティッチ(冼迪琦)、みやび(陳詩雅)の人気が「広く浅く」型で安定しているのは、活動の様子を見ていても「なるほどそうだろう」と納得できる。

やっぱりトップメンバーは「広く浅く」の支持でこそ安定する。

ただし、AKB48 Team TP全体として見ると、つまり近似曲線の高さを見ると、特定のファン圏への依存度が高すぎるのでは?という気がする。

AKB48 Team TP全体でいうと、おおむね65パーセントの獲得ポイントを、各メンバーTOP3のファンに依存していることになるからだ。

以上、本当は上海SNH48公式アプリ「Pocket48」の「鸡腿」と比較すると面白そうだが、SNH48はメンバー数もファンの母数もTeam TPよりはるかに多く、手で集計するのは不可能なのであきらめる(汗)。