上海SNH48 Team HIIホワイトデー特別公演でユーサン(宋雨珊)がシャオスー(林思意)に本気の告白

今日はホワイトデーということで上海SNH48 Team HII、北京BEJ48 3チーム連合が特別公演を行った。

その上海SNH48 Team HII特別公演の自己紹介MCでとっても印象深いシーンがあったのでご紹介。

ホワイトデーにかけてトークのテーマは告白だったが、ユーサン(宋雨珊)の番になったところで「我不行(わたしダメ)」と言ったきり、その場にしゃがみこんでしまった。

その後、となりに立っていたシャオスー(林思意)が涙をふいてハグしながら慰めてあげると、ユーサンは「我好了(良くなった)」とマイクにつぶやいて客席が大爆笑。

いつもクールで感情を見せないキャラ設定のユーサン(宋雨珊)が、どうしてここまで感情をあらわにするのか。

この場面を見ただけで全然ピンと来なかったのだが、じつはユーサンは2017/04/05のシャオスーの誕生日に下図のようなツイートをしていたらしい。

シャオスー先輩 誕生日おめでとうございます

いま後輩としてこういう話をするのはほんとにすごく不思議な感じです。以前まだファンだったとき、毎回あなたのツイートを読んだり、自撮りを見たりして、癒やされてました。ほんとに美しい人だなって…

入団した後、最初に本物のあなたを見たのはキャンプ訓練のときで、全身ボーッとして、それから泣いてしまいました。ああっ、恥ずかしいって。

そのあとやっぱり勇気を出して少し話をして、部屋に帰ってからずっと転がりまわって…感激してもうダメでした。

デビューしてから、先輩のことが好きだけれど、自分から会いに行ったり、話しかけたりする勇気がありませんでした。だって私はまだ十分良くないと思ったから。

すごく優秀になってから、あらためてみんなにシャオスー先輩が大好きですって言おうと思ってました。

そうやってシャオスーのファンってリアルにクオリティー高いってみんなに思わせたいから。でもやっぱり暴露しちゃった…

いまウェイボー(訳注:中国ツイッター)でお互いにフォローしあってるのを見ると、じつはちょっと信じられない気持ちです…

でも2014年から今まで、あなたはずっと私の原動力で、まるで癒やしの天使みたいで、とても神聖な存在です。

でも私の性格と能力とかが足りなくて、今もちょっと気まずいです。でもやっぱり努力し続けます…

何て言うか…先輩の仕事が順調でありますように、それから何ごとも思うままに行きますように。それから 誕生日おめでとうございます♥

これを読んで筆者は「百合バンザイ!!」と思ったわけではない。

ここまで後輩に慕われる先輩を生み出せるSNH48は、AKB48と決裂したとかそういうことと全く無関係に、中国の女性アイドルグループとして十分成功してるんじゃないかということ。

他にもSNH48の先輩にあこがれて入団したメンバーは少なくない。

日本でもAKB48初期にはハロプロのファンでアイドルになりたいと思ったメンバーがいたように、アイドルグループ文化はメンバー側もファン側も、こういう好循環で定着していくんだろうと思った。

あとは事業として継続できる程度にちゃんと利益を出し続けられるか、という現実があるだけ。