今朝、上海SNH48ファンになって以来いちばん驚いた情報。SNH48に多数の楽曲を提供している「ASPJ」が「agehasprings Japan」!!
agehaspringsを知らない方はググって下さい(汗)。筆者が初めて知ったのは大好きな曲、中島美嘉『ORION』を作曲した百田留衣が女性っぽい名前だけど男性らしい、というところからネットで調べたとき。
2019/03/20深夜にSNH48の音楽総監・滕少さんが中国ツイッター(新浪微博)でこの件を初めてネタバラシした。こちらがその長文ツイート。
以下、日本語試訳する。
最近楽屋裏の作曲家の情報についてフォローしている人がけっこういるけれど、そういう作曲家はいくつかの国や地域の人だったり、違う会社やグループだったりする。いまみんなにちょっと紹介したいのは、今の制作者名でかなりよく出てくる先生たちのこと。
【ASPJ】は2016年初めからオリジナル曲の制作案に参加している重要なパートナーで、『Journey of Heart(心的旅程)』公演に続いて、『ドリームフラッグ(夢想的旗幟)』公演など、重要な節目になるオリジナル曲のコンテンツにさんかしている。
なかでも『私の舞台(我的舞台)』『ドリームフラッグ(夢想的旗幟)』はきっちいちばん人気のある曲だと思う。
↓SNH48『私の舞台』
↓SNH48 Team X『夢想的旗幟』
ASPJという名前を見て、とても謎めいていて、今まで名前を聴いたことがないのにどうして音楽のクオリティが高いんだろうと思う人はたくさんいるだろう。
実は【APSJ】は日本の【Agehasprings Japan】の略称で、日本トップクラスの音楽制作会社だ。配下に大量の優秀な作曲家、タレントがいて、優秀な芸能事務所やタレントマネジメント会社とコラボしている。
もし興味のある人がいたら【Agehasprings】というキーワードで調べれば、日本で制作した優秀な作品がたくさん見つかるだろう。
僕とASPJの縁:
2013年、日本に旅行に行った時、日本の友達の紹介で、ASPJのK社長と面識になり、ASPJ事務所に招待して頂いた。当時は普通の交流で、具体的なコラボも何もなかった。
ただずっと連絡は取り続けていて、2016年にオリジナル曲制作を始めたとき、突然K社長のことを思い出して、何度かメールで連絡をとった。
そしてじっさい東京まで訪問しに行って、ASPJの実力と作品のクオリティーを具体的に理解し、実験的にコラボすることになった。
日本人の制作スタイルと中国人は少し違っているので、仕事のやりとりの中で、意見が分かれることもあった。今でも、僕らの仕事のスタイルはやっぱり少しリズムが合わないこともある。
でも何度も作品のコラボをやってきて、僕らの求めにも基本的に満足してもらって、僕らの企画のいろんな曲風やテーマの転換にも最大限に協力してくれた。
もちろん、純粋な日本企業なので、仕事のリズムは中国のリズムとかなり違う。特に作品を手直ししたりやり直したりするとき、僕ら双方の仕事のスピードや企画に対する理解はかなり違っているかもしれない。
でも僕らはできるだけお互いに批判したりせず、互いに認めあって、より良い作品を作り出せるように、彼らもとても大きな手直しをしたりして、僕らの求めやスピードに合わせてもらえた。
2018年にK社長が上海に旅行で来られたとき、僕も『HEADING NEWS』公演に招待した。ASPJはこの公演にも少なくない楽曲を提供してくれているからだ。
これからもたくさんのプロジェクトでコラボを続けていくし、いま制作中の作品をこれから世に出せることを楽しみにしている。
僕らのオリジナル曲はすべて、ほとんど企画と設定どおりにオーダーメイドで制作しているので、たくさんの楽曲から曲を選ぶという事例はない。
なので日本とのコラボでも、韓国、アメリカ、ヨーロッパのパートナーとのコラボでも、しっかりコミュニケーションをとって仕事を進めていて、それぞれの特徴やコミュニケーションのスタイルをとても順調に見つけ出すことが出来ている。
今後も他のいくつかの制作チームを紹介するチャンスはあると思う。
ASPJのSNH48代表作
『我の舞台(我的舞台)』『ドリームフラッグ(夢想的旗幟)』『HEADING NEWS(頭号新聞)』『Endless Story(魔女的詩篇)』『解語者』『Sweet Festival』……
P.S. 僕個人的にはASPJの『ローマの休日(羅馬假日)』がかなり好きだ。
・・・というわけでSNH48がオリジナル曲を制作し始めて以来の最大のナゾ、「ASPJとは誰か」が解けて今日からぐっすり眠れるし、改めてSNH48オリジナル曲を誇りに思える。
SNH48は台湾、韓国にもパートナーを持っていて、音楽制作陣の人脈がすご過ぎる。通りで2016年のAKB48からの独立後もあれだけのクオリティのオリジナル曲を作り続けられるわけだ。