上海SNH48がAKB48から独立前後で「五四運動」対応が180度変わった件

2019/05/04は中国の抗日・反帝国主義大衆運動「五四運動」100周年だったが、じゃあ上海SNH48は結成された2012年から去年2018年まで何をしていたのか。

過去の中国ツイッター(新浪微博)を調べてみたら強烈に面白かった。

2012/05/04は完全スルー。

2013/05/04も完全スルー。

2014/05/04も完全スルー。

2015/05/04も完全スルーどころか水着MVの宣伝。

2016/05/04も完全スルーで初のオリジナル曲『源動力』PR。

そして2016/06/10にSNH48はAKB48から独立する。

その翌年、ガラッと変わる。

2017/05/04にSNH48は中国国営テレビの五四青年節最大の特番『五四青年節晩会』に出演し、中国共産主義青年団から「優秀青年」の表彰をうけている。

2018/05/04も、中国国営テレビの五四青年節特番に出演している。

AKB48独立前後で見事に五四青年節への対応が180度変わっている。

これが何を意味するのか。

そうしないと中国芸能界で生き残れませんよ、ということだ。

今回の再上陸でAKB48 Team SH運営はそれを分かっているので、中国国営テレビの五四青年節特番に参加したと言える。

大事なことなのでもう一度書く。

SNH48でさえAKB48から独立後にようやく五四青年節特番に参加したが、AKB48 Team SHは結成後はじめての五四青年節でさっそく参加している。

ただし、AKB48 Team SHにとってこの先の道は二者択一だ。

「AKB48の中国チーム」の道か、「中国のアイドルグループ」の道か、どちらかであって、中間はありえない。

そしてAKB48 Team SHは今回の五四青年節で、後者へはっきりと一歩踏み出している。

ちょうどSNH48がAKB48から独立後にそうしたように。